プログラムのバージョンアップはマイコン工作の常であろう。配線変更や部品追加を伴わずに機能の追加・改良が簡単にできることも多い。 このAVRエレキーもご多分に漏れない。 さっそくプログラムのバージョンアップだ。 但し、機能を活かす為にすこし配線の変更も必要になった。これは前のBlogの続きである。
追加したいと思っていたものに「オートパワーオフ機能」があった。 スイッチの切り忘れには効果的だ。 言うまでもなく乾電池を電源にした機器にはあった方が良い。
AVRマイコン自身に省エネ機能があってBASCOM-AVRからも利用できる。 さっそく盛り込むことにした。 前のBlogでAVRキーヤーを扱ってからJN3XBY岩永さんのBlogでも改造があって改良にあたってはそれも参考にさせて頂いている。
私はオートスリープ機能だけ盛り込んだ。 なるべく元のプログラムをいじらぬ方針で臨んだので岩永さんのバージョンとはだいぶ違う感じになった。(笑) 貴方がメッセージメモリも必要なら岩永さんの所を参照されたい。 私はいらないので機能追加しないと思う。
プログラムはコンパイル済みのHEXファイルで供給するが、前のBlogのようなTEXTエディタにコピペする方式はやめた。Dropboxと言うクラウド・スペースに保管する方法にしたので、以下のリンクから直接ダウンロードできる。(このクラウドに危険はない・笑) このファイルは専ら作った人自身が使う趣味の製作用である。それ以外の目的で利用したいなら連絡と承認が必要だ。
☆ Tiny26L_Keyer_V320.hexのダウンロードは==>こちらから。
参考:ATtiny26Lは、ATtiny26の低電圧バージョン。上記のHEXファイルは、ATtiny26でも使える。 但し、電源電圧の下限は26Lの2.7Vに対してLナシは4.5Vなので注意を。
前のBlog:AVR Keyer Part.1にあった回路に相当するものだ。キーイング・デバイスにはデジタル・トランジスタを使うバージョンである。回路図の青線で示した配線はプログラムの書込み用なので頒布品で製作する時は不必要。CN1:ISP-SIP7Pinコネクタも必要ない。
回路の変更は以下の通り。
(1)可変抵抗器(VR)の接続変更。
オートパワーオフ(Auto Sleep )機能を追加したので、Sleep中はVRに電流が流れ続けないように対策しないと勿体ない。このため、VRのホットエンドを電源ライン(Vcc)からではなく、ポートPA2(Pin.18)から取るようにした。
ポートの出力インピーダンスは低いから、High(=1)を出力するれば軽負荷において電源電圧近くまで振れる。従って、機能的には前と同じにできる。 Sleep状態に入ったらポート出力をOFFしてしまえば、VRに電流は行かないから無駄に電池を消費しなくなる。
(2)オートパワーオフ(Auto Sleep)の有り/無し選択を追加。
オートパワーオフの入り切り機能が付いている。
オートパワーオフは電池電源のエレキーには必要な機能だが機器組込み用なら無闇にオートパワーオフしない方が良い。 消費電流は静止状態で4mAほどなので組込み用にはオートパワーオフはたぶん必要ない。
ポートPA7(Pin.11)をGNDに接続しLowレベルに保てばオートパワーオフ機能はナシにできる。 逆にポートPA7(Pin.11)をオープン(=無接続)状態にすればオートパワーオフ機能付きになる。ピン(Pin.11)は内部でPull-UPしてある。
この機能はわざわざスイッチを設ける必要はなくてどちらにするか決めて作れば良い。或は基板上にジャンパー・ピンでも設けておけば十分だろう。
☆☆ 約5分間パドルの操作をしないとSleep状態になって電池を節約する。Sleep状態からは、パドルの長点(Dash)で抜け出せる。
Sleep状態とは言っても電源電流は完全なゼロではなく、僅かに漏れるので電源SWは省略すべきでない。 オートパワーオフ機能は電源SWの切り忘れ対策用である。 切り忘れても電池はずいぶん長く持つとは思うが、使わない時にはスイッチのオフを。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
AVR Keyerの開発はATtiny26Lで行なった。 これは手持ちがあったからだ。 以前はATtiny26LもポピュラーなAVRマイコンの一つだった。 しかしメーカーが生産をやめてから秋月電子通商では販売されなくなった。 旧型が不良在庫になっても困るからだろう。
AVRマイコンのメーカー:ATMEL社によれば、代替品はATtiny261A、ATtiny461A、ATtiny861Aだという。 機能追加された部分を除けばピン配置を含めて上位コンパチ品のようだ。 ただし、あくまでも新チップなのでまったく同じプログラムがそのまま動く訳ではない。
秋月電子通商ではこのシリーズのうち、メモリー容量の大きなATtiny861A(プログラム用Flashメモリは8kB)だけを扱っている。 2011年2月現在の単価は¥200-で数量割引が無いのは残念だ。皆が使うようになれば安くなる可能性もあるだろう。
今は大丈夫でも旧型になりつつあるATtiny26Lはいずれ入手できなくなる。 このATtiny861Aで「乗換え」の確認をしておくことにした。
# エレキーのようにHAMシャックの基本的な装備品は長い期間作れるようにしておきたいものである。
乗換えにあたりソースプログラムの再コンパイルは必要である。 もちろん、その前にBASCOM-AVRの初期設定を変更しChip定義ファイルはattiny861.datを選んでおく。クロックも1MHz(=1000000)であることを確認しておく。 ヒューズビットの操作は必要ない。
それさえしておけば同じソースプログラムで同じように動くことが確認できた。 流石にBASCOM-AVR、このあたりが高級言語コンパイラの威力である。(笑)
再コンパイルで出来上がるオブジェクト(実際に書込まれる機械語プログラム)は異なるので、前のATtiny26L用HEXファイルは通用しない。 従って、HEXファイルから作るなら、以下のリンクから861A用を別途ダウンロードする必要がある。
プログラムは同じくHEXファイルで供給するが、同様にクラウド・スペースに保管する方法にしたので、以下のリンクから直接ファイルをダウンロードできる。 このファイルは専ら作った人自身が使う趣味の製作用である。それ以外の目的で利用したいなら連絡と承認が必要だ。
☆ Tiny861A_Keyer_V320.hexのダウンロードは==>こちらから。
回路図の記号を見たOMさんから『クリスタルスピーカは入手できないが・・・』と言うメールを頂いた。 回路記号は同じだが『圧電スピーカ』のことである。 スピーカーとは言ってもブザーやアラームのような「発音」専用だ。 音声や音楽の再生にはまったく不適当だ。(スピーカとは言わず「圧電サウンダ」とも言うくらいなので) しかし、エレキーのサイドトーンモニタくらいには十分使える。
写真は秋月電子通商で購入したもの。 右下の音圧周波数特性図のように鋭いピークが並ぶ「ひどい」特性なのでクセのある音がする。 こんな特性だが、マイコンのポートから矩形波でドライブするにはむしろ好都合なようだ。 正弦波では共振周波数にぴったり合わせないと音が小さい。 しかし高調波をタップリ含む矩形波なら、周波数はアバウトでもそれなりに音が出てくれる。何らかの音が出れば済む用途には便利だと思う。
マイコンで音を出すには便利だと思い数個購入しておいた。写真はφ22mmの比較的大きなもの。村田製作所製のマークがあって、これは@50円だった。 書いてないが、Made in Japanではないだろう。
あたらしいチップのように思ったのだが開発されたのはしばらく前らしい。 秋月電子通商で扱うようになるまでポピュラーではなかったと思う。 『手に入らないチップ=絵に描いた餅』だった訳だ。
それで書込みツールの対応状況を心配をしたが問題は無かった。 もちろん、BASCOM-AVRのGUI環境からUSBaspなどのUSBライタを使って書込んでも良い。
さきほどダウンロードした.hexファイルをこの画面から書込んでやる。 なお、この例ではHIDaspxライタが接続してある。 このエレキー製作ではヒューズビットの操作は不要なのでプログラムだけ書込めばオシマイだ。
この回路はATtiny861A向きだ。 ATtiny26Lでも動作するが,その場合は乾電池を3本にして4.5Vで使うのが良い。 ATtiny861Aは電源電圧1.5Vまで働くので乾電池は2本で行ける。 但し、Photo-MOS Relayのドライブには電圧が低くなり過ぎるので旨くない。
この回路は最近のリグ向きと割り切ってしまい、トランジスタでキーイングすることにした。 なるべく低い電圧まで動作し消費電流も少なくなるようにHfeが特別大きな、俗に言う「スーパーβトランジスタ」を使っている。(Vbeが大きくなるので低電圧回路にダーリントン接続は不向きだ)
2SC3112の入手は容易だがメーカのサイトによれば新規採用非推奨品になっている。2SC3112と2SC3113はパッケージ違いの同等品なのでどちらでも良い。Hfeランク「B」を使った。 2SC1815ならBLランクで代用できるがわざわざ購入するほどのものではない。R7を4.7kΩくらいにしてやれば2SC1815GRで済むし、前と同じようにデジトラでも良いと思う。
なお、回路図の青線で示した配線はプログラムの書込み用なので頒布品で製作する時は不必要。CN1:ISP-SIP7Pinコネクタも必要ない。
この回路はATtiny26LとATtiny861Aのどちらでも快適に動作する。乾電池を3本にして4.5Vで使っている。 ATtiny861Aは電源電圧1.5Vまで働くが、Photo-MOS Relayのドライブには電圧が(結局はLEDの電流が)必要なので、1.5Vまで下がっては旨くない。電源電圧は2.7Vくらいを下限と考えた設計だ。(一般に、乾電池の終止電圧は0.9V/Cellとして機器設計する)
機器組込み用なら最初の簡略な回路でも良いが、こちらは独立した筐体に組立てる本格的な「エレクトリック・キーヤー」を作りたい時に適当だろう。 使っているPhoto-MOS Relayやサージアブソーバーなど詳細については、前のBlogに詳しいのでそちらの参照を。
同じく、回路図の青線で示した配線はプログラムの書込み用なので頒布品で製作する時は不必要。CN1:ISP-SIP7Pinコネクタも必要ない。
【AVRエレキー頒布について】
自分で書込むのが面倒なお方に、書込み済みAVRマイコンを用意している。 頒布は、前のBlog(←リンク)と同じ要領で行なうので、ご希望ならそちらの参照を。
機能は互換性があるので今後すべてSleep機能付きになる。 まずはATtiny26Lで頒布を再開するが手持ちが無くなればいずれATtiny861Aに移行するつもり。
今のところATtiny861Aは移行確認用しか手持ちにない。tiny861Aを希望するお方には都合をつけるが、すぐに無くなるのでその時は暫くお待ち頂くことになると思う。
繰り返しになるが、頒布はATtiny26L-8PU(プログラムはVer.3)+20pin ICソケット+Photo-MOS Relay(Panasonic製:AQV224N)がセットだ。 他の部品は手持ちがありそうだし秋葉原や通販で入手容易なものばかりだ。なお、AQV224Nは手持ちがあるうち含めるが、無くなったら自己調達を。HSR312と概ねおなじだ。
ATtiny26L-8PUが無くなったら自動的にATtiny861A-PUの頒布に移行する。 Blog公開から時間が経過していても部品が続く限りいつまででも供給するので、欲しくなったらメールで問い合わせを。(写真は頒布準備が進むAVRキーヤーチップセット.2011.2.13)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
参考までに、ATtiny861Aを使ったエレキーの静止状態に於ける消費電流を示す。
測定日:2011.02.03 室温:20℃
電源電圧(V) 電流(mA)
5.0V 3.55mA
4.5 2.70
4.0 2.20
3.5 1.85
3.0 1.51
2.5 1.24
2.0 1.00
1.5 0.76
静止状態における回路電流でキーイングで増加する。
動作下限電圧は約1.4vであった。ATtiny861Aはずいぶん低い電圧まで動く。
参考:ATtiny26Lは、規格表の下限電源電圧は2.7Vであるが、おおよそ2.5Vくらいまで働く。 このエレキーに於いて消費電流は上記のATtiny861Aとあまり違わない感じ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【AVR Keyer 製作後記】
PICマイコンを利用したエレキーはたくさん登場している。たとえば愛称:TiCKやPK-2等を試したこともあった。AVRマイコンで作る人は少ない感じだが皆無ではない。
少し前に『パドルを買ったのでエレキーチップが欲しい』という会話があった。たしかPICを使ったものなら沢山あった筈と答えて、上記を紹介したのだが・・・米国からこれだけを買うのも面倒そうだった。
JN3XBY岩永さんがAVRで製作されていたのを思い出す。探したら丁寧な製作記が見つかった。前にも見たはずだが興味を覚えなかったのか半分忘れていた。 もっとコンパクトなチップが良いかもしれないが、20PinのATtiny26Lなら手持ちにあった。さっそくROMに書込んで実際にキーイングし、これなら行けそうだと感じた。
そのままそっくりでは芸の無い話しなので、好みに従い少しチューニングしてみた。 それだけで満足な感じにできた。あとはオートスリープ機能でもあれば概ね完璧だろうと言う所で、結局それも実現できた。キーヤーとしてはこれでOKだろう。 昔、カーチス社から出ていた8044とか言うエレキーチップと同じようにはなってると思う。 もちろんマイコン式の可能性はより広くてウエイトの可変とかスピードメーター機能とか・・・考えれば際限もない。今はそう言う時代なのである。
昨年のCQ Hamradio誌(2010年6月号)にエレキー基板が付録になったからか市販キットは絶滅危惧の状況だ。 それにPICにしろAVRマイコンにしてもプログラムが公開され、誰でも(?)簡単に(??)作れるとあっては、キット商売も旨く行かないだろう。無闇に高機能なエレキーも使いにくいだけで、シンプルで使い易ければそれ以上は要らない。そうなれば付加価値も付けずらいから「商売モノ」が減るのも道理だ。
少し気の利いたリグにはエレキーが内蔵されている。独立したエレキーのニーズも少ないだろう。 それでもシンプルなQRP機や自作トランシーバにもエレキーは欲しい。 安価でコンパクトならリグ1台ごとに内蔵してしまうのも良かろう。そんな考えもよぎったので集中的に採り上げることにした。
さて、ここまで来て思った。 マイコン式エレキーの製作は楽しいのだろうか? はっきり言って製作の面白味はあまりない。 RTLは論外としても、TTLやC-MOSロジックを並べた方が作り甲斐がある。 ただし楽しんで(苦労して?)配線しても、出来上がりの性能・機能は似たようなものだ。 結果だけが欲しい人にはマイコン式が向いているし、製作過程が楽しい人は真空管式でもディスクリート半導体式でもやって見るのが良い。こんなところが「趣味」の楽しみ方なのかもしれない。 な〜んにもしないでネットを徘徊するだけじゃ一番つまらんってこと。(笑) de JA9TTT/1
備考:手持ちのマイコンが無くなったので書込み済みチップの頒布は全て終了しています。
なお、HEX形式の書き込みデータのダウンロードは復活しておいたのでご自身で製作されたいならご利用されたし。ご質問などあればご連絡を。各キーヤのソース・ファイルのご要望にはお応えできません。あしからず。
(おわり)
こんにちは。
返信削除JE6LVE/3 高橋です
コメント投稿欄が少し変わったのですね。
AVRエレキーの最新バージョン拝見しました。
前バージョンで書いたパターンを修正しなくてはいけません。Hi
秋月で861もPMRも購入済みなので、後委はエッチングして組み立てるだけなのですが、例によってここからが時間かかります。^^;
861はほぼ26Lと同様に使えるようですね。
最近は2313よりも26Lを多用することが多いので助かります。
JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。
返信削除さっそくのコメント有難うございます。
> コメント投稿欄が少し変わったのですね。
たぶん、twitterのリンクで来られたのでしょうね。Blogを単独のページで開くとご覧のような感じになるんです。 いつもようにTopから入ると同じに見えますよ。(笑)
> パターンを修正しなくてはいけません。Hi
なるべくコンパチになるようにしました。修正は簡単にできると思います。 お手数をお掛けします。
> 26Lを多用することが多いので助かります。
消費電流などはあまり違わない感じですが,低い電圧でも動くので用途によっては便利かも知れませんね。 BASCOMだと新チップへの移行も簡単でした。hi hi
コメント欄は私の勘違いでした。
返信削除このサイトは常にFireFoxのTabで開いてますので、
リンク経由で伺うことはまず無いです(笑)
ちなみに秋月で入手できるPMRはHSR312ですね。
秋月サイトのお気に入りに気づいたときに色々と入れているのですが、今回も圧電SPを買うのをわすれました。
毎回買い物直後に忘れ物に気づきます。HI
JE6LVE/3 高橋さん、再度こんばんは。
返信削除> 常にFireFoxのTabで開いてますので・・・
Tabに登録して頂いているようで有難うございます。hi hi
> PMRはHSR312ですね。
ほか、パナソニック製のほうがバラエティがあってFBなんですが、秋月のFairchild製はお値段お手頃で良いです。
> 今回も圧電SPを買うのをわすれました。
購買意欲を刺激するBlogになっているかも知れませんね。このBlogは消費に(浪費に?)貢献していますので。(爆)
加藤さん、こんばんは。
返信削除本日は朝から小雪で今はだいぶ積もりました。
外出は車は勿論の事 徒歩でも中止。
さて 新しいバージョンのチップについては当方には不要と言うかバージョン2で何も問題はありません。
機器組み込みですから、FT-101Zです。
現在は本体を制御するタイミング回路を組む作業をやっています。
では又。
JO1LZX 河内さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> 本日は朝から小雪で今はだいぶ積もりました。
こちらでは、殆ど積もりませんでした。 今夜降ると明日の朝は銀世界かも。(あとが厄介なので積らない方が良いです)
> バージョン2で何も問題はありません。
組込み用なら前のバージョンのままで何ら問題ありません。そのままお使い下さい。 オートスリープ以外の機能に変更はありません。
> 本体を制御するタイミング回路を組む作業を・・・
最初から設計すれば、プログラム的にリグのタイミング制御も合わせて可能でしょうけれど、それはエレキーとは別物ですね。hi hi
製作をお楽しみになって下さい。
TTT/hiroさん、おようございます。
返信削除早速、パワーダウン機能を追加されましたね!
当局は、復帰にDot、つまりINT0を使用しましたが、今回はDash、を使われたようですね! 復帰として何の機能を使用されているのでしょうか?
BASCOM-AVRのコマンドとマイコンの機能との関係が良くわかっていないため、何とか結果オーライの状態となっております。インラインアセンブラで記述してみたりもしたのですが、今一理解できておりません。
もしよろしければ、そのあたりだけでも教えていただければ、幸甚です。
861には、クロックの前置分周回路が付いており、クロックの周波数を落として消費電流を少なくする実験をしてみたのですが、ライターがチップを認識しなくなり、マイコンを使えなくしてしまいました。2個も(笑)
十分、機能を理解していないとNGですね(--;
JN3XBY 岩永さん、おはようございます。
返信削除コメント有難うございます。
> 復帰にDot、つまりINT0を使用しましたが・・・
さっそく確認しました。 Dash側のパドル操作で復帰します。ただし、回路図のDashとDotの端子が入れ違っていました。 これはさっそく修正しておきました。 ご指摘頂きたいへん有難うございました。 まあ、使ってみたらすぐわかるのですが。(笑) 岩永さんのものがDotと言うのはプログラムでパドル判定が反対になっているのでしょうね。hi hi
> 何の機能を使用されているのでしょうか?
おなじく、PB6のINT0です。hi hi
> 周波数を落として消費電流を少なくする実験を・・
エレキーは低速回路なので、クロックは1/10くらいに落としてもOKだと思います。落としたら消費電流には有利でしょうね。 現状では比較的早めにSleepすることで対策しています。 パドル操作で復帰しますので、これでも十分だと感じますが、旨く行ったら教えて下さい。 改良版を出しましょう。(笑)
TTT/hiroさん、こんにちは。
返信削除了解しました。
当局のは、Dotの端子を、加藤さんの回路図に合わせてプログラムを修正しました。
結果、逆になってしまったということですね(笑)
当局のを元に戻しておきましょう!
毎年、この時期は税金を取り戻す書類作成のためにしっかり休みを取っています。最近は、サイトで以前のデータから作成できるようになったのでだいぶ楽になりました。
あまった時間で、エレキーの追加機能作成で遊んでいます。
昔、作ったのにパドルのDot/Dash入れ替えプログラムもあったので、この際入れてみようと思っています。
当局は、使わないと思いますが、エレバグとかも。
861のように、メモリー容量が大きいとやれることが増えてきます。
JN3XBY 岩永さん、あらためてこんにちは。
返信削除> 回路図に合わせてプログラムを修正しました。
お手数をお掛けしたようで、申し訳ないです。 パドルの逆は配線を入れ替えれば良いのであまり支障無いとは思いますが、悩む人がいると困るので図面を入れ替えておきました。(笑)
> 使わないと思いますが、エレバグとかも。
面白いと思いますが、エレキーはこれでオシマイにしたと思っています。 魅力的な機能が開発されたら真似させて頂きますので宜しくです。hi hi
> メモリー容量が大きいとやれることが増えてきます。
単純なエレキーに8KBは勿体ないくらいですね。 でも@200円ですからお安いものです。 FBなエレキーが総額1k円以内で作れるのですからまったく有難い時代ですね。
そう言えば、私も確定申告が・・・
TTT/加藤さん、こんにちは。
返信削除頒布の方はいかがでしょうか?
作ってみようか、と言う方が多ければいいのですが。
既に対応されているのかもしれませんが、消費電流節約として、VR用ポートのON/OFFがあります。
つまり、AD変換する時だけ、ポートをONするようにすれば、だいぶ節約できます。
当局の場合、AD変換のルーチンを割り込み処理に移していますが、2mSおきの割り込みのうち、AD変換にかかっている時間は、約200uSでした。
つまり、VRでの消費電流は1/10になります。
当初のプログラムでは、AD変換がメインルーチンに入っていますので、未操作の時は、あまり効果が無いかもしれませんが。
この処理で対応しても、スピードやサイドトーンの周波数が不安定になることはありませんでした。
今日は、これから会社の集まりで出かけます。
JN3XBY 岩永さん、こんにちは。 こちら今日は暖かです。
返信削除コメント有難うございます。
> 頒布の方はいかがでしょうか?
最初まとめてご希望があり、そのあともボチボチ来ています。 回路図の参照も多いように思います。 岩永さんのBlogを参照されたり、ご自分でHEXファイルから製作されるお方も多いのでしょうね。
> 消費電流節約として、VR用ポートのON/OFFが・・・
これは、Sleep中だけでなく、通常の動作ルーチンでもポートを操作すると言うことですね。 今のところやってませんが、適用は可能と思うので実験してみましょう。節約が進むとVRの分も効いてきますね。hi hi
> これから会社の集まりで出かけます。
ご苦労様です。きっと偉いお方の集まりですね。(笑)
TTT/加藤さん、こんばんは。
返信削除了解しました。自作で色々やってみたい方が多いのはいいですね!
当局のソフトがどの位実用的は?ですが、ソースを参考にされ、自分でいじって見られる方が出てくれば、更にハッピーですが。
消費電流削減は、そうです。START ADC、STOP ADCの前後に、
Set Porta.2、
Reset Porta.2
の2行の追加だけです。
メインルーチンの場合は、未操作の場合、殆ど削減効果が出ないのではと思いますが、キー操作をしたときには、待ち時間が長いので、削減効果が大きいと思います。
ハハハ、集会は、半分以上プライベートで、上は70歳、下は41歳でした。
先輩で70歳で今だ大学の先生がおられて、
If then elseのプログラムを書くようでは、現代プログラムを理解していないと怒られました(笑)
現役の、S/Wの専門家が、それなくしてどういうプログラムを書くのか教えてくれと食いついていました。
当局的には、趣味のサンデープログラマですので、興味本位の会話でしかありませんでしたが。
夕方からはお決まりの飲み会で、人事のOBが家が近いこともあって、途中下車して3次会をして、先ほど帰ったところです。
明日は、FRISKkeyerを仕上げたいと思っています。
JN3XBY 岩永さん、こんばんは。
返信削除本日二度目のコメント有難うございます。hi
> 自作で色々やってみたい方が多いのはいい・・・
プログラミングの最初は真似ることからスタートですね。ご自分でいじりながらカット&トライされるとだんだん使えるお方が増えると思います。
> メインルーチンの場合は・・・削減効果が出ないのでは・・
割り込み時よりA/Dの回数は多くなりますね。同じ考えでも削減にはなりそうですよ。
> それなくしてどういうプログラムを書くのか・・・
たしかに。。 ぜんぶCASE文でやるんでしょうか? あまり違わない気もしますが・・・。(笑) 組込み系の小規模プログラムは未だ「低級言語系」も使われてますから、構造化すら縁遠いことも・・。(爆)
後半は楽しい集まりになったようですね。 お疲れさまでした。
加藤さん、こんばんは。
返信削除エレキーのその後です。
頒布された部品で組んだAVRエレキーに
タイミング回路を付加してFT-101Zのブレークインをやってみました。
出来るだけ本体改造無しで・・・で。
このエレキーの良い所はフィーリングが当方の趣向に良く合っている事。
他のチップでは慣れないと上手くキーング出来ない事がありますが。
程よくチューニングされています。
以上完成と使用報告です。
JO1LZX 河内さん、こんばんは。 Blogは通常モードに戻りました。hi hi
返信削除コメント有難う御座居ます。
> タイミング回路を付加してFT-101Zのブレークイン・・
うまく行ったようで安心しております。 エレキー自身は正直に1:1:3の信号しか出しませんのでリグのスタンバイ・リレーの遅れについては工夫して頂く必要がありますね。 エレキー側でプログラム制御も可能なのですが、リグごとに調整する必要がありそうです。
> 当方の趣向に良く合っている事。
それは何よりです。 扱い易いそうで良かったです。 主に長短点メモリの許容ディレー時間の関係があるようで、3/4スペースまで認める形式が良いと言う昔のレポートも有ります。 それも可能なのですが、現状のままでも支障はないように感じています。hi hi
ご報告有難うございました。
TTT/hiroさんへ
返信削除最近AVRを始めました。ソフトウエアがダウンロードできなくなってました。
一度作ってみたいのですが、ATtiny861A(Ver3)頒布はまだしていますか?
Hiro_Kenさん、こんにちは。 Blog管理人です。
返信削除ATtiny861A(Ver3)のダウンロードは現在復活しています。
Dropboxと言うクラウドを利用してファイルを公開しておりましたが容量が満杯になったので整理した際に誤って公開用のファイルも消去してしまいました。 その後、元ファイルを探したのですが容易に見つからず再公開にたいへん時間を要してしまいました。
もし、まだ挑戦されるお気持ちがあればダウンロードされてお試しください。
なお、次回のコメントは必ず「実名」或いはHAMのお方でしたら「コールサイン」を付けてお書きください。ニックネームなどでのコメントは原則として非公開に致しております。