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2009年2月7日土曜日

【書籍】今月のQST(2)

QST誌はARRLの機関誌でJARL NEWSに近い存在だ。紙面はCQ 誌にも近いように感じるが、記事はかなり吟味され検証もするようだから比べては気の毒かも知れない。 昨今はJARLのページが巻末に付いたことでCQ誌の性格はよりQSTに近づいたようだ。

さて「今月のQST」とは言っても80年前の1929年2月号である。先月号より面白そうな記事が並んでいる。今月は詳しく紹介してみたい。(頒布要領は末尾にあり)

え?JA- CQ2月号はやらんのか?って。 はい、やりません。(^^) どうやら辛口ご声援は評判甚だ芳しからず。(やれやれ・笑)


さて、QST 1929年2月号である。始めの部分にあって、かなりのページを割いているのは、CW送信機のキーイングに関する解説だ。

当時、そろそろB電波(火花送信機)の時代は終わったようだが、CW(無線電信)は無線通信の主役である。送信機は全段C級増幅であり、パワーが大きくなるにつれキーイングは難しくなっていた筈だ。 QRPな送信機なら、アンテナキーイングやB+のキーイングも通用したろう。 ハイパワー化が始まった頃として送信機のキーイングは扱うべき重要なテーマであったようだ。




電源に使うパーツとして、RCAからUX-866と言う『水銀蒸気整流管』が登場した。これは大きなニュースであったはず。

その最新型整流管を紹介する記事である。 Si-Diは未来のデバイスで登場していないから電源の悩みは少なくなかったようだ。 ホウ砂水溶液に純アルミと鉛の電極板を差し入れた容器を多数並べた「電解整流器」(通称:ケミレク)も実用にされていたころである。 受信機用の小電流なら高真空整流管も登場していたが、ハイパワー送信機ともなると効率の良い(=内部電圧降下の小さい)整流素子が待ち望まれていた。 その答えの一つが水銀蒸気整流管である。優秀な 866系水銀蒸気整流管はその後も長く重用された。(国産の2H66も同じ系統のもの)なお、環境を汚染する水銀を含む電子部品は、使用後の廃棄処理の問題があり、現在においてはお薦めできない。

この送信機は、三極管・UX-852をPush-Pullに使って自励発振させている。いきなりアンテナに給電する送信機である。

特徴的なのは、UX-852のプレートに電源トランスで昇圧しただけのAC(交流)をそのまま加えていることだ。 電源部にはトランスがあるだけで、整流器や平滑回路はないのである。キーイングはトランスの一次側で行なっている。 大きなパワーを扱う送信機用の電源回路は厄介で、欠点は承知のうえで、整流せずに済ませたいと考えたのだろう。

今どきこんな野蛮な送信機は認められないが、簡単なテストオシレータ程度なら、AMラジオにはかえって信号がわかり易くて良いかも。(?)

1929年スタイルの標準型受信機である。
受信機は未だストレート型が全盛で、図のような1-V-2式である。 高周波増幅は入力側非同調のバッファアンプで、アンテナの動揺やボディ・エフェクトなどによる再生検波への影響を軽減するのが目的だ。電波も少ないから混変調は気にならなかったのだろう。

ゲインは殆どなくともRFアンプを再生検波式ストレート受信機に付けるのは現在でも意味がある。もちろん半導体式でも有効だ。

コイル製作の連載:第一回目である。
この時代、部品の自作は特殊なことではなかった。高価で得難いなら努力と工夫で解決するのが当然だったのだ。

特にコイルは既製品ではまかないきれず手作りが普通であった。しかし、今と同じくコイル巻きは敬遠されたようだ。製作の要領と勘所を解説する記事は無線雑誌でも良く見かけるもの。

時代は変わっても、コイルの本質は変わらない。今でも通用しそうな記事だろう。連載でソレノイド巻きだけでなく、ハネカム巻き、バンク巻きなども扱う。


UV-861と言う新鋭のスクリーングリッド4極管紹介と、それを使った送信機の記事である。 既にお金さえ出せば、ハイパワーも可能な時代にあった。現代のリニヤアンプとさして違わない構造設計が確立されているように見える。

左の写真の右下に小さく見えるのが、受信管のUX-201Aだからずいぶん大きな球である。450THくらいの感じだろうか。


マルチレンジ電圧計を製作する記事だ。
小遣いの少ないアマチュアはオンエアが優先だから測定器は手の出し難い分野だ。 そうは言っても回路の状態は確認したいもの。
フルスケール1.5mAの可動線輪型電流計(いわゆる普通のメーター)を使い、倍率器を付けて幅広く電圧が読めるよう工夫している。汎用測定器のハシリ、現代のテスター(回路計)のご先祖のようなものだろうか?

肝心のメーターは$12-で、そのほかも合わせると$35-の製作費用だ。このQST が1冊¢25-なのだから、当時の物価を考えたら結構高額だ。



たくさんある絵入りの広告ページが面白い。
先月号でも話題になったVibroplex社のバグキーだ。 バグキーその物は有線通信(電報)で使われ既に実績のあるキーヤーだったようだ。

構造は今も基本的に同じだ。OMさんから譲って頂いた一台があるのだが、下の絵と殆ど変わらないように見える。

他の広告も面白くて、欲しい物がいっぱいで思わず買いたくなってしまった。まずはTime Machineの手配が先かな?(^^)




広告ついでに、頻繁に登場するBURGESS社の乾電池である。
この四角いものはBバッテリーで、プレート電源(B+)に乾電池を使っている受信機も多かったことを伺わせる。

後世のmt管を使った電池管式ポータブルラジオ用ではなく、これは据え置き型のラジオ用である。 長時間使えるように、それなりの容量の乾電池を使っていた。 やがてEver Readyの乾電池も登場するが、当時はBurgessがトップブランドだった。それから幾星霜、隆盛だった会社も時代の波間に消えて行った。

さて、QST:1929年2月号をざっとレビューしてみた。当時の無線事情が感じられるだろうか?

今も昔も『実験的な記事』は面白いもの。PDF版をお送りするので『QST希望』のタイトルで、お名前・コールサインを書いた空メールを『ttt.hiroアットマークgmail.コム』まで。 折り返し添付で返信します。(約11MBあり。メールボックスの容量制限に注意!)常連さんでないお方は数語でも何かお書きを。届いたQSTは個人の範囲でご覧を。 本日(2月7日)より数日間対応の予定。 遠慮せずにどうぞ。==>期限も過ぎたので終了す。(2月14日)

20 件のコメント:

  1. おはようございます。

    昭和4年のQSTですね。
    日本ではコールサインが改変され,日本本土,
    植民地がJ1~J9と地域ごとに分割される。
    独立した機関誌として「JARLニウス」を関西で発行。
    があった年なのだそうです。
    「植民地」と言うのが軍国主義時代を感じます。

    >CW送信機のキーイングに関する解説だ。
    キーイングというとチャピリやクリック、波形などを考えますがもっと凄いですね。^^

    この当時のCWを受信するとブーンと変調がのった電波が聞こえたのでしょうか?

    Vibroplex社は当時からあったとは驚きですが、バグキーなど今でも変わらないのはもっと驚きです。超ロングセラー商品ですね(笑)

    JA-CQ誌は縁が切れてしまいましたか?(爆)

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  2. 火花送信機の動画には驚きました。
    知らないでみると、溶接か、それともグラインダで金属を削っているかと思ってしまいますね。

    ご近所のAAA津村OMによれば、戦後しばらくしてからも、火花送信機を予備に積んでいた外国船を見たことがあったとのことです。
    いまだにCWが完全には消えないのと同じで、慣れ親しんだ技術とは簡単には別れられないものなのでしょう。

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  3. JE6LVE 高橋さん、おはようございます。

    コメント有難うございます。
    > 「植民地」と言うのが軍国主義時代を感じます。
    世界全体が戦前の植民地全盛&帝国主義の時代ですね。 1929年は世界恐慌になる年ですが、社会の実像としては近代化され、庶民の生活も安定していたように感じられます。 日本の素人無線も開花した時代ではないでしょうか。

    > ブーンと変調がのった電波が聞こえたのでしょうか?
    B電波(火花)の受信音の録音を聞いたことがありますが、ザーザーと言う感じでした。 整流していない送信機の電波は、米国は60Hzですから、60 or 120Hzで変調が掛かった音なのでしょうね。(笑)

    > 超ロングセラー商品ですね(笑)
    もう変える必要もないくらい完成されたメカと言うことなのでしょう。 それはそれで素晴らしいと思います。

    日本は敗戦し焼土と化した関係で、戦前と戦後の間に一旦『リセット』が入ります。 米国は自国が戦災に遭った訳ではないので、社会や仕組みは連続ですね。 そのあたり、戦前・前後と区別したくなる日本人とは違った感覚を持っているようです。

    > 縁が切れてしまいましたか?
    JA-HAM自身が変革を望まないのなら、出版としても何も変えられないのでしょうね。(やれやれ・笑) 身動きが取れないのなら、辛口の意見は単なる批判と捉えるしかありません。縁が切れるのもやむを得ないところです。
    今はRadio Experimenter = HAMではないので、ある意味でこのBlogはHAMに向けたものではないんです。(笑)

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  4. JA8IRQ 福島さん、こんにちは。

    コメント有難うございます。
    > 溶接か、それともグラインダで金属を削っている・・
    確かに、そのように見えますね。 あんな送信機で一度波を出してみたいです。各種放送や通信を妨害したとして、新聞沙汰でしょうねえ。(爆)

    > 火花送信機を予備に積んでいた外国船を・・・
    JA1CA故・岡本OTの随想にもそうしたお話があったように思います。 戦後すぐと言えば火花送信機全盛からそれほど遠い時代ではありませんね。予備に積んでいても不思議ではないです。

    > 慣れ親しんだ技術とは簡単には別れられない・・・
    デジタル通信万能の時代にあって、未だにマルコーニの電信が使われているんですから・・・。CWは元々デジタルでしたか。(笑)

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  5. .。o○とっくの昔に、死に絶えている、「無線と実験」という雑誌がありますが、あの雑誌名どおりに、わたしは、HAM=RadioExperimenter/無線と実験だといまでも思っています。どんなにインターネットが普及しようが、やっぱり「無線」は無線でしょう。最先端である宇宙航行でさえ、いまだというよりずっと先まで太陽系内はもちろんそのずっと先まで、無線通信なんですから。\(^o^)/ 太古のSFから超空間通信とかタキオン通信なんてものが登場しますが、ワープ航行と同じで実現するかどうかは??です。「無線と実験」が無いアマチュア無線ならそれはもう無に等しいようなもんですね。ネバーエンディングストーリーに出てくる「無/NOTHING」が、この領域にも押し寄せてきているならまあそれはそれでしょうがないでしょう。でも日本だけは、まさに特異領域ような気がしますが。

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  6. Gammoさんは、JF3HPN西島さんですね。 こんばんは。

    コメント有難うございました。
    『Radio Experimenter』たちの集まりから先ほど帰ったばかりです。(笑)

    > HAM=RadioExperimenter/無線と実験だと
    > いまでも思っています。
    昨今、アマチュア無線が揶揄される対象に成り下がったのは、まさしくExperimentationを忘れ、HAM bandを覗けば愚にもつかないことしか聞かれないからです。 
    雑誌を見ても焼き直しでばかりでは進歩の欠片も感じてもらえないでしょうねえ。 もちろん、過去が悪いと言うのではありません。併しそればかりではいけない。 結局、進歩性の無さが停滞(衰退)を招いています。

    限られた実験者たちは、今夜もEye Ball なコミュニケーションを楽しんでいましたね。(笑) 実験を楽しむセンスを持った人たちは、これからも生き残って行くと思います。ごく僅かかも知れませんが。 そうした意味で、悲観的ではないつもりです。

    とても難しいコメントを頂いてしまいました。どうも有難うございます。(笑)

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  7. おはようございます。

    以下、本題とはそれますが、加藤さん、昨日は懇親会への参加お疲れ様でした。いろいろな面で収穫が多かったことと思います。

    私も末席を汚させていただきましたが、アマチュア無線界ではすでに少数派かもしれない「Experimenters (Creators?)」の皆さんは前向きで、何かにつけて「変化」を求める人種のようです。

    二次会では某連盟や某出版社への苦言はなかったものの、某クラブや、現在そこで行われている「2m FM 1000km/WTP Exp.」について、さまざまな意見が飛び交いました。

    その他では、ついに消えゆく運命となった「LDプレーヤ」をなんとか自作できないか、という話が出たのは面白かったです。流れの中で、残念ながらご家庭の事情で早くに退席された坂本さんが、かつて某音響・映像機器メーカの研究部門にお勤めだったということがわかり、これには驚きました。

    EvereadyのB電池といえば、今でこそ殺風景ですが、以前のものは猫の絵と「Nine Lives」の文言が書かれていました。Antique Electronic Supply社のカタログか何かで見た記憶があります。きっと「それだけ長持ちするよ」と言いたかったのでしょう。Hi.

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  8. JG6DFK/1 児玉さん、こんにちは。 昨晩はどうも。

    コメント有難うございます。
    > 「Experimenters (Creators?)」の皆さんは前向き・・
    皆さんの作品を拝見できてとても楽しかったです。次回はもうちょっと気の利いた物を持参したいと思います。

    > さまざまな意見が飛び交いました。
    二次会は別の「島」になったので、どんな内容かわかりませんが、楽しい話題なのでしょうね。うわさ話?(^^;;

    > 「LDプレーヤ」をなんとか自作できないか・・・
    拙宅にも一台ありますが、そろそろ限界なので早めにダビングしないと旨くない感じです。 ハードオフで安価にあったように思うので、それをばらして部品取りするのが楽かもしれませんね。

    > メーカの研究部門にお勤めだったと・・・
    ご作品を拝見すれば、お仕事もわかる気がします。ご常連のNさんも元某有名計測器メーカーでしたね。

    > EvereadyのB電池といえば・・・
    国産の積層乾電池は全滅なので、海外から購入する人もあるように聞いています。おそらく、送料が馬鹿にならないでしょうね。 100均006Pを分解し、組み直して自作する方が現実的な気もします。見かけに拘るなら、厚紙に印刷して箱を作ればOKでしょう。 そんなファイトはお持ちじゃない?(笑)

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  9. こんにちは。

    「アマチュア無線アイデア百科」に
    接点式ブザーを吸音材と一緒に金属ケースに入れて、
    接点から引き出したケーブルをBPFにつなぎ
    430Mhz台のSGに使うという記事がありました。

    火花送信機とは少し違いますが、スパークのノイズを利用する記事を見たのはこれが最初で最後でした。

    有名なヘルツの実験は火花放電をさせて、離れた部屋に置いたリングの放電を確認したと言うことですがどれほどの放電をさせたのでしょうね?^^

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  10. JE6LVE 高橋さん、こんにちは。 北関東は晴天ですが、強風が吹き荒れています。

    コメント有難うございます。
    > 「アマチュア無線アイデア百科」に・・・
    はて、どんな本だったのか思い出せません。(笑)
    誠文堂の本ですね。細かいアイディア記事が満載でその中に「火花式SG」があるようで。 火花放電は非常に広帯域なノイズを出すそうですから、フィルタで選り分けると信号源にもなりそうですね。 火花式ノイズジェネレータ。hi hi

    > どれほどの放電をさせたのでしょうね?^^
    ヘルツの実験の再現があったように思うので、後で探してみましょう。 いま実験したらマズいでしょうねえ。

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  11. 加藤さん、こんにちは。

    > 楽しい話題

    詳しくは触れませんが、おそらく、加藤さんがおいでだった島の方がずっと楽しい話題ではなかったかと推測します。こちらの島ではヒートアップする2名+フォロー役(!?)1名を尻目に、私も含めた残り3名(後には2名)は傍観、といった図式が成り立っていました。Hi Hi.

    > 送料が馬鹿にならない

    B電池は送料だけでなく本体価格も高いですから、確かに安い積層乾電池を流用した方がいいかもしれません。006Pのみならず、単5サイズの12V積層乾電池が秋月で安く売られていますから、67.5V電源のラジオにも組み込みは容易でしょう。

    ネックはスナップの部分でしょうが、古いオリジナル電池があるならそこだけを取り出して流用すればよさそうです。

    本体側の改造をいとわないのであれば、006Pスナップか単5電池フォルダを必要な数だけ直接組み込んだ方が電池交換は楽かもしれません。

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  12. JG6DFK/1 児玉さん、こんにちは。

    コメント有難うございます。
    > こちらの島ではヒートアップする2名+フォロー役・・
    直接の議論ですから、幾ら熱くなっても喧嘩にはなりませんね。 掲示板とかメールでやるとややこしいことになります。 会社でも会って話せば良いものを延々と文字(メール)で・・・見ている端の物がやりきれません。相手の顔色もわかるし、やはりオフ会が良いですよ。(笑)

    こちらの島では昔のコンピュータの話題とか、色々面白かったです。

    > オリジナル電池があるならそこだけを取り出して・・
    学生の頃、研究室の計器の電池がなくなりました。特殊な電池で交換用が見つかりません。それで、友人が外側を使って中に別の電池を仕込んだモノを作っていたら教授から白い目で見られていました。 工学的な見地から言って無意味なことをしていると思われたのでしょうねえ。(笑)


    機器を動作させて実用にするのが目的なら、入手できる電池で代用できるよう、改造して仕舞うのが正解だと思います。実用でない骨董品なら別でしょうが・・・。

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  13. オフ会、楽しかったようですね。^^
    ネットでの会話も楽しいですが、やはりアイボールやQSOでの生の会話にはかないません。

    LDプレーヤーは私も持っています。
    LD BOXと一緒に購入したのですが、そのLD BOXも同じ内容の
    DVD BOXが出てしまいどうするか思案中です(笑)

    古いメディアといえば松下のPDも10枚ほど・・^^;
    普及しないメディアは不幸ですね(爆)

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  14. JE6LVE 高橋さん、こんにちは。
    カミさんと買い物に行って来たのですが、北西の風が強くて寒かったです。北海道は大雪とか・・・。

    コメント有難うございます。
    > アイボールやQSOでの生の会話にはかないません。
    会話はその場で消えて無くなってしまいますが、文字でのやり取りの数10倍以上の情報交換が出来ますね。 何処にポイントがあるのか、ニアンスでわかるのも良いです。 関西のオフ会にも一度は参加してみたいですね。

    > DVD BOXが出てしまいどうするか思案中です(笑)
    売れ筋はDVDやBDでも発売されるようですね。LDだけしか存在しなかった物は、DVDかBDに焼くしかないようです。LP Record→CDに焼くのと同じ感覚?(笑)

    > 松下のPDも10枚ほど・・^^;
    ちなみに、拙宅ではZIPドライブが・・・メディアも30枚くらいあります。 昔はバックアップ用だったのですが、全部合わせてもUSBメモリ1個の方が大容量です。(爆)

    返信削除
  15. >小遣いの少ないアマチュアはオンエアが優先だから測定器は手の出し難い分野だ。

    SANWA、HIOKIのカタログを眺めていた
    学生時代を思い出します。$12のメータは12000~24000円くらいの感覚でしょうか。

    >Time Machineの手配が先かな?(^^)

    ヤフオクというタイムマシンがあります。
    しかし最近買ったRJX某はジャンクというか電池の液漏れで笑ってしまうくらい朽ち果ててました。電池が大きいと液漏れの量も半端ではなかったようです。素人の出品者さんを責める訳にも行きません。
    タイムマシンに期待すると後悔するのはよくある映画のストーリーです。

    メールお送りしますのでPDFお願いいたします。

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  16. JL1KRA 中島さん、こんばんは。

    コメント有難うございます。 ご家族のご容態は如何ですか? 懇親会ではお会いできず残念でした。

    > $12のメータは12000~24000円くらいの感覚・・
    流石に80年前で、しかも米国ともなると、生活の実感がわかないのですが、相当高額だったように思います。

    > ヤフオクというタイムマシンがあります。
    新品は手に入りませんが、入手する術はありそうですね。特に米国のe-Bayは自国が戦災に遭わず、国土も広大なためか古い物品が実に良く残っているようで感心します。 乾燥した気候風土もあってか保存状態も抜群らしいです。 タイムマシンと言えるかもしれませんね。

    > 後悔するのはよくある映画のストーリー・・・
    タイムマシンといえば、H.G.ウエルズの「タイムマシン」から、例の「タイムトンネル」、デローリアン型の「Back to the Future」まで色々ですね。 いずれも面白いので好きですが、今もう一度見たいと思っているのは、似た系統の映画「Final Countdown」です。タイムマシンではないのですが・・・。(笑) 80年前のQST後で送ります。

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  17. 加藤先輩こんばんは。

     昭和4年ですか。小生の父親の生前ですね。
    とっても昔、大学時代に火花送信機とコヒーラの何とか式通信機を見学に、教授に連れられて、横須賀の三笠に行った思い出が。。。

     減衰振動でザザー言う電信で、敵艦ミユですから昔の通信士さんは偉大ですね。それよりは時代が下がりますが、軍用もストレート受信機だったようで。アマチュアがACを送信管のプレートに供給していたのは、さもありなん。でも変圧器の一次側でキィーイングされていたようですが、ACを使うことで、変圧器のリアクタンスによる高電圧も軽減されるのでは、結構合理的かも。

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  18. exMCH 和田さん、こんばんは。

    コメント有難うございます。
    > 小生の父親の生前ですね。
    その頃を知っている人は90〜100歳でしょうか。 火花送信機は流石に大正時代の物らしいです。(笑)

    > 軍用もストレート受信機だったようで。
    火花の時代は、受信機もコヒーラ検波→鉱石検波→真空管ストレート・・・と変遷したようですね。 無線通信は長波が主ですから、スーパーの必要もなかったのでしょう。

    > 高電圧も軽減されるのでは、結構合理的かも。
    なるほど・・・。プライマリーキーイングは、古い送信機に有ったように聞きましたが、平滑コンデンサに溜まったチャージはどうしたのだろうと思ってました。 平滑回路ナシなら問題なかった訳ですね、(笑)

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  19. はじめまして、JA1ELQ 高橋と申します。
    このQSTを加藤OMから送っていただく時にメールの不調でOMにはお手数をお掛けいたしました。まだジックリとは読めていないのですが、この頃はコンデンサはCondenserだったのですね。英語でCondenserっていうと間違ってはいないけど普通はCapacitorって言うんだよと教わった私には新鮮でした。

    今後も寄らせていただきますのでよろしくお願いいたします。

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  20. JA1ELQ 高橋さん、こんにちは。

    コメント有難うございます。
    > コンデンサはCondenserだったのですね。
    大昔はコンデンサと言っていたようです。 たしか1940年代ころ学会主導でキャパシタに統一したのではなかったかと思います。 従って1920〜30年代の記事にはコンデンサって書いてありますね。 日本は「電容」とか「蓄電器」なんて言う呼称もありますが、やっぱりコンデンサでしょうね。お遊びで「チクデンサー」と言うもの。(爆)

    またお気軽にお立ち寄り下さい。

    返信削除

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