今年もハムフェアが開催された。 ここ暫く東京は有明:東京ビッグサイトが恒例の開催場所になっている。 そして残暑が厳しいのも例年のことだ。 重そうな無線機やジャン測を抱え、汗だくで「ゆりかもめ」に急ぐハムも昨今は少なめだ。 箱モノの出物が少なくなったこともありそうだが、会場に出店する運送業者の宅配サービスを利用する人が多くなったからだろう。
昨今は買物よりもお馴染みさんやネットで知り合ったお方とのアイボールが目的のようになっている。 もちろんメーカーの新製品発表も気になるのだが、暫くは現有機器で行こうと決めているので熱心にに見ると言うほどでもなかった。 実際、厳しくなった新無線設備規則に対応した機器はまだこれからと言った感じだろう。 新製品のTS-590は気になったが、他社も含めて来年あたりの方が面白いのではないか?
初日の傾向を一言で言うのは難しいが印象は次のようなものだ。「やや若返って人出もちょっと多くなったかな?」・・・という感じだ。 失礼ながら、例えば二文字コールのようなOMさんはこの猛暑の時期、お出掛けの無理はされないご年齢なのでは? 昨今は知り合いも含めてSKになられるOMさんも続出なのだ。 代わってBCLラジオブームの世代が隆盛になってきたように感じられた。
少しずつではあるが、中・高校生の姿も見られるようになってきた。 それもOMのお子さんではなさそうな学生さんも結構いて少しは未来に希望が持てるかもしれない。 HAMと言う趣味も若い人たちに世代交代すべきだと思う。
買物は目的にあらず。大したものはないが、恒例なので一応以下にメモしておく。(笑)
買物とは言っても、何か作る時に消費してしまうような部品を気付いた範囲で手に入れておく程度である。 もちろん、すぐに必要と言う訳でもないのだが、無いと不便、あったら便利と言うものを買っておいた。もちろん安いからと言って無節操に買い込むと消費しきれないのは目に見えている。
写真は北海道の通販店「ラジオ少年」のブースに出ていたラグ板だ。 私が作るのは試作的な一品料理なので回路は「ユニバーサル基板」上に組立ててしまう。 しかしAC電源回りなど大きめの部品が付く所はこうしたラグ板に載せるケースも多い。 これは同店でいつでも買えるが送料節約の意味でこの際購入しておいた。なお、写真では7Pラグ板とあるが、アースに接続される端子は数に含めないのがパーツ屋さんの常識だったと思う。従って写真は4Pと6Pのラグ板と言うことになる。
縦ラグ板(写真)は平ラグ板と共に真空管時代の代表的な配線用部品だ。 真空管で製作する人はもちろん持っているべきだろう。こうした回路図には現れない小物部品も揃えないと製作が捗らない。
基板をシャシに固定するにはこうした部品が欲しい。 長いビスとネジを切ってないパイプ状のカラーで浮かせる方法もある。
用途によって使い分けるようにしているが、ガッチリした固定には六角スペーサが良い。 シャシ上面から基板の着脱も容易にできるので便利だ。 これは一袋¥100−だったので2つ買っておいた。
さっそくネジ類を入れるパーツボックスに追加しておいた。 秋葉原やホームセンタで購入すると、そこそこのお値段である。消耗品扱いで補充しておけば重宝する。
以前のBlogで、秋月のTCXO:KTXO-18Sより少し高級なTCXOとして紹介したモジュールが出ていた。 嵩張らず軽量でお手頃の「来場記念品」が欲しかったので、これを買っておくことにした。
店頭には二つあったが、既に1つ持っているし他にも欲しい人があるかもしれない。一つで遠慮しておいた。 これが¥1,000−ならお買い得なのだが、自作をしない人には何の意味もないのだろう。
周波数は6.4MHzである。 1/64で100kHzや1/640で10kHzを得てPLLのリファレンスにするのがお約束の使い方だろうか? 周波数安定度に優れたPLLシンセサイザが作れる。 また、今どきのリグには必要ないが100kHzや25kHzまで分周すれば精度の良いマーカー・オシレータになる。 更には1KHzあるいは1Hzを得てゲート制御信号に使えば測定精度の良い周波数カウンタになる。
TCXOは昨今流行のRb-OSCや高級OCXOに比べれば絶対精度で2〜3桁ほど劣っている。 しかしスイッチオンから数分もすれば約0.1ppm以内の精度に入る。 常時通電しておけない機器にはむしろ向いている基準発振器だ。 消費電力も少ないから電源事情の良くないフィールド用の機器にも適している。
周波数の「高精度病」も結構だが、周波数基準器は使用環境や電源条件なども考慮して選択しないと不都合な点ばかり目立ってしまう。スイッチオンから最低30分以上も待たされるような無線機やオーディオ機器など私ならご勘弁願いたい。(笑) 一般家庭用ならスイッチオンから短時間で高精度になるTCXOの方がむしろ向いていると思う。 標準電波を使って入念に初期校正しておけば、1年間くらい楽に<1ppmの精度が維持できる。 揺らぎさえ少なければ絶対精度はそれで十分満足できる。
これはHAMフェアのジャンク品ではない。 会場でアイボールしたYさんに頂戴したものだ。 何でも破格で数個入手されたのだそうで「どなたか試してみませんか?」と言うお誘いに思わず乗ってしまった。(笑) Yさん、良いお土産になりました。どうも有難う。
Push-Pull回路を意図したRF用のPower MOS-FETである。 高耐圧RFデバイスであって、ドレイン電圧:Vds=80Vで使うのが標準だ。 従って例のMRF255アンプより遥かに良好なIMD特性が期待できる。(まあ、これは当たり前なのだが・笑)
しかし思うほど甘くはなくて、やって見るとRFデバイスの高電圧動作はなかなか難しいものがある。 特に広帯域アンプの設計でマルチバンドを目指すと安定した動作が大きな課題になる。 失敗すれば即座にPower-FET昇天の憂き目と隣り合わせだ。 低電圧のデバイスよりもずっとデリケートに感じる。 虎の子の石を使った試作では通電の瞬間は心臓が痛む思いだ。 なので精神衛生上は安価なIRF510あたりの方が宜しいのかも。 hi hi
このデバイスに関しては、いずれ100WクラスのPower MOS-FET Amp.を扱う時に詳しくでも。 あらためて過去の試作品と一緒に紹介してみたいと思っている。
−・・・−
会場では、CQ誌ほか出版社のお方が熱心に取材される姿を目にした。 来月号ではHAMフェアの熱気が誌面を通じて全国のハムにも伝わるだろう。 来年も沢山の来場があればアイボールは盛り上がるに違いない。 アイボールでしばしお話し頂いた皆さん有難う! お会いできなかったお方は来年こそ来場されては如何?
(おわり)
あらためてこんばんは~
返信削除前の日記にコメントを書いてしまいましたが、
土曜日はアイボールありがとうございました。
結局ハムフェア会場では同じラグ版とスペーサー、
5D用のMコネオスメスを買っただけでした。Hi
今日よった秋月では帯電防止袋やMP-MPの変換、
2N7000などを買ってきました。
しかし多くの方とアイボールできて本当に楽しかったです。
時間が経つのが早くて残念でした。
今日は朝からお台場の科学未来館、メガウェブ、上野の国立科学館から秋葉原と歩き回りさすがに疲れました。Hi
またお会いできることを楽しみにしています。
JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。 今日も暑かったですねえ。 都内の観光もたいへんだったでしょう。 ご無事にお帰りになったようで、何よりです。
返信削除さっそくのコメント有難うございます。
> 同じラグ版とスペーサー、5D用のMコネオスメスを・・
皆さん既に色々お持ちですから、余程の出モノでもないと食指が動きませんよね。 消耗品の購入が一番ですね。hi
> 2N7000などを買ってきました。
これは面白そうなので、後で買っておこうと思っています。 まあ、品切れになってもすぐに補充される部品でしょう。
> 時間が経つのが早くて残念でした。
あっという間でしたね。 こちら、懇親会も盛況で3時間半以上があっと言う間に過ぎてしまい、帰宅は24時直前でした。
> さすがに疲れました。Hi
暑いところ、ご苦労様でした。 明日はゆっくりお休みになって下さい。
来年もアイボールを楽しみにしています。
おはようございます。今朝も起き抜けから30度超えで参ります。加藤さん、高橋さんアイボールありがとうございました。
返信削除目ざとい皆さんはFBな戦利品を見つけてこられたようですが、私の方はジャンクのソーラーラジオ(ソーラーパネルが怪しそう)と、初日にもお会いした自作好きの方から2日目に寄付していただいた12.8MHzの水晶振動子くらいでした。
これ以上集めても、というのがあって、あまり積極的には探さなかったというのが正解かもしれません。4月のエレキジャック・フォーラムでもネタにされたらしいFPGAを使用したFMチューナのキットには目が留まったものの、すでに品切れとのこと。
初日の来場者は約2万人だったそうですが、2日目の入場者はそれよりずっと少ない感じでした。昼食時に利用したレストランは混雑とは無縁で、関係者が打ち上げで利用した場所に至ってはほとんど誰もいない状態でした。
どうやら来場者は初日に集中するようで、特に2日間通して来場する人は少数派になりつつあるようですね。今は30分もあれば一回りできそうな規模ですから、その必要もないのでしょう。それに交通費も馬鹿になりませんので。
ご承知の通り、主催者の懐具合がアレなようですから、来年以降の開催自体がどうなるかわかりませんが、いずれ1日だけの開催になったりして。Hi. かつては3日間という時期がありましたね。
今回は某クラブブースの運営に関わった関係で、準備も含めて3日間べったりでした。それに費やした時間や交通費などの諸費用もさることながら、日頃は全然飲まないのに3日連続の飲み会は(飲み代も!)さすがに大変でした。Hi. こちらも内情がアレなので、来年は出展するのでしょうか。
あと、久しぶりに会場で電波を出しました。Hi Hi.
JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。 今日も酷暑でしたねえ。 ハムフェア疲れは出てませんか?hi
返信削除コメント有難うございます。
> 目ざとい皆さんはFBな戦利品を見つけて・・・
目の良くない私は、いつもロクな物しかゲットできません。 どうしても探そうと言う意欲があれば別なんでしょうけれど、漫然と流して見ても良いものは目に入りませんね。
> 2日目の入場者はそれよりずっと少ない・・・
例年、初日の半分以下だったのではないでしょうか? 閉会間際の投げ売り狙いをされる元気なお方も少ないのでしょう。hi
> 来年以降の開催自体がどうなるかわかりませんが・・
宣伝効果がなければスポンサーも付かなくなるでしょう。そうなったら何処かの空き地にテントでも張ってやるんでしょうか。真夏にテント会場はやめて欲しいですね。(笑)
準備を含め三日間、お疲れさまでした。
加藤さん、ありがとうございます。
返信削除> ハムフェア疲れは出てませんか?hi
さすがに、今日は一日ほとんど何もする気力がありませんでした。この歳にして情けない話ですが、だんだん無理が利かなくなっていくような気がします。
> 例年、初日の半分以下だったのではないでしょうか?
過去の来場者数を調べてみましたが、少なくともここ数年は2日目の人出は初日の半分強といったところのようです。今年の延べ来場者数は約31,000人という数字が出たようで、特に今年だけ2日目の来場者数が少ないわけではなさそうです。
> 真夏にテント会場はやめて欲しいですね。(笑)
関ハムのフリーマーケットはそれに近い感じですが、真夏にあれは私も勘弁して欲しいです。Hi. ゴールデンウィークあたりなら気候的にテント張りの会場でも過ごしやすいかも。
いずれにせよ、そろそろ市場規模に見合った、出展者と来場者双方の懐に優しい会場選びをする時期に来ているような気はします。クラブブースの出展費用が純粋展示でも1小間約2万円で、入場料が1,500円というのは…
加藤さん、児玉さん、こんばんは。
返信削除児玉さん、関ハムに続きアイボールありがとうございました。
>真夏にテント会場はやめて欲しいですね。(笑)
実際に関ハムの屋外ブースは命がけです
ご老体には厳しすぎでしょう(爆)
もし屋外で行うならブースでジャンクを売るよりも
かき氷とビールを売る方が確実に儲かりますね。Hi
関西メンバーでもハムフェアにブースをだして集まれるようにしようという話は前から出るのですが、コストの面や設営などの面で二の足を踏んでいる状態です。
JG6DFK/1 児玉さん、JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。
返信削除今日も暑かったので、体調の維持が課題です。 だんだん歳ですので。hi
DFK> 関ハムのフリーマーケットはそれに近い・・
そのようですね。 客もたいへんですが店主も熱中症が怖そうです。hi hi
DFK> 1小間約2万円で、入場料が1,500円というのは…
ビッグサイトですから、仕方がないでしょうね。 むしろ安いくらいかも知れません。
LVE> かき氷とビールを売る方が確実に儲かりますね。Hi
今日もOver 35℃ですから・・・。 凍らせたスポーツドリンクが飛ぶように売れてるそうです。 今年の夏は異常に暑い感じがしています。
LVE> コストの面や設営などの面で二の足を・・・
皆さんが関西からおいでになるのはたいへんでしょうね。 数年前にはこの界隈から会場まで直行バスが出たようでしたが、最近は人数が集まらないようです。でも、大阪からバスじゃ疲れそうです。交通費は課題でしょうね。
HAMフェアも、規模は段々小さくなっても結構ですから毎年何処かで開催され続けて欲しいものです。
改めてこんばんは。
返信削除同じ東京ビッグサイトで開催されるイベントの出展料ですが、少し調べたら前の週に行われたコミックマーケットの出展料は9,000円くらいのようです。ハムフェアでは物品販売ありの一般展示に相当しますが、その3分の1以下ですね。おまけにあちらは「入場無料」です。
毎回全館を借り切るほどの規模で、その都度50万人前後が出入りするようなイベントになると、それでも十分やっていけるということなのでしょうね。うらやましいかも。
JG6DFK/1 児玉さん、おはようございます。
返信削除コメント有難うございます。
> コミックマーケットの出展料は9,000円くらい・・・
運営費用全体をどのように賄うのかわかりませんが、集客力に圧倒的な差がありますので、PR効果は雲泥の差でしょう。結局、人出が沢山見込めれば何処かでお金が湧いて来て安く(無料)も可能なのでしょうね。
HAMの場合、既に衰退期にあるのと、超簡単になったとは言えライセンスが必要な趣味ですからアニメのような大衆化は難しいでしょう。 それとアニメは一握りの発信者と大多数の受け手の関係で成り立っています。 アマ無線はある意味で自身も発信者でなくてはならず、受け身だけでは済みません。 言わば出展者と対等です。そんな関係で敷居も少し上がるのでしょう。だから面白いとも言えます。 大衆化しない趣味の方が中身の濃いものになりうると思うのですが・・・。(やや疑問もアリ?)
TTT/hiroさん、
返信削除アイボールを有難うございました。
hiroさんのお誘いがキッカケでハムとなりましたが、今では和文親父の仲間入りです。
QRPを忘れ、QROを目指してタンクコイルや高耐圧バリコンを買い込んだ今回のハムフェアーでした。
無線を通して交友範囲が格段に広がっています。キッカケを頂いたhiroさんに感謝です。
こんばんは。加藤さん、コメントありがとうございます。
返信削除> 運営費用全体をどのように賄うのか
運営組織は法人化されており、出展者から費用を徴収する他、カタログを2,000円で販売しています。
一応「入場無料」ということにはなっていますが、多くの人がこのカタログを買っていくはずなので、これが実質的な「入場料」ということになるのかもしれません。また、あれだけ入場者数が多いと、カタログ販売だけでも結構な収入になると思います。
また、今はハムフェアの会場全体を覆うかと思えるほどの面積に企業ブースも出展しており、そこからの収入も結構あるはずです。ただ、私がよく首を突っ込んでいた頃にそのようなものは一切なく、それでも大盛況でしたから、企業ブースの集客効果は無視できないでしょうが、飛び抜けて大きくはないと思います。
> HAMの場合、既に衰退期にある
それも踏まえた上で、そろそろ「ハムフェア」のやり方を見直す時期に来ているのかもしれません。某所へ助っ人に行ったときのことですが、「昔アマチュア無線をやっていたがやめた」とか「アマチュア無線をやりたいけれど踏ん切りがつかない」といった声をよく耳にしました。
本来、「ハムフェア」はそういう人たちを取り込める絶好の機会であるはずなのですが、そういう人たちのすべてが入場料1,500円+往復交通費を出してまで来てくれるかといえば、実際は難しいだろうと思います。
その点、入場無料で気軽に出入りできる「関ハム」のやり方は現状に即しているというか、理想に近いのではないかと実際に行ってみて感じました。もっとも、あそこまで規模を縮小したらJAIAあたりがいろいろ言ってくるかもしれませんが、それが「分相応」だとしたらそれもあり、かと。
今でこそ50万人もの人が集まるコミックマーケットも、最初はもっと狭い場所でこぢんまりやっていたと聞きます。今は拡大路線を取っているというより、それだけのニーズがあるから広い会場を確保しているに過ぎないのでしょう。
たとえ規模は小さくても内容が濃ければそれで十分。そんなイベントはいくらでもあります。ハムフェアの企業(JAIA)ブースを縮小しても来る人は来る、と思うのはメーカー機にほとんど興味がない私だけ!? 実際、その集客効果はどれほどなのでしょうか。私自身は企業ブースにほとんど足を運びません。Hi.
長駄文失礼しました。
JO7WAI 高橋さん、こんばんは。 今年もハムフェアお会いできましたね。 お元気に活躍されているようで、何よりです。
返信削除コメント有難うございます。
> 今では和文親父の仲間入りです。
国内局との意思疎通には和文が一番でしょう。 DX局から排他的とも言われていますので、海外にも目を向けてたまには欧文でもオンエアを。hi hi
> 交友範囲が格段に広がっています。
それこそ、アマ無線の良さです。 これからも楽しくお続けになって下さい。 製作〜交信〜アイボールなど幅広く楽しめる趣味だと思いますので。
JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。
返信削除沢山コメント頂き有難うございます。
> カタログ販売だけでも結構な収入に・・・
まあ、何かの収入源が無ければ開催は出来ませんから、それを賄える「手段」があるのでしょうね。
> 最初はもっと狭い場所でこぢんまりやっていた・・・
それは、HAM関係でも同じですね。 いつしかメーカーやお店の商業主義が入って来て今のようなカタチになったんです。 最初は手作り感覚だったと思いますよ。 でも、その頃が良かったと言うのでは単なるノスタルジーでしょう。hi
> いった声をよく耳にしました。
JARLが失敗したように局数を増やすだけが発展だとは思えません。やってみたい人が始めれば良いので無理に誘う必要は無いと思うのですが・・。自分から興味を持った人なら楽しめることは幾らでもありますからね。 いつかHAM局数は縮小均衡するでしょう。減少傾向が続く今はアマ無線バブルの後遺症の名残のようものなんでしょうね。(たぶん)
加藤先輩こんばんは。
返信削除出張でブルネイに行っていて、今年もハムフェア行けませんでした。とっても残念。しかし、東京の方が暑いというのはどういう訳でしょうか。まったく。
まったくブログと関係ないお話で申し訳ありませんが、今日、免許がおりましてEXがとれました。当座オンエアーする元気はありませんが、所有の古いリグの系統図をせっせとワードで書いて、まるで古物商のようなラインアップです。お会いできれば幸いですけど、アンテナがコメットのモービル用のマルチバンダーなので無理かなぁ。とご報告。昔初めて開局した時ほどではないですが、ちょっとうれしいかなぁ。
JA9MCH 和田さん、こんばんは。 exが取れて良かったですね。 お目出度うございます!
返信削除コメント有難うございます。
> 出張でブルネイに行っていて・・・
暑かったでしょう・・と言いたい所ですが、日本の方が暑いのですか。う〜ん、今夜も寝苦しい暑さです。hi
> まるで古物商のようなラインアップです。
それも宜しいのではありませんか? 昔のリグの方が味があったような気もします。 便利さでは今のRigには敵いませんけれど。hi hi
> マルチバンダーなので無理かなぁ。
モービルホイップでもDXと出来ることがありますから、コンディション次第でしょう。 そのうちスケジュールQSOでもよろしく。hi hi
> ちょっとうれしいかなぁ。
それは良かったです。 わたしも固定局の再免許手続きをしました。すぐに免許が来たので、またあと5年間無線が楽しめます。 こんどは流さないようにして下さいね。 再免許申請は超簡単でした。hi
加藤さん。先週はアイボールありがとうございました。長らく探していたローラーインダクター、メンテナンス方法を教えていただきありがとうございます。QRPアンテナ同調用に使いたいと思います。以前はあっという間になくなった出物も使う人が減ったのか、売れ残っていたような気がします。こちらもいざとなればヤフオクで探せば、というパターンもあり、真剣さが減っているかもしれません。
返信削除JL1KRA 中島さん、こんばんは。 ご無沙汰しておりましたがお元気そうで何よりでした。 アイボール有難うございました。
返信削除コメント有難うございます。
> 長らく探していたローラーインダクター・・・
Wではポピュラーなようですが、JAでは殆ど作られていなかったように思うので、HAMフェアのような時でもないと見かけないですね。 良いものが見つかって良かったです。
> QRPアンテナ同調用に使いたいと・・・
あれだけ立派ですとQRPでは勿体ないかも知れませんが、Lossが少なそうでFBだと思います。一度オーバーホールしておくと安心して使えますね。
> いざとなればヤフオクで探せば・・・
そうですね。ヤフオクやe-Bayがあるので、何となく安心してしまうように思います。 それで良いのではないかと思っています。 そのうち熱が冷めてしまうことも多いですから。hi hi
2SK1575のdatasheetを改めて見直していて既視感があったのですが、これは2SK410のtwin typeですね。個々の特性が同じです。2SK410が@28MHz、2SK1575が@190MHzで動特性を表示しているので今まで気づきませんでした。
返信削除2SK410 ppならいろいろと動作例が出てくるのでなんとなく自分でもなんとかなりそうな気がしてきました。
JH9JBI/1 山本さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> これは2SK410のtwin typeですね。
私も仕様を見て確認しておりました。 pp用としては、2つのチップを選別してマッチングを取っていると思います。 k410のppでは、別個にBias電圧を加減できるように設計しますが、両方一緒でも大丈夫かも知れませんね。(でも、個別調整で設計するつもりです)
> 2SK410 ppならいろいろと動作例が・・・
K410と同様にVHFに向きそうなデバイスですね。試作されましたら使用した感触など、ぜひお知らせ下さい。
お返事ありがとうございます。
返信削除お気づきでしたか。その昔、CQ誌でJA6BI氏が2SK317を紹介されていたということもあり旧パージョンともいえる317のデータシートは良く見ていたのですが、410の方はあまり見ていませんでした。で、入力容量なんかを見ていたらどこかでみた数字だなと気づいた次第です。
今日は、上の方でちらと出ていた2N7000を少しいじってみました。入力はそのまま受けて出力を負荷200Ωとして1:4で50Ωとした簡単なものですが、Pout 0mdB/Gain 10dB@20MHzが得られました。余所の記事ではパラにしたりでfinalにも使っているようですが、なかなか面白い素子ですね。しっかり作ればなんとかなるのかも知れませんが、今回は25MHz程度までが実用範囲で50MHzは難しそうなのがちと残念です。
JH9JBI/1 山本さん、こんばんは。 9月になりましたが相変わらず暑いですねえ。。。hi
返信削除コメント有難うございます。
> CQ誌でJA6BI氏が2SK317を紹介されていたと・・・
HAM JournalでもFET Power-Ampの特集がありましたね。CQ誌の転載のような記事もありましたが、纏めてあってFBだったと思います。あれから随分年月が過ぎました。やまもとさんのFETはVY-FBですが、秋月のMRF255も@800円なのですからとても良い時代です。(笑)
> 2N7000を少しいじってみました。
海外では、QRP機をこれで作る例もありますね。 JAでも秋月で販売されたので流行るのではないでしょうか? この手の国産FETにも結構使える物があります。 SW用ですから周波数特性はあまり良くないのですがLow Bandではかなり使えます。お試しになって下さい。 6mともなると、RF用でないと厳しい感じです。三菱のRF用MOSのシリーズが良いのでしょうね。。。
こんばんは。当地横浜は今日も暑かったです。
返信削除余談で恐縮ですが、FETつながりということで、先ほど味見用として電源用のMOS-FET各種をMOUSERに発注しました。国内メーカーのガラパゴスFETはいつディスコンにされるかわからず、最近は恐ろしくて使えなくなっています。Hi.
本命だけでは7,500円に満たず、別途送料を取られるということで、TO-39の石も一緒に買いましたが、このタイプの石をまだ生産しているところがあるのですね。
その後届いたOrder Confirmation Mailで明細を見たら、TO-39の石だけで7,500円を超えていました。Hi Hi.
これらの石はいずれインバータ用&オーディオ用として味見する予定ですが、一部はHFローバンドくらいならRF用に転用できるかもしれません。が、今のところその予定はありません。
JG6DFK/1 児玉さん、おはようございます。 今日も予報は37度とか。9月になっても暑いですねえ。。。
返信削除コメント有難うございます。
> MOS-FET各種をMOUSERに発注しました。
最近はPower Deviceと言えばMOSとIGBTが隆盛ですね。IGBTは増幅系には向きませんが、MOSならSW用でも可能性はあります。FBに料理されてください。hi hi
> HFローバンドくらいならRF用に転用できるかも・・
IR社HEX-FETなどはもともと高周波特性が良いのでHF帯にも向いているようです。構造によるので同じ名称でもメーカーによってRF特性は様々のようですね。
50MHzあたりに使えるものがあるかも??
皆さん、こんばんは
返信削除今日はTSSにAM搬送波で50W出力が認定される条件について聞いてみました。
AMで50Wを出すという目的で出力デバイスの容量が200W程度の余裕を持つからといって却下されることは無い。
ただし、他に容易に転用できないようになっていること。すなわちAM専用の送信機であって付加装置(リニアアンプ)ではないこと。
というのが認定の条件だそうです。
私の2SK1575の目的はFT-690あたりを親機にしてAMで正味の50Wを出してみようということだったんですが、もう少し規模を大きくして送信機に仕立てなければならないようです。トホホ。
JH9JBI/1 山本さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> TSSにAM搬送波で50W出力が認定される条件・・・
AMの理論からも100%変調が掛かっている場合のピーク電力は搬送波だけの時の4倍のパワーになります。 もし、4倍出せる能力がなければ歪む訳ですから、TSSの見解は合理的でしょうね。 しかし実際には丁度4倍の能力では歪みが許容できないでしょう。従って飽和出力で言えば〜10倍は出せるような能力が必要だろうと思います。 従って、そのようなアンプで何の制限も掛けずにCWやSSBを扱えば、明らかにそれだけ大きなパワーが出てしまいます。 これでは保証認定の範囲を何倍も越えたオーバーパワーですからTSSが言う条件はごもっともだと思います。
耐圧の大きなFETですから、Vdd=40Vくらいで、搬送波電力が50Wになるような設計をし、ドレイン変調でやるのが良いのかも知れません。 変調器が大掛かりにはなりますが・・・。 直流大電流で飽和しないような大きなコアを使った変調トランスの特注が必要ですね。
音声信号をPWMに変換し、ドレイン変調をやると言う方法もあります。 最近のAMラジオ局はそうなっていたと思います。 オーバーオールのNFBを掛けて変調波の歪みを改善する手段はあるのですが,それでもなお総合的な判断で前段の低電力変調+リニヤアンプの形式では奇麗なAM波は難しいのでしょう。。。
PWMではありませんが、そのような変調トランスレス式のAM変調で搬送波10WのAM(@6mBand)をやったことがあります。 コレクタ電圧を高くし、ピークパワーにかなりのゆとりを持たせるか、100%変調はあきらめる必要がありましたね。 結局のところPWM式でないと発熱が大きくて実用的ではなかったです。 パワーの大きなAMはなかなかたいへんです。hi hi
TTTさん、おはようございます。
返信削除暑い暑いと思いはしても秋の気配だったものが次第に存在に変わってきているのを実感する今日この頃です。
できればもう少し早くきて、長く秋が留まってくれると過ごしやすいのですが。
TSSの言うことは尤もではあるのですが、免許が従免と局免に分かれていて、局免も個々の送信機ごとに審査・許可という制度である以上は個々の送信機の特性として個別に審査してほしいなぁとも思うわけです。実用を考えたとき、そして電波法上も出力が調節することが望ましいので外付けアンプ方式というのは法の趣旨に合っているともいえるのですから。
まぁ、こんな審査をしようと法を犯す人は犯すのですし、そういう事例があるから審査は厳格にしなければならないという、ニワトリと卵みたいなものですね。
終段でのAM変調ですが、どこかのサイトで真空管方式でのプレート変調とSG併用他の効率について考えているところがありました。P変調は終段の効率が良くてもAF段がパワーが必要なので全体の効率としてはどっこいどっこいという印象です。PWMでAFの効率を上げるとトータル効率はすこぶる良くなりますね。半導体で電源電圧のみで変調というのは難しいのでしょうが負荷の特性が一定であれば何とか設計できるのでしょう。
逆にプロ用でも携帯電話の基地局なんかは100Wオーダーの出力で低歪みとなるようなリニアアンプですから、素人として参考になるのはこちらでしょうか。今の携帯は上に行きすぎているので、アナログTVが空いたあとを狙っている業務用のデバイスなんかは期待しています。出力まで含めてIC化されてなければいいなぁ。
長文失礼します。
JH9JBI/1 山本さん、こんにちは。 相変わらずの猛暑続きですね。 フェアでもお話ししましたが、明日は秋葉原でQRP懇親会があります。明日も37℃とか言ってますので、出かけるのも大変そうです。 でも良かったら。hi hi
返信削除> 免許が従免と局免に分かれていて・・・
その解消には包括免許ですね。今の仕組みは使用設備を検査して、問題なければ使って良いという建前ですからどうにもなりませんね。まあ、免許制度を云々しても仕方が無いのでやめておきましょう。かなり簡略化していますし、我々としても順法の範囲で柔軟な解釈で行きましょう。(笑)
> 全体の効率としてはどっこいどっこいと・・
変調器がAB級増幅なら案外高効率でしょう。ハイパワーだとトランスが厄介なのでPWM化しているのですが、アマチュアの範囲なら変調トランス式が有利だろうと思います。
> 100Wオーダーの出力で低歪みとなるような・・・
低歪化のために、別アンプを設けてRFでの打ち消しを行なうなど、非常に高度な仕組みになっているそうです。周波数が固定で、動作状態にもあまり変化が無いので可能な方法なのでしょうね。
研究課題は多々ありそうですがFBなAM送信機を製作されて下さい。