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2008年12月6日土曜日

【測定】Gain - Phase

測定対象は4433kHzのクリスタルである。

黄色のトレースが振幅特性(利得特性:Gain)、空色のトレースが位相特性(Phase)を示している。この機械は入ったばかりなので、マニュアル片手に只今操作のトレーニング中だ。特殊な機能は内蔵しないようなので常識的な操作でだいたい何とかなりそう。hi

クリスタルの直列共振周波数fsと並列共振周波数fpは、振幅特性からではなく位相特性から求めると精度が良い。
見ての通り共振点(fsとfp)で位相が急変し、横軸ゼロ度(画面中央)を横切るからである。振幅特性からピーク点とディップ点を求めるより明確だ。 位相が遅れる軸下側がインダクティブ、進む上側がキャパシティブであることがわかる。クリスタルはこのインダクティブな範囲のどこかで発振するのだが此れくらいは常識か。(笑)

スペアナ+トラジェネではスカラー量(=振幅特性)しかわからないので・・・ネットアナ(VNA)の面目躍如といった所だろうか。何れにしても高額(?)なオモチャである。

4 件のコメント:

  1. こんばんは。

    VNA、欲しくはありますが使いこなせそうも無いので
    まだ手を出すことはなさそうです。(笑)

    テストセットなど色々と必要そうですし、
    それこそ測定の本質がわかっていないと
    何をやっているかわからなくなりそうで。HiHi

    きれいなカラー画面ですがどこのメーカーのVNAでしょうか?

    特性を知りたい物がありましたら
    送りつけますのでよろしくお願いします(爆)

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  2. JE6LVE 高橋さん、こんばんは。 寒くなりましたねえ。

    早速のコメント有難う有難うございます。
    > まだ手を出すことはなさそうです。(笑)
    測定器マニア必携のアイテムですから、是非手に入れて下さい。 使う、使わないはその後で考えましょう、(爆)

    > テストセットなど色々と必要そうですし、・・・
    テストセットも様々ですが、パワースプリッタは最低限必要ですね。(内蔵している機種も多いです)

    スペアナは管面に波高でレベル表示する「パノラミック受信機」の概念ですからHAMには理解し易いですね。ネットアナは回路網の理解も必要になりますからね。まだGain-Phase測定はわかり易い範疇でしょうか。(笑)

    > 送りつけますのでよろしく・・
    はいはい、了解。測定器有効活用の為に送って下さい。(爆)

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  3. 加藤さんこんばんわ。

    VNAの中古は時々見かけますが、誤差補正を考えると校正キットの購入が必須となります。
    むしろこちらの方が出回っていないようです。ワンランク上のVNAがどこかで使えれば?校正キットの定義付けという手もありますが、いづれにしろアマチュアには、なかなか手を出すのは難しいので、加藤さんのこれからのレポートに期待しています。
    私の場合はスペアナすら使いこなしていないので、夢の測定器です。(もっとも中古でもVNAを購入するお金もありませんが...)

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  4. JS1XFN 青木さん、こんばんは。

    いつもコメント有難うございます。
    > 校正キットの購入が必須となります。
    最近の機種は賢くできていて、校正もずいぶん容易になっていますが、意味をわかってやらないとかえって収拾がつかなくなります。(笑) やっぱり最低限のアクセサリは必要ですね。

    測定の仕組み自体はそれほど難しくもないですが、4端子回路網が多少なりともわかってないと・・・。使用頻度が低くて持ち腐れじゃ勿体ないですよね。 熟成して値が出る訳でもなし。(爆)

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