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2024年9月18日水曜日

【写真】Camera and Lenses

カメラとレンズの話

Prologue
My digital camera, which I've been using for a while, has stopped working. The autofocus isn't working right. I checked and found that I had been using it for as long as 11 years. And I realized I no longer need a compact camera because of the excellent camera functionality of smartphones. However, it is sometimes difficult to take pictures with a smartphone camera. In the end, I bought a mirrorless camera. I also added an adapter that allows me to use my old lenses, so I can enjoy my old lenses. (2024.09.18 de JA9TTT/1 Takahiro Kato)

要旨:以下は愛用カメラ故障の顛末(備忘用)です。年老いたHAMが壊れてしまったコンデジの代わりにチープなミラーレスを買い古いレンズを懐かしむといった話し。ラジオや電子回路の話は登場しません。ご覧は自由ですが、たぶん面白くないのでお奨めはしません。

                  ー・・・ー

XZ-1壊れる
 永年使って手に馴染んだ道具が壊れると悲しいものです。 カメラも機械ですからいつか壊れても不思議ではありません。XZ-1が壊れてしまいました。

 写真好きのように感じるかも知れませんが、私はカメラや写真のマニアではありません。 素人ですからややこしい理屈は詳しく知りません。 写真を撮るのは「事実あるいは現象の記録・伝達」が目的です。 できるだけあるがままの画像が得られれば十分であってカメラあるいは写真そのものにそれほどの興味はないのです。 これだけは初めにハッキリしておきましょう。 要するにマニアじゃありません。(いい写真を鑑賞するのは好きです)

 イケてる写真が撮れるとも思っていません。 きちんと伝えられる写真が撮れたら嬉しいだけで芸術性は追求していませんから写真として見たらあまり面白くはないでしょう。 見たままが記録できたらそれで目的達成ですから。

 そのような目的にいわゆる「コンデジ:XZ-1」は過不足のないカメラでした。 あまりPoorな性能では困りますが、適度に寄れてマクロが撮影でき、暗くても速めのシャッターが切れたら使いやすいカメラだと思います。XZ-1は初期価格6万円弱のカメラなので結構高性能でBlog用とか雑誌記事向けの写真撮影には十分だと感じていたのです。トラ技誌のグラビア(部分)になった写真もありましたっけ。

 最近は部屋から持ち出すこともなくなっていました。スマホのカメラが高性能化したことで持って出る必要も感じなくなっていたからです。しかし屋内で細かい被写体をわかり易く写すとなるとスマホには限界もあります。 そんな時はXZ-1を使っていました。

 7mm角コイルのBlog用写真を撮影していたら突然不調が発生したのです。 合焦せずレンズが繰り出したと思ったら即引っ込んでしまう動作を繰り返します。なんどやってもダメなので壊れたことを実感しました。

 壊れたものは修理に出すか買い替えるしかありません。調べたら2011年発売のモデルでした。 私が買ったのは2013年7月だったので、使い始めて丸11年も経過していたのです。最近の使用頻度は下がってましたが、よく使ったものだと思います。
 メーカーの修理受付期限も過ぎていて正規な修理は望めませんでした。性能・機能的に十分だと感じていただけに手に馴染んだカメラがなくなると痛手です。しかし、よく働いてくれたと言う感謝の気持ちも同時に湧いてきたのでした。(注・1)

                   ☆

 「コンデジ」なんて、ずいぶん安っぽいカメラで撮ってたんだね。そう思われたかもしれない。ま、その通りです。 どんな道具でもそうだと思うのですが、高性能・高機能なものがベストではないでしょう。 目的にマッチしていれば簡潔で使いやすいツールが一番便利です。 ですからデジイチとか高価で高性能なカメラがどうしても必要だとも思わなかったのです。いいカメラ買ってもイイ写真のスキルまでは付いてきませんしね・・・ それに、もしホントに必要と思ったならあっさり買っちゃう方です。w

注・1:後からわかったのですが、内部の基板に搭載されたバックアップ用リチウム2次電池がトラブルの原因かも知れません。交換して直すと言うYoutube動画がありました。その気になったら挑戦するかもしれません。

最初の写真
 XZ-1の前にはNikonのCoolpix P-60と言う一段とチープなコンデジをだましだまし使っていました。 暫く使っていたCoolpix 950が破損したのでその代替機でした。特売で¥10kだったと思います。それも背面LCDが劣化して既に引退しています。

 不満だったのは広角端でしか被写体に寄れないためマクロが弱いことでした。小さな部品や細かい配線とか撮影するには性能不足だったのです。収差が出るのは承知で凸レンズを貼って誤魔化していました。

 XZ-1を購入した動機はこのあたりにあります。 またどんなレンズでもマクロ撮影では実質的に暗くなってしまいます。そんなときでも明るいレンズは早いシャッターが切れるので有利です。 近頃のカメラはみなAF(オートフォーカス)であり、しかもピントは優秀です。 不鮮明な写真の多くは手ブレが原因なのでしょう。手ブレ補正は付いていても暗い時は効果にも限界があります。 広角端〜望遠端でf1.8〜2.5のレンズは明るくて有利でした。 光学4倍、デジタル4倍のズームも重宝しました。デジタルズームは画質劣化しますがBlogの写真くらいなら十分使える範囲にありました。

 マクロ撮影の性能を確かめたくて庭の花を撮影したのでしょう。初めて撮った写真の一群にこの写真がありました。カメラ任せのAutoで撮影したものです。 だいたい満足したことを思い出しました。 コンデジですから「背景ボケ」はそれほど強烈ではありませんね。

OM-D_E-M10mkIVを買う
 さて、壊れてしまったカメラをいくら懐かしんでもどうにもなりません。
 いまどきのスマホ・カメラが結構優秀なことからそれで間に合わせようか迷いました。 ただし手持ちでは細かい撮影がやりにくいため三脚用のスマホ・ホルダを買ってみたのです。

 それでそこそこ使いものにはなりそうだったのですが、どうにも不満がふつふつと・・・。w

 スマホ・カメラって失敗もなく旨く撮影できます。 小さなレンズと小撮像素子ゆえ被写界深度もあって概ねパンフォーカスに撮れるのはメリットでしょうね。 素人ウケする写真が上手に撮れるようにうまく作ってあるものだと感心します。 でもやっぱり・・・不満なんですよね。 カメラ任せで自分で撮ってる感が足りないからでしょうか?w

 仕方ないのでXZ-1と同程度の「コンデジ」を探すことにしました。予算は同程度としましょう。 はじめてすぐ「もうそう言うカメラって売ってない」ことがわかりました。 ごく少数の固定焦点で趣味性の強い高価なコンデジなら見つかりましたが・・・。 あとは防水仕様で工事現場用とか水中カメラのような特殊な仕様のモノしか売られていないんですね。 スマホの普及によってコンデジというジャンルはあらかた駆逐されてしまった訳です。

 しからば、一時流行ったネオ・コンデジと称する高倍率ズーム付きでデジイチそっくりカメラはどうだろうかと・・・。 まだ有るにはあるようですが意外に高額ですし融通のなさは「コンデジ」そのもの。それに超望遠を撮影したいわけじゃないので目的に対してミスマッチでした。 大柄なのでアウトドアなら良いのでしょうが自室で細々したものの撮影には扱いにくそうです。

                   ☆

 最近になってミラーレス・カメラが流行ってきました。 デジイチ(デジタル一眼レフ)とちがってミラーやペンタプリズムは使わず光学式ファインダはありません。 撮像素子で常に撮像し背面のLCD(液晶表示器)あるいはEVF(電子ビュー・ファインダ)に映し出す形式です。 これって考えてみたらコンデジそっくりの構造ですね。違いはレンズ交換が可能か否かと言うことくらいでしょうか? 他にも違いはあるのかも知れませんが・・・

 結局、「入門用」と称するミラーレスを買いました。なにしろコンデジの代替なのですから高機能は必要ありません。撮像素子数もむやみに多い必要はないでしょう。画像ファイルがでかくなるばかりです。約2000万画素は余裕があって良いのですが過剰なくらいです。Blog写真にはXZ-1の1000万画素でも十分すぎるくらいだったのですから。

参考:現在このBlogでご覧の写真はQXGAの約300万画素に縮小しています。なお、PC用は72dpiですが雑誌など印刷物への入稿には300dpiで行ないます。高画素数が生きてきます。

 NikonやCanonも好きですがお高いので手が出にくい感じでした。比較的安くて良さそうなOM System /旧・Olympusを選びました。おなじミラーレスでもコンパクトで扱いやすいのと、XZ-1のユーザ・インターフェースと類似性が感じられたからです。

 本体価格は約¥100k-くらいです。予算オーバーですしホントは本体+AFマクロレンズが欲しかったのです。しかし本体だけの入手は難しくてズームレンズ付きのセット物じゃないと納期は未定になるとのことでした。
 近所のカメラ屋でも聞いたら中古は少しも安くないからお薦めじゃないないんだとか。半導体不足とか円安の関係でカメラは入荷が滞っているので・・・だから中古も高い。 品薄にするのは何だかメーカーの戦略のようにも感じますが・・・。物価高騰で景気も減速気味のおり、こうしたカメラって高額商品ですからあんまり売れてないんでしょうね。(ほとんどの人にとってはスマホ・カメラで十分ですもの・笑)

 抱き合わせ販売の感があってレンズ付きのセットはイマイチだったのですが¥30k-程度の違いなので買って試してみることにしました。付属品は安っぽいズーム・レンズですが使えない訳でもないでしょう。

 セットのズームレンズは焦点距離:14〜42mm:f3.5〜5.6の広角系と同:40mm〜150mm:f4.0〜5.6の望遠系と言う2本だてでちょっと暗いものです。 なお、フォー・サーズシステムのカメラですから35mmに換算すると焦点距離は2倍に相当します。 35mmフィルム・カメラの換算で言えば28〜300mmをカバーするわけで、広角から望遠までカメラを始めた初心者が十分楽しめるレンズがセットになってます。

 昔はレンズの明るさには大いに拘ったものでした。フィルム感度もASA=100か200が普通でした。 しかしデジカメ時代になりISO/ASA感度は随時切り替えできるようになりました。フィルムではできなかった芸当です。 それで少々暗いレンズのためシャッターが遅くなってしまい、手ブレが心配そうなら感度アップでカバーできる訳です。(Autoにしておけば自動的にそうなります)

 むやみに感度アップしたら小さな入力信号をイッパイ増幅する訳ですからS/Nは悪くなります。このあたりは受信機と同じでしょう。 しかし最近の撮像素子はずいぶん進歩していてISO=800くらいならまったくノイジーにはなりません。ISO=100とか200から2絞り分くらいは楽々稼げるので暗いレンズでも何とかなるのでしょうね。

夏空
 表に出てちょっとスナップしてきました。

 広角側のズームを付け、望遠端の方(42mm)で撮影しています。 手前の雲の湧き上がってくる様子がいい感じに撮れていると思います。 まあ、こんなのは当たり前でしょうね。

 2つ付いてきたズームですが、こちらの広角ズーム:14〜42mmが本命でしょう。35mm換算で標準域にあたる50mm(=25mm)を含むので普段使いになる訳です。レンズの前玉は小さくてちょっと心もとないですが、撮像素子が小さいのですから十分なサイズなんでしょう。

 パンケーキ・ズームと称していて非撮影時の縮んだ状態だととても薄くて出っ張りません。付けたままでもコンデジ並みの携行性だと感じました。 近接撮影も悪くないので、このレンズだけでもセット物を買った価値はありそうです。もちろんAFレンズですしね。w

 望遠側のズーム:40mm〜150mmの実写は省きましたが、こちらの画質も悪くありません。驚くほどの軽量なので持ち歩くには最適です。昔のズームレンズに比べたら、心配なくらい軽くて安っぽいんですがレンズとしての描写は問題ないです。普段使いには十分だと感じます。 

 ともかく、コンデジからミラーレスにやむなく乗り換えたような私には十分すぎるでしょう。 ズームレンズ2つで追加の¥30k-は悪くない投資でしたね。かなり使えそうなズームでした。 あとは手に馴染むまでじゃんじゃん撮りましょう。

 カメラ故障の突然のトラブルはこれで一件落着。 お疲れさまでした。(笑)

                  ☆ ☆


OM-m4/3アダプタでMacro 50mm f3.5
 以下は、ミラーレス・カメラに移行したお話の長いオマケです。

 昔々の話ですが、ちょっとカメラやレンズの沼にハマったことがあるのです。 メインの趣味は無線でしたので、それほど本格的にハマった訳ではありませんでしたが、カメラ本体と一通りのレンズを持っていました。

 単焦点のレンズの方が明るくて良いのですが基本的にズームで揃えました。デジカメ以前の時代なので当然ですが35mmのフィルムカメラ(Olympus OM-4)でした。 交換レンズは焦点距離で21mm〜300mmまでのズーム数本と、600mmの超望遠ミラーレンズを持っていたのです。 それで何を撮影したのかと言うとお恥ずかしいのですが・・・。 すっかり忘れていますが、なるべく明るいズームを揃えたと思うので費用はかかったと思います。w

 写真趣味の醍醐味を感じるにはたくさん撮影してみることが重要です。しかしフィルム・カメラの時代ですから「じゃんじゃん撮影する」には費用がたまりません。 それに撮ってその場ですぐ見られる今とはわけが違います。 写真の作法を十分学ぶには膨大な時間とたくさんの勉強代が必要だったのです。 ですから初心者レベルの写真からあんまり進歩がなかったのは仕方がなかったと思っています。

◎ お金の掛かる趣味をいくつも抱えられませんからねえ。(爆)

                   ☆

 ミラーレスを買って調べていたら「オールドレンズ 」がブームになっているとのことです。興味津々でしたが調べた結果を言うとフィルム・カメラ時代の古いレンズを使って「近代的デジカメ」で写真撮影を楽しむと言うのです。おもに絞り解放における古レンズの「クセの強い描写」を楽しむようです。

 当然ですがオートフォーカスは働きません。 マニュアルでピント合わせをする昔のスタイルに逆戻りな訳です。 たいていカメラ側から絞りの操作もできないので、絞り優先のマニュアルモードで撮影になる訳です。シャッター押すだけとは行きませんから、もはやズブの素人向きじゃありませんね。

 ただし、昔と大きく違うのは撮ってすぐその場で見られることです。それにいくら撮影しても基本的に費用はかかりません。フラッシュメモリは消去して使えばまあ普通には際限なく撮れます。失敗を恐れずジャンジャン撮れるので写真を学ぶにはとっても良い時代です。 下手な写真も数をこなせば偶然イイのが撮れる可能性もありますから。w

 私の場合はオールドレンズを楽しむと言うよりも、沼に沈んでいた過去を拾い上げてもう一度試せたらというのがホンネでした。 長く放置していたのですっかり諦めていて沼底の時代遅れなガラクタはもう捨ててしまおうかと思っていたんです・・・

 さっそくマウント変換アダプタというものを購入してみました。私の過去は古いOM-SYSTEMのレンズでしたのでOM→マイクロ・フォーサーズの変換アダプタを選びました。 この写真は50mm f3.5のZUIKO MACROを付けた様子です。言うまでもなく銀塩時代のレンズです。

 初めはAFの35mmマクロレンズを買いたいと思っていたのですが、一般にマクロ領域ではAFでなくてもピント合わせは容易です。(AF、マニュアルのどっちでも難しいとも言えますが・笑) 古いマクロレンズで不満になったらAFマクロを買うことにして暫くコレを試してみることにしました。

 なお、50mmマクロですから2倍の100mm相当の中望遠気味のレンズになります。また元々はハーフ・マクロでしたが、1:1の等倍マクロになります。撮像面から測った最小接写距離は23cmで変わりません。従ってある程度のワーキング・ディスタンスが取れるので扱い易いです。 f3.5というやや暗いレンズですが、ISO感度をアップして撮れますからあまり気になりませんでした。このレンズの場合はISO=400 or 800で使います。

ラベンダー
 庭のラベンダーに寄れるだけ寄って撮影しました。

 なんだかわからない写真かもしれませんが説明用なのでご勘弁を。ラベンダーは蕾の状態です。 表面はビロードのような紫の産毛に覆われていますね。

 撮像素子面から23cmの距離から絞り5.6で撮りました。絞り優先で露出補正-0.3EV、シャッタースピードは1/500秒です。 本格的なマクロ・レンズで近接撮影ですから背景はすごくボケます。被写体が浮かびあがったような写真が撮れました。 このような背景ボケの写真は好みの分かれるところですが、ボケたらイイ写真なんだって言うマニアもおられるみたいです。w

 このZUIKO MACRO 50mm f3.5は往年の銘レンズ なので写真の投稿サイト:Flickrには愛好者のグループがあります。 マクロレンズとあって皆さんの撮影対象はお花や昆虫のアップがほとんどなのですが、ポートレートや風景撮影に使って楽しむお方もあるようでした。

 流石にちゃんとしたマクロ・レンズなので描写は正確でシャープですから、私が電子部品や機器の撮影に使う目的には良くマッチしていると思います。 もちろんコンデジやスマホでのマクロ撮影とは一味違うように感じますね。hi

500円玉
 被写界深度の説明用写真です。

 少々すり減った「くたびれた五百円玉」を斜め手前から撮影しています。 写真をクリックして拡大すると、ピント面は中央部分の左右帯状にあるのがわかるでしょう。

 真正面から撮影すれば全面にピントを合わせることも可能ですが、斜め前からでは一部にだけピントが合います。 ピント面は手前側が浅く奥が深くなりますが、このようなマクロ撮影ではピントの合っている範囲は非常に狭くなります。

 回折が気にならない範囲で「絞り」をなるべく絞ってやれば被写界深度はもう少し深くなりますが、マクロではそれも限界があります。 それに絞ればそれだけ暗くなるので手持ち撮影は手ブレが心配になってきます。

 被写体にできるだけ正対するか、それが無理ならチルト・レンズといった特殊なマクロレンズを使う必要があるでしょう。(欲しいレンズなんですけどね・笑)←危ない危ない、また沼にハマっちゃうョ。

Σ Mirror 600mm f8.0 超望遠
 マウント変換アダプタのお陰で沼の底の超望遠が試せます。

 この望遠レンズは反射望遠鏡の原理を使ったもので、ちょっと古いモデルでしたが中古品があったので手を出した記憶があります。
 ただし、レンズ黴(カビ)がだんだん拡大してしまい、メーカーに清掃を依頼しました。 清掃から帰ってきた頃にはカメラそのものにさえ興味を失っていて、その後は仕舞い込んだままになっていたのです。

 焦点距離:600mm f8.0のときでさえ撮影は難しかったと思います。 フォーサーズに付けたら換算で倍の1,200mmという超望遠レンズですから難しさは一段と増していますね。

 難しいと感じたのは2つのポイントです。 一つは安定に撮影することの難しさです。手持ちでブレずに撮影するのは不可能に近いでしょう。f8.0固定ですから早いシャッターが切れません。少なくとも1/500あるいは1/1000秒で切りたいところ。 ブレないよう、また風などで揺るがないよう安定したシャッターを切るのは容易ではなかったと思います。もちろん頑丈な三脚は必需品です。逆光気味ならフードの装着も不可欠です。シャッターはレリーズで切ります。(今はスマホのアプリでワイヤレスで切る)

 もう一つは、フラットな描写になってしまうことです。 これは望遠レンズ全般に言えますが、遠くのものを引っ張って撮影した写真はコントラストに乏しくメリハリのないフラットな写真になってしまいます。 よほどの晴天で空気がクリヤーな屋外で、できるだけコントラストが得られやすい被写体を選ばないと良い写真はまず撮れません。 なかなか難しいと感じたものです。 遠方の被写体を狙うというよりも、背景に生じる「リングぼけ」を生かしたアートな作品を目指すべきなのでしょう。

 デジタル時代になったので沼から拾った難物のレンズに再挑戦できそうです。 ミラーレンズの絞りは固定で変えられないことから扱いにくかったのですが、いまはシャッタースピードに加えてISO感度の方でも露出を加減できるため、昔よりもかなり使い易くなっています。 デジタル時代の恩恵ですね。

余談:上の方で写真の目的は「真実を伝える手段」みたいに書きました。しかし現実はちょっと違います。 写真のマジックとかトリックもある訳です。 広角が広い範囲を撮るレンズで望遠が遠方を見るためのレンズだと思うのは素人でしょう。 詳しく書いたらキリがありませんが、レンズの使い方一つにしても写真表現はすごく変わるのでなかなか奥深いです。(面白いです) 技術や技巧が要るので難しいものですね。 最低限の基本はわかって撮りたいと思っていますが・・・。

KONICA HEXANON 35mm f2.8
 もしこのレンズが焦点距離:35mmでなかったら試すことはなかったでしょう。戦前からの老舗、コニカ(小西六写真工業)のHEXANON 35mm f2.8です。

 なんでこんなレンズがあるのか良くわかっていません。コニカのカメラを所有したことはないので単なる凸レンズ代わりに中古品(ジャンク)を買ったのかも?? 500円くらい??

 焦点距離:50mmレンズなら上のMACROだけでなくG.ZUIKO f1.4と言った明るい標準50mmもあります。35mmなので試してみたくなったのです。点検したらレンズはまあまあ綺麗でした。60年くらい前の古いレンズでしょうか。

 ネットの情報によれば、このレンズはおフランスのアンジェニューとか言うレンズメーカの形式を模した古い設計の広角レンズだそうです。 「プリセット絞り」という古いけど面白い機能も付いていて、これがいま時のミラーレス・カメラにとってもマッチしていると感じました。

 コニカARマウントをマイクロ・フォーサーズへ変換するマウント変換アダプタが手に入ったので試すことができました。当然ですが本来は広角レンズだったのに70mm相当のレンズになってしまいます。 まあ、これは仕方がないでしょうね。

 レンズの中心部を使うことになるため、オールドレンズらしさはあまり感じられませんでした。 歪みや収差はほとんど現れないのです。ごくフツーに良く撮れるレンズです。 描写は正確で発色も良くて普段使いも可能でしょう。 もちろんマニュアルフォーカスですけれども。 マクロレンズほどの正確な描写にはなりませんが被写体に30cmまで寄れます。 画角の点でメリットがあるかも知れません。時々は装着して活用しましょう。 レトロ・フォーカスというレンズの形式から、前玉がとても大きくて立派に見えます。

◎ デジタル・カメラが進歩したお陰で古いレンズを手軽に試して遊ぶことができます。 これはHAMの通信のFT-8なんかもそうですが「デジモノ」の進歩で色々な遊びの幅が広がったのはVY-FBです。長生きはするものですね。 新しい物を採り入れる柔軟さも持ちあわせたいものです。

                 ☆ ☆ ☆

Epilogue
愛用のコンデジが故障したことで急な出費にもなってちょっと痛手だったのですが、実はそろそろカメラを入れ替える時期に来ていたのかも知れないと思いました。
 今でもそうですが、デジタル一眼レフはその必要性をあまり感じなかったのでコンデジで間に合わせて来たわけです。性能は良いとしても価格は高価すぎました。
 ミラーレス・カメラも高価ではありますが、その中で安価なモデルであっても相当十分な機能や性能が実現されていることがわかりました。 使ってみてもっと早く入れ替えても良かったと感じましたし、昨今のデジタル機器の進歩のお陰で「安くても美味しいもの」が手に入るようになったと言えるのかもしれません。カメラの入れ替えには良い潮時だったんでしょう。
 そして沼の底から過去の遺物を拾い出して遊ぶことができたのは面白かったです。ちょっと予算オーバーでしたけれど再び沼に落ちるほどの出費にはなっておりませぬ。 とっくの昔にマニアは返上している私です。(笑)

 真空管のハナシはどこかへ行ってしまいました。 そろそろ飽きて来たのと日常の出来事を書くのがBlogとも言えるので近ごろ発生したカメラが壊れた事件をお題に致しました。Blogの楽屋裏の話でしたね。 さて、次回は・・・  de JA9TTT/1

(おわり)fm


観月亭と中秋の月
 昨晩、お月見をしてきました。
 近江・石山寺・・紫式部ゆかりの寺・・にて「観月亭」と輝く中秋の名月です。

 スマホ(iPhone 14)の手持ちで、ここまで誰でも簡単に撮れます。 コンデジや下手なデジカメの出る幕はなくなりつつあるようです。

 より芸術性のある写真を撮らなければ高度なカメラも持ち腐れかも知れませんね。

 おしまい。(追加:2024.09.18)

12 件のコメント:

  1. 加藤さん、おはようございます。

    加藤さんも銀塩時代に一通り手を出された後の愛用コンデジだったのですね。

    銀塩の頃は現像の手間が面倒でカメラには興味無かったのですが、子供が生まれてから一眼レフを買い、その後デジカメになってコンデジ、デジ一、ミラーレスと手を出してしまいました。

    コンデジは毎年のように買っていたのですが、iPhoneのカメラ性能が上がってからは新たに買うこともなく使う頻度も減り、気付くと新しいコンデジ自体発売されなくなってますね。

    最近(と言っても数年前ですが)買ったのは超高倍率が売りのデジ一のような大きさのコンデジですが、結局月を撮影するぐらいにしか使っていません(笑

    ちょうど中秋の名月ですので600mmの超望遠レンズを使ってお月様を撮影されてはいかがでしょうか?Hi

    オーディオやカメラなども沼にはまると際限なくコストがかかりますから、そこそこに楽しむのがFBですね。(笑

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    1. 加藤様、こんばんは

      一眼レフは、親父の遺品でLittle Nikon(勿論銀塩カメラ)を使っておりましたが、義弟の手に渡ってからは もっぱらコンパクトデジカメでした。
      おっしゃる通り、昨今はスマホ内蔵カメラが進化して、もっぱらそちらのみの仕様です。
      しかし、カメラは趣味としては捨てがたいものがありますねえ。
      私は、動画にはほとんど興味がなくて、ビデオカメラなども全く持っておりませんが、時を切り取ったかのような静止画には 心を取られ(撮られ?)ます。hi  では

      削除
  2. JE6LVE/JP3AEL 高橋さん、こんばんは。 先ほど大津・京都・宇治方面から帰宅しました。 ともかく暑かったですねえ・・・w

    さっそくのコメントありがとうございます。
    > 一通り手を出された後の愛用コンデジ・・・
    何と言うか、XZ--1は成り行きで購入したコンデジでしたが、意外に長く使うことになりましたね。悪くないカメラでした。

    > その後デジカメになってコンデジ、デジ一、ミラーレスと・・・
    カメラの進歩に合わせて順当にご購入されたわけですね。さずが!hi

    > iPhoneのカメラ性能が上がってからは・・・
    そうなんです。 出かけるときは必ず持って出たコンデジも、iPhoneで間に合うようになってからはずっと家でお留守番してました。

    > 結局月を撮影するぐらいにしか使っていません(笑
    超望遠って意外に使い道がないんですよね。 買ってみると良くわかりますが、買うまでは欲しくて・・・(笑)

    > お月様を撮影されてはいかがでしょうか?Hi
    だいぶ迷った挙句、ミラーレスは持ってゆきませんでしたが、先ほど観月の旅から帰宅しました。 iPhoneですがスナップの1枚を追加しておきました。 よかったらご覧を。

    > そこそこに楽しむのがFBですね。(笑
    そう思いますし、財力ないのでむやみに手を出すと中途半端で終わってしまいます。(爆)

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  3. JA8CZX 矢北さん、こんばんは。 さきほど帰宅したら激しい雷雨が通過したあとでした。 日中は今日も酷暑だったようです。w

    いつもコメントありがとうございます。
    > Little Nikon(勿論銀塩カメラ)を使っておりましたが・・・
    NIKONやCANONのカメラは人気がありましたね。 デジタルな今でも本格的にカメラをおやりのお方は変わらず・・・のようですね。

    > 昨今はスマホ内蔵カメラが進化して・・・
    素人の女性やお子さんでもかなり上手に写真が撮れますから、カメラも進歩したものだと感心させられます。hi

    > カメラは趣味としては捨てがたいものが・・・
    いい写真は難しいのですが自分でもうまく撮ってみたくなります。

    > 時を切り取ったかのような静止画・・・
    漫然と構えていてもシャッターチャンスは訪れません。そう言う写真を撮ってみたいものだと思っても、なかなか撮れるものではありませんね。 静止した画ではあっても動きが感じられる写真・・・難しいものです。(笑)

    返信削除
  4. 上等なカメラを使ってこられたんですね。無線やボートアンカーが好きな方にはカメラや腕時計も好きな方がよくいらっしゃいますが、私はその方面には幸い(?)興味がなく、500万画素から700万画素くらいの古いデジカメを使っています。予備も含めて数台、フリマで集めてあります。

    長年使っているのは CANON の PowerShot A610 という5百万画素のやつで、SNSなどようには最大画素未満で使っています。故障知らずでありがたいです。

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  5. exJR2PDC 加藤さん、こんばんは。 東海道方面は静岡あたりまでは良いお天気でしたね。

    いつもコメントありがとうございます。
    > 上等なカメラを・・・
    それほどの物じゃありません。 カメラって上には上があって、キリがないです。 ただ、ZEISSのレンズの描写なんて惚れ惚れ・・・(笑

    > カメラや腕時計も好きな方が・・・
    古い無線機もメカ物としてはかなり共通したものがありますからねえ。 もう今の無線機は趣味の対象には複雑すぎて・・・hi hi

    > 5百万画素のやつで、SNSなどようには最大画素未満で・・・
    私の以前のBlogでは1024x768画素の写真を使っていました。 だんだん世の中がブロードバンドになったので2048x1536の現行の画素にしています。

    やや過剰だとは思ってますが、稀に拡大して見ることも考えて今の画素数にしています。 たぶん昨今ならそのくらいでも大丈夫でしょう。

    手に馴染んだカメラが一番使いやすいです。ご愛用されてください。=> PowerShot A610

    返信削除
  6. 高橋様

    JH6WOF/JO4FSM 宮原です。

    カメラの話でコメントさせて頂きます。
    私のカメラ使用目的も芸術ではなく記録目的です。しかしながらメカ好のせいで色々とカメラに手を出してきました。Nikonすきなのでフイルム時代から一眼レフ愛用しています。デジカメ時代になってからもCoolpixを2台使いましたが今は壊れて残骸のみ手元にあります。デジタル一眼レフも未だに愛用していますが、仰せのようにスマホのカメラが高度化したので、出番が少なくなっております。ミラーレス一眼も魅力はありますが高価なのと必要性の両面から手を出していません。
    ここ数年は天体写真撮影にハマっており、天体望遠鏡にCMOSカメラをつけて星雲や惑星の写真撮影を行っています。天体写真にはやはり専用カメラがよいようです。
    無線と同様に天体望遠鏡も上を見ればきりがなく、泥沼にはまらぬようにしています。

    返信削除
  7. JH6WOF/JO4FSM 宮原さん、こんばんは。

    コメントの返信に迷いましたが、文面から私が返信致します。このBlogオーナーは「加藤」です。 これからもどうぞよろしくお願い致します。

    いつもコメントありがとうございます。
    > メカ好のせいで色々とカメラに手を出して・・・
    HAMのお方にはメカ好きが多いので同じようなお方も多いでしょう。

    > 今は壊れて残骸のみ手元にあります。
    メカで実現していた機械式カメラと違い、主に電子回路で構成されたデジカメは寿命が短いように感じています。購入したミラーレスも意外に短命かも知れません。

    > ミラーレス一眼も魅力はありますが・・・手を出していません。
    デジイチや必要十分な性能のスマホをお持ちならミラーレスはご不要でしょう。

    > 天体写真にはやはり専用カメラがよい・・・
    星空のタイムラプスを撮るといった用途はデジカメですが、星雲や恒星の写真は天体望遠鏡+専用カメラの分野だと思いますね。

    > 泥沼にはまらぬようにしています。
    日本経済発展のために、どんどんハマってください。w

    返信削除
  8. コンデジ、2018年まで持ってたんですが、2020年に東京に移る前に全部手放して止めてしまいました。iPhone SE 2nd genでもそこそこの記録用写真は取れるというのが最大の理由です。
    73 Kenji Rikitake, JJ1BDX

    返信削除
  9. JJ1BDX 力武さん、こんばんは。 お久しぶりですね。

    コメントどうもありがとうございます。
    > iPhone SE 2nd genでもそこそこの記録用写真は取れる
    そう思います。 記録用ならスマホのカメラでもう十分すぎるクオリティですからねえ!

    趣味としての「写真」も、カメラの特性をわかって撮れば良いので、ナイスな写真はスマホでも可能なんですよね。 要はセンスさえあればってことで・・・(笑)

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  10. 加藤様 こんばんは。デジカメの話題ですね。デジカメは、無線機や受信機のレストアに大変便利なツールです。ハードオフで古い400ピクセルのデジカメを使って、分解中の記録をとっていました。後でパソコンに写して、記録用に便利していました。基本的にハードオフのジャンクコーナー出身のデジカメばかりです。少しづとアップグレード、というかメモリーカードが進化するのでそれに合わせるというのが、事実ですけど。

     名古屋に単身赴任している時に、名古屋市の八マークの懇親会というのがありまして、そこの会員にならなくてはならず、その上分科会があり、ゴルフの会、マージャンの会、お食事の会などに登録しなくてはならず。大胆にも写真の会に入り、コンデジを持って撮影会に行き、他の会員の皆様がえらい高級カメラ、レンズなのに驚きました。キャノンの支店長さんもおられ、プロのカメラマンの指導、撮影会もあり勉強になりました。

     カメラは、EOSの高い奴を割引で売っていただける通お話もありましたが、貧乏くさい人間なので、メルカリで調子の悪いミラーレス一眼DFC-GF5を3千円で買い、場合によってはニコイチも考えていましたが、運の良いことに前の持ち主さんが、落とした時に操作の丸いスイッチの周りのボディーを変形させたことが原因で、操作キィが押された状態になっていただけで、ケースを外してアルミ製なので、板金してヤスリで整形して、修理完了。直せたのが嬉しくてドーパミンがたくさんでました。

     レンズは、ヤフオクとやはりメルカリで標準と望遠ズームを購入しました。やすもんばかりで、恥ずかしげもなく、撮影会に参加。訳のわからない、写真を大量生産。カミさんのiPhoneに負けてました。年に1回展示会出品のノルマがあるのですが、自宅で作品を選ぶ時に、カミさんに酷評されてばかり、才能の無いのに愕然としました。うちのカミさん結構うまいんですわ。iPhoneは手強いです。パネルに仕上げて、名古屋の栄の地下街の隅っこに展示されたときは、拷問でした。

    どうもうまく景色を主題を持って切り取れず、わー、綺麗、見でみたままを撮るので、仕上がりは、ノッペリ。知恵をつけて、お花とか、灯籠、金魚なんかをアップでとって、さらに混迷が深まりました。結局、お犬様にご協力をお願いして、展示作品はごまかしました。印刷屋の社長さんも会員にいるので、パネルにする時に、プロの方が修正してくれたので、まぁまぁかな。

     今は、滝の写真を撮ったり、いろいろ活動していますが、やはり駄作の大量生産をしています。昔のように銀塩でないので、お金はかからないのが救いですね。

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  11. JA9MCH 和田さん、おはようございます。 雨模様でちょっと涼しいです。

    いつもコメントありがとうございます。
    > レストアに大変便利なツールです。
    カメラには違いないんですが、作業途中の一時記憶用の機器としてすごく便利ですね。 以前は紙にメモしながら作業していましたが・・・もう写真が一番です。 じゃんじゃん撮影しておくのがコツです。

    > ジャンクコーナー出身のデジカメばかりです。
    みなさん使い切る前に、新型が出たら買い換えてましたから新品のように綺麗な中古がかなりお買い得に出てました。 スマホのおかげで買う人も減ったでしょう。(笑)

    > 皆様がえらい高級カメラ、レンズなのに驚きました。
    まあ、そういう会って何となく道具自慢の場でもある訳で・・・マニアのお方は凄いでしょうね。 いいレンズっていまでもすごく高いです。w

    > 指導、撮影会もあり勉強になりました。
    やはりどういう撮り方をすれば良いか基本はある訳なのでずいぶん勉強になったでしょう。 プロの指導とは羨ましい。

    > メルカリで調子の悪いミラーレス一眼・・・
    和田さんは観察眼が鋭いのでうまく治せたんですね! 治ったら機能的には支障はないのでしょうから素晴らしいです。 ドーパミンわかります。

    > 訳のわからない、写真を大量生産。
    私も同じようなものですが、ダメなら即消去で撮り直せるのでデジタルはいいです。 駄作がプリントでたくさん残ってしまった昔は困ったものでした。プリントまでしてすごく勿体無いって思いました。(笑)

    > うちのカミさん結構うまいんですわ。iPhoneは手強いです。
    センスの良さなんでしょうね。 ちょっとしたスナップでも上手な人の写真には訴えるものが有ったりしますから・・・。 カメラの種類はあんまり関係ないですよ。

    > お犬様にご協力をお願いして、展示作品・・・
    良いお友達がおられて良かったです。 モデルさん、下手に撮っても文句は言いませんし。 動物・植物の写真は定番ですが、やはり良い写真となると難しいですね。 記録としては良くても「いい写真」はなかなかです。

    > 銀塩でないので、お金はかからないのが救いですね。
    鉄ちゃんたちがじゃんじゃん撮影してますが、あれってデジタルだからできるんですよ。 昔の鉄道写真マニアは非常に苦労しつつ構図も考えて工夫して撮っていたのを思い出します。撮影技術も上等でした。 たくさん撮っていいのを選ぶってなんだか下手な鉄砲作戦ですよね(笑)

    デジモノの進歩は遊びにはありがたいことです。たいてい安上がりで済みますから。hi hi

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