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2014年9月1日月曜日

【HAM】 HAM Fair 2014

【ハム・フェア 2014より】

【今年のハム・フェア】
 8月の末はハム・フェアです。 今年も有明ビックサイトで開催されました。 22日が準備で、23・24両日が一般公開日です。 土曜日23日に出掛けました。 例年、この時期は残暑が厳しいのが通例でした。 Getした重たいジャンク品を汗だくで運んだことなど思い出されます。 ことしは雨模様もあって幾分過ごしやすかったです。それでも蒸し暑くて、帰宅したら真っ先にシャワーを浴びずにはいられません。にぎやかな懇親会で時を過ごし、24時前に帰宅しました。

 ハム・フェアと言えば無線機メーカーの新製品発表が恒例ですが、HF帯の旗艦機は既に出そろった状況なので、今年はこれぞと言う目玉は無いようでした。 アルインコのデジタル機は大幅なデジタル化とかで興味がありましたが、どうもチープな路線のようでパッとしなかったのは残念です。あとは某社50周年記念の金ピカモデルとか、これもちょっと趣味が合わない感じでした。中身もいじってあるようですが金ぴかにする必要があるのでしょうか。渋い燻し銀にするとか、よほど高級に思うのですが金ぴかは大阪人の趣味でしょうか。hi hi

もう一つ、「ハム・フェアと言えばジャンク市だろう!」と言うお方も多いと思いますがネットオークション全盛の昨今にあってはどうもパッとしません。 リグ系、測定器系、部品系、アンテナ系のいずれも大したものが見つけられませんでした。 記念になりそうな軽量小型でお値打ちの品などないだろうかと思ってぐるぐる回って探したが見つけられませんでした。 遊ぶための素材もだいたいは揃ってるのですから食指が動かないのも無理からぬとも思います。私が欲しくないだけで、一般的に見てそれなりに良さそうなものは結構出ていたように感じました。

 結局、私は買うものに困ってZilogのロゴも鮮やかな往年の銘CPU:Z-80の10個入り1レールをお土産にしました。1992年第46週製造の終末期のZ-80ではないでしょうか。(写真) まあ、使うことは99.9%ないと思いますが本家ZilogのZ-80はいずれ希少品になるかも?? i8008じゃあるまいお宝に化けはしないでしょうねえ。(笑)

 流石に超ポピュラーだったCPUだけあって、今でも作って楽しんでいるお方もあってネット検索でたくさんヒットします。 面白いなあと思ったのは、AVRマイコンとZ-80のコラボで昔懐かしいCP/Mを動かすプロジェクト。(→リンク)流石にフロッピーディスクの時代じゃないのでソフトはSDカードに移して読ませています。MBASICほか各種の高級言語が豊富に存在していたので何も無いほかのCPUより遥かに遊び甲斐がありそうです。まだ読めるかどうかわかりませんが拙宅にもFortranとかCobolなんかのFDもあったはずです。工夫すればまだまだ楽しめる素材のようですね。本家本元のZ-80でやったら乙かも知れません。

【24MHzの水晶発振器】
もう少し実用的なものもと言うことで、24MHzの水晶発振モジュールを購入しました。 すぐに必要ともしていませんが新品25個入りが500円だったので何かの時にでも・・と思って買っておきました。 たぶん使い切れずに死蔵品になりそうな予感がします。(笑)

 ちなみに、DDS:AD9850のクロックに使うと消費電流を大幅に削減可能です。クロックそのものが喰わないのとAD9850の消費もかなり減って、だいたい50mA以上少なくて済みます。 もちろん、実用的な上限周波数はせいぜい8MHzになってしまいます。ごく低い周波数の発生で済むなら十分使えるでしょう。 125MHzクロックで消費電流過多で困ったなら使える手です。 信号のきれいなクロック発振器でした。

                   ☆

ハム・フェアと言えば、やっぱりジャンクでしょ!・・・と言う声も聞くのでお土産をご披露してみました。 しかし、本当のお土産は皆さんとのアイボールです。 クラブの会員さんがたくさんお見えになったので久しぶりのラグチューを楽しむとか、お元気な姿を拝見するだけでも良かったです。 来場者と話し込んでいたらJH1FCZ大久保さんに声をかけて頂いきました。会場に出てくるのもだんだん大変になったと言うお話でしたが、お元気そうで何よりでした。

#写真はロシア製真空管6H7C(米 6N7GT相当):新橋で開催のQRP懇親会場にてJG1SMD 石川さんに頂いたもです。B級pp用の面白い球。TKS ! JG1SMD

 冷静に考えてみれば、すでに「モノ」は整理する段階にあるのだからそうそう目ぼしいものが見つかるはずはありません。 出来心から始末に困りそうな大きくて重たいガラクタジャンクを買い込まなくて良かったというオチにもなりそうです。 楽しい思い出なら有って困ることもありません。 de JA9TTT/1

(おわり)

6 件のコメント:

  1. 加藤さんおはようございます。
    今日から9月、今年も後4ヶ月で終わりですね。

    ハムフェアではアイボールありがとうございました。
    僕も何かEB以外にお土産をと探し回りましたが、たいした物は見つけられず同じZ80と和文モールス練習用CDぐらいでした。Hi

    まあ何か買ったとしてもたぶんパーツボックスの肥やしになるので物が増えなかったでよしとしましょう(笑)

    来年も何とか都合付けて参加したいと思います。
    やはり日帰りは慌ただしいので今度は1泊したいです^^;

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  2. JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。

    早速のコメントありがとうございます。
    > ハムフェアではアイボールありがとう・・・・
    こちらこそ、FBなアイボール有り難うございました。久しぶりにお会いでき、VY-FBでした。

    > 同じZ80と和文モールス練習用CDぐらい・・・
    もっと丹念に探せば、お宝の発見もあったのかもしれませんが、取りあえず見た範囲では今ひとつでしたね。Z-80がお宝に化けるのを期待しましょう。hi hi

    > 増えなかったでよしとしましょう(笑)
    そうですね。 差し当たっての目的もなくまとめ買いしたものは、過去の経験から5%程度しか消費されないことがわかっていますので、良しとしましょう。(笑)

    > 今度は1泊したいです^^;
    ぜひそうされてください。 来年も宜しくです。

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  3. AKI-80は使ったことはありますが(コードも書いて回路も動かしました),本物のZ80とはすごいですね.FreeBSDでクロスアセンブルできるので今でも十分実用になるんじゃないかと思います.

    Kenji Rikitake, JJ1BDX/3

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  4. JJ1BDX/3 力武さん、こんばんは。

    コメント有り難うございます。
    > AKI-80は使ったことはあります・・・
    やはりAKI-80に使われている東芝のチップは周辺のICまで含んでいて便利ですね。 AKI-80がベストセラーになったのもわかります。

    周辺チップの方が入手難かもしれませんね。 FPGAで作ってしまうと言う手でしょうか? そこまでして使う価値はないかも知れないです。

    > 今でも十分実用になるんじゃないかと・・・
    軽い処理なら問題なく実用に使えると思いますが、Flashメモリ内蔵のワンチップマイコンの手軽さに慣れてしまうとかなり根性が必要でしょうね。(笑)

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  5. 加藤/exJA5GHK2014年9月7日 11:08

    加藤/exJA5GHK です。

    加藤さん、こんにちは

    IC/LSIのロット番号、「9246」ですが、
    > 1992年第46週製造
    大体は、最初の9が製造年の1の桁、次の2桁が製造週、最後の1桁がその週でのロット番号?となっています。
    なので、おそらく1989年24週の製品と思います。

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  6. exJA5GHK加藤さん、こんにちは。

    コメント有り難うございます。
    > おそらく1989年24週の製品と思います。
    米国式のロットナンバーの付け方は、一般に年(2桁)+製造週(2桁)が主に使われています。稀に違うものもありますが、この付け方はもともと軍からの要求のようです。

    従って、本文記載の通りで宜しいと思います。 ただし、日本の半導体メーカは特別な要求が無ければ各社各様でした。お書きのような記載法もあったと思います。

    まあ、これはどうでも良い事なのでご自身のお考えで解釈されてください。議論するような話ではありません。(笑) 一応半導体メーカーの社員でしたので多少は詳しいです。 hi

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