写真はバイファイラ巻きしたトロイダル・コイルだ。 お馴染みの「FCZコイル」がディスコン(=製造中止)になって、これからは欧米のHAMのように自分で巻いて何とかしなくてはならない。
写真の巻線はφ0.32mm(AWG28相当)の細い線材なのであらかじめよじったものを巻いて行くと旨く行く。コアはT-37サイズである。 大きなコアに、ごく太い線を巻く場合はよじって巻くのは難しい。その場合は2本を平行に沿わせて巻いて行けば十分だ。
ところで、写真の青いコア材は滅多に使われない#1材である。実際にコイルを巻いてみると人気がない意味がわかる。:-)
バイファイラ巻き専用の電線も作られているが、少量の入手は難しいだろう。 バランに使ってある2色になった線を見たことがある。配線間違いが防止できて良さそうであった。
しかし、手に入らないのでは仕方がないので、手製でバイファイラ巻き用の線材を作っておこう。
まずは2本の線を用意し片側を万力などに良く固定する。 もう一端は電動ドリルあるいは電動ドライバに固定して引張る。 あとは適度のテンションを与えながら「よじり」の具合を見ながらウイ〜ンとやれば良い。
もちろん、電動じゃなくてハンド・ドリルでも可だ。 あまり長いものを一気に作ろうとしないのがコツと言えそう。 材料は昔ながらのエナメル線は被覆が弱いので向いていない。特別な事情がなければ、そのままハンダ付けできるポリウレタン電線:UEWがお薦めだ。あるいはホルマール電線:PEWでも良いが、ハンダ付けの時に被覆を除去しにくいのであまりお薦めではない。
前に作った物が品切れになったので、2mほど作っておいた。これで随分の個数が巻けるからまた暫くは間に合う。
ほかに、3本の線をよじったトリファイラ巻き用の線材も作ってある。 さらに,より小型コアに巻くことを考えて、もっと細いφ0.2mm(AWG32相当)で作った線材も用意してある。
必要になったら何時でも所望のトロイダル・コイルやトランスを作ることができる訳だ。 数種のコア材と巻線材料、そして製作用の巻線データが用意してあれば1個作るのに5分もかからない。 一般にシールドする必要も無いから便利なコイルだ。
# くれぐれも結線を間違えないように! 作ったコイルが旨くないのは繋ぎ間違いかも。
−・・・−
自作品はこのような簡単な作業の積み重ねでできている。 当たり前でつまらぬ作業が意外に知られていなかったりする。 こうした格好良いとは言えない「泥臭い所」を手際良く片付けるのも「自作のコツ」だろう。 むしろ高級測定器やソフトウエア・ツールを駆使するような「見かけの良い作業」はわずかなものだ。(笑) de JA9TTT/1
#このままでは7月のBlogが一つもなくなりそうなので、ごく軽いテーマを扱ってみた。
注意!:このBlogは「こんなやり方もありますよ」と言う一例を紹介している。 何もわからぬ人には幾許か参考になると思うが、既に「自分流」を確立されてるなら、それでやられれば良い。何か示唆したり方法を強制するつもりは毛頭ないので勘違いなきように! 自作は良さそうなアイディアを採り入れつつそれぞれの流儀でやるのが一番楽しい。
参考:いわゆる『FCZコイル』の代替品の作り方についてはこちら(←リンク)もご覧を。
(おわり)
こんばんは
返信削除バイファイラ用のより線を作っておくのはFBですね。
トロイダルコアでいつも悩むのが線を何cmほどカットすれば良いかと言うことです。Hi
>作ったコイルが旨くないのは繋ぎ間違いかも
トランスを作るときなど勘違いで結線を間違えて悩むことがありますが、間違えてると思わないので結構わからないときがありますね。HiHi
FCZコイルがなくなってこれからはコイルも自作の時代ですね。
老眼に負けずに巻き巻きします。
おはようございます。
返信削除どうでもいい話ですが、うちには300gボビン巻きで0.1/0.32/0.6/0.7mmφのUEWが転がっています。うちにはありませんが、0.3mmφなら緑色のものも秋葉原のオヤイデ電線で入手できるので、バイファイラ巻きのコイルを作るのであれば置いておくとFBだと思います。
個人的には0.08~0.1mmφで色違いのものがあればありがたいのですが、ないようですね。もっとも、必要であれば油性ペンか何かで塗り分ければいいわけですが…
PEWは高周波特性に難ありと聞いたように思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。
私の場合、FCZコイルのディスコン対策はトロイダルコイルの使用以外にも手を考えていますが、その辺は(原稿がボツにならなければ Hi.)いずれ明らかになると思います。
昔に戻ったと言えばそれまでですが、これからの時代は「ちょっとした手間」を惜しむ人は自作に向かないかもしれません。情報ならただ口を開けて待っていても降ってくるでしょうが、手を動かさなければ何も生まれてきません。もっとも、第三者にお金を払ってやってもらう手もあるでしょうが… Hi Hi.
以下は蛇足ですが、必要に迫られて3個目のAVRライタをデジットで買いました。この機会に純正品の導入も考えましたが、ちょっとした用途なら安い簡易版でも十分そうです。また、今回初めてISPを経験しました。石を外さなくて済むのは便利です。Hi.
オリジナルの開発はこれからですが、シビアな用途でなければPICの方が使いやすいかもしれません。
TTT/加藤さん、こんばんは。
返信削除久しぶりの記事ですね!
当局は相変わらず月一(今月は危ない^^;)です。
FCZコイルがなくなって、やはりトロイダルコアかな?!とローカルさんと話していました。
インダクタンスが、巻き数で正確ですから、昔うまく行かなかった自作のコイル巻きが楽になったように思います。
もっとも、共振点はトリマコンデンサの調整が必要になりますが。
当局は、米国より、コアと線材のキットを購入してストックしております。
緑と赤の線材も購入してあるのですが、買ってから自作が進んでいません(^^;
JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。
返信削除早速のコメント有難うございます。
> いつも悩むのが線を何cmほどカットすれば良いか・・・
たしかに。 足りないと困るので長めに切っていますが無駄が多くなりますね。たくさん巻くときは目見当と言うわけにも行かないので、あらかじめ10回程度巻いて必要量を概略求めています。
> 結構わからないときがありますね。HiHi
共振回路だとすぐにわかりそうですけど、RFC的な用途だとわからないかもしれませんね。一般に巻きすぎる傾向があるので間違いが幸いしていることもありそう。(爆)
> 老眼に負けずに巻き巻きします。
10Kボビンに巻くより楽ですから、FCZコイルの代替はトロイダルが良さそう。お互いに「巻き巻き」頑張りましょう。
JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。
返信削除いつもコメント有難うございます。
> 0.3mmφなら緑色のものも秋葉原のオヤイデ・・・
拙宅ではφ0.2mmの緑色があったので2色撚りにできました。赤色も売っていたと思うのでトリファイラ用に3色も作れそうです。
> 油性ペンか何かで塗り分ければいいわけですが…
それも良くやる手ですね。 最近はテスタの動通チェックで済ませてますが、一旦接続してしまうと見ただけでは間違いの発見ができません。(汗)
> PEWは高周波特性に難ありと聞いたように・・・
このBlogの記事では7MHzのQRP送信機に使ってます。Qも普通でしたし特に問題は感じませんでしたねえ。表皮効果が大きくなるVHF帯では影響があるのかも。VHFには銀メッキ線が一番でしょう。hi
> トロイダルコイルの使用以外にも手を考えていますが・・・
市販のマイクロインダクタにも旨く使える物があるようです。どこでもいつでも同じ物が買える保障が無いのが痛いところですが・・・。同じ公称インダクタンスでもモノが違うと同じじゃないんですよ。(笑)
> 「ちょっとした手間」を惜しむ人は自作に向かないかも・・・
昔っからコイル巻きは不人気で、だからTRIOとかSTARのコイルが誕生したんでしょうね。やはっぱり面倒ですからこれからも既製品のニーズがありそうです。
> 石を外さなくて済むのは便利です。Hi.
ISPに慣れてしまうと、「ライタに装着して焼く」のはかなり面倒に感じます。hi hi
JN3XBY 岩永さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> FCZコイルがなくなって、やはりトロイダルコア・・
欧米のキットや自作品を見るとやはりトロイダルコアが多いですね。 計算に対してインダクタンスの精度は±10%くらいの感触です。 どちらかと言うとプラス誤差になる方が多い感じですね。
> トリマコンデンサの調整が必要になりますが。
秋月etcで小型トリマが安価に入手できますから問題はなさそうです。 可変範囲はコア入りコイルより狭くなりますね。 一緒に抱かせる固定コンデンサの加減も必要そうです。
> 買ってから自作が進んでいません(^^;
相変わらず、超お忙しそうですね。 暫くは自作品の構想を入念に練っておいて下さい。 どうぞ、お体に気をつけて!
TTT/加藤さん、こんにちは。
返信削除ここには初めてのコメントです。(少し前にTwitterで瞬間すれ違いました)
私はコイルを巻くのが好きな方です。
どちらかというとトロイダル派なので、FCZコイルの影響は受けていません。
でも昔から好きだったわけではなく、やっぱりコイルって得体の知れないイメージが強いので、せめてインダクタンスなどの定数くらいは計れる環境にならないと進んで巻きたくはならないと思います。
トロイダルコアはほぼ計算通りに扱えるので便利だと思っています。
私の場合はディップメータを作ってからコイル巻きが面白くなり、LCメーターを作ってますますのめり込みました。
最近FRMS2が完成したので益々好きになりそうです。
反面10kコイルやFCZコイルの経験が無いわけではありませんが、何度も加熱しすぎて壊した経験がトラウマになっているので取り付ける時は二度と外さない一発勝負だと気合いを入れないと使えません(笑)
コンデンサの方はトリマの持ち合わせは全く無く、共振点の確認はバリキャップで行う事が多いです。(ジャンクを大量に持っているので)
線材はローカルから譲り受けたφ0.35くらいを好んで使っています。
JR3TZB 河村さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> 私はコイルを巻くのが好きな方です。
おー、仲間がいて良かったです。(笑) コイルはCRと違って自分で手軽に作れる部品ですから・・・。
> 得体の知れないイメージが強いので・・・
これも、その通りですね。 RF用のコイルはテスタくらいでは測定できませんから。 やはり、Lメータは欲しいでしょうね。 それだけ敷居が高くなります。
> 最近FRMS2が完成したので益々好きになりそうです。
次はネットアナでも如何ですか?(笑)←悪魔の誘い??
> バリキャップで行う事が多いです。
実機にもバリキャップを組込んでしまうんでしょうか?? トリマコンデンサも秋月で各種容量が4個100円で購入できますのでお薦めですよ。
> φ0.35くらいを好んで使っています。
コアサイズにもよりますが、小さめのコアにはこの程度が使い易いですね。 大きなコアにはφ1.6mmとか巻くこともあります。こう言うのはパワーものですね。hi hi
またお気軽にコメントお願いします。
お久しぶりです。平日のこんな時刻に書き込みしているのは輪番制のおかげ(弊害)です。
返信削除FCZコイルもトロイダルコアもそれなりにストックしてあるのですぐには困らないのですが・・・根っからの貧乏性。
先般は7MHz帯用のLPF用にφ1のポリウレタン線で空芯コイルを手巻きしました。
Webで拾った計算式で作成、Qメータでチェック、バッチリ!!!これで#6コアを4つも節約できました。
トロイダルコアを使うとインダクタンスの再現性にはFBなのでしょうが、空芯コイルでも間に合う(簡単に自作できる)ところにもやたら使う傾向があるように思えてきましたよ。
上手く使い分けていかなくてはなりません。
閑話休題①
震災の片づけは完了して普通の生活にもどりましたが、お空での会話は依然として震災と原発、すこしCQホレを出すのが億劫になってきました。
緩和休題②
ようやくスペアナを入手・・・30年物。
でも私にはこれで十分です。
JO7WAI 高橋さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> 輪番制のおかげ(弊害)です。
通常とは違う勤務形態になっているようですね。 どうぞ、調子を崩されませんよう気をつけて下さい。
> 空芯コイルを手巻きしました。
シールドが必要なくてパワーを扱う用途なら私も空芯コイルを使います。 インダクタンスも正確に計算できますので容易に作れますね。
> やたら使う傾向があるように思えてきましたよ。
他のコイルとの結合を嫌う用途にはトロイダルコイルが向いています。 小型化も可能なので、目的・用途次第でしょうね。
> 普通の生活にもどりましたが・・・
宮城県と言えば、「津波」の印象が強過ぎて未だに復旧していないイメージを持たれるのでしょう。 津波の来なかった内陸部はほぼ正常の生活が取り戻せたと言うように聞いております。 まずは良かったですね。
> ようやくスペアナを入手・・・30年物。
念願叶っておめでとうございます。いまのスペアナの方が少し便利なだけです。測定機能に違いは無いですから有効にご活用されて下さい。高橋さんでしたら様々に活かせると思います。
久しぶりにコメント有難うございました。
こんばんはです。
返信削除より線の作り方なんですが、万力で固定してしまうと妙な縒りがかかったりしませんか?
私はサンハヤトのミニドリルで回していますが一端は手で持っているのでただ回すとキンクが出来たり、縒りが不均等になってしまいます。そんなわけで、線をそれぞれ回転するように持ちながら少しずつ成長させて作っています。トリファイラは手で回した方がより均等な感じですね、時間はかかりますが・・・。
> いつも悩むのが線を何cmほどカットすれば良いか・・・
JR6BIJさんのサイトの計算pageに概算の巻き線長を表示してくれるのがあるのでこれを参考にしてだいたい長さを決めています。概算の長さなのと縒り線にするときに短くなるので、結線部が足りなくなるという失敗を時々しますが、回数分は巻けるので計算自体は使用に耐えるものだと思います。
おはようございます。
返信削除>より線の作り方なんですが、万力で固定してしまうと妙な縒りがかかったりしませんか?
私もそう思います。
>私はサンハヤトのミニドリルで回していますが一端は手で持っているのでただ回すとキンクが出来たり、縒りが不均等になってしまいます。
一杯まで締め上げれば均等になるのでしょうが、そこまで必要はないので私も手で撚っています。
>そんなわけで、線をそれぞれ回転するように持ちながら少しずつ成長させて作っています。
FB801に巻く線は細くて滑るので、両端を洗濯はさみのようなもので挟んで撚っています。
従ってTTT/hiroさんのように作りだめは出来ませんのでその都度作っています。
>トリファイラは手で回した方がより均等な感じですね、時間はかかりますが・・・。
同感!
JH9JBI/1 山本さん、おはようございます。
返信削除コメント有難うございます。
> 妙な縒りがかかったりしませんか?
出来上がりの写真でご覧のようにうまく行きますよ。 線材の太さにもよると思います。 巻上がりの最後に撚り戻しがあるので旨く開放するのがコツでしょうか。(笑)
> 概算の巻き線長を表示してくれるのがあるので・・・
他にもあったと思いますが、やや余裕を持たせる必要があって、最初はどのくらいの余裕を見るか試行錯誤がいつようですね。
自家製インダクタンス計算用(ソレノイド巻きコイル)のソフトではスペース巻きを考慮して線材長も計算するようにしています。手元に類似のトロイダル用が必要そうですね。
コイル巻きはインダクタンスの測定器だけでなく計算ツールも手元にあると楽しく作れるようになると思います。
JR3TZB 河村さん、おはようございます。
返信削除再度のコメント有難うございます。
> 私もそう思います。
私の方法を強制するつもりはまったくありませんので、ご自身の思う方法でやって頂ければ良いでしょう。このBlogのやり方でも、すこし工夫していただくと旨く行くと思います。まあ、不便を感じなければご自身の流儀でやられれば十分でしょうけれど。(笑)
> 作りだめは出来ませんのでその都度作っています。
1〜2個作るにはその都度作るのでも良いでしょうね。 私は面倒なのである程度は作っておいています。
再々書きますが、自作はご自身の流儀で楽しくやって頂くのが一番良いです。 Blogは教科書ではなくて、単なる「暇つぶし用」の読み物ですのでそのおつもりでご覧下さい。(笑)
おはようございます。
返信削除昨日、コメントさせてもらってから縒りを開放すれば良いと思いつきまして、釣りに使用する縒り戻しでそれぞれの巻き線を留めて試して見ました。
これまでは、何度かドリルをon/offを繰り返して作製していた0.26mmのバイファイラ1mくらいが1度に簡単に出来ました。本来の釣りに使う時には糸が柔らかく細いのであまり役に立っていないという感想なんですが、銅銭だと適度に硬くて張力もかかっているので縒り戻しがくるくると回って機能してくれているのが実感できました。
瓢箪から駒という感じです。
JH9JBI/1 山本さん、おはようございます。
返信削除朝の書込み有難うございます。(笑)
> バイファイラ1mくらいが1度に簡単に出来ました。
それは良かったですね。 少し慣れれば3mくらいまでは難しくないようです。(あまり長い物は自室では作れないですけど・笑)
ドリルでやる場合ですが、よく見ていると仕上がりの直前で均一に撚りが掛かるのが目でわかります。そこで止めると良いようでした。
> 縒り戻しがくるくると回って機能してくれている・・
うまく「撚り戻し」を利用すると便利(必需?)なようですね。
多少作り溜めしておくと重宝だろうと思って材料を用意してあります。 各自工夫されて楽しくコイルを巻きましょう!
TTT/hiroさん、こんにちは
返信削除>私の方法を強制するつもりはまったくありませんので、ご自身の思う方法でやって頂ければ良いでしょう。このBlogのやり方でも、すこし工夫していただくと旨く行くと思います。まあ、不便を感じなければご自身の流儀でやられれば十分でしょうけれど。(笑)
ああ、申し訳ないです。書き方が悪かったですね。
そういうつもりではなかったのですが。
>> 作りだめは出来ませんのでその都度作っています。
>1〜2個作るにはその都度作るのでも良いでしょうね。 私は面倒なのである程度は作っておいています。
やはり製作数の違いなのでしょう。
私は実験中心で、なかなか成果が現れてきません(面倒になってケース入り直前で放り出すと同意です)
>再々書きますが、自作はご自身の流儀で楽しくやって頂くのが一番良いです。 Blogは教科書ではなくて、単なる「暇つぶし用」の読み物ですのでそのおつもりでご覧下さい。(笑)
はい、それは十分理解しております。
ご忠告ありがとうございます。
河村さん、ご理解頂けて良かったです。
返信削除どこからでも参照できるので、好き勝手なことを書いても良いと言う訳には行かないとは思いますが『タダで暇つぶしをご提供しているのに、何だか詰まらないことを言われたら楽しくはないなあ・・・』と言う感じでしょうか。(笑)
取りあえず良かったと言うことにしておきましょう。
いまはwikipediaとか、匿名で質問できるQ&Aサイトが全盛ですね。個人の意見をつぶやくなら掲示板じゃなくってtwitterとか・・。 個人で情報発信するようなBlogは潮時なのかも知れません。
返信削除このBlogをご覧の皆さんもそう思いませんか?
こんばんは。
返信削除有益な情報をこのような形で無償公開されている加藤さんの姿勢には敬服します。
私自身といえば、労多くして見返りがまったくないインターネット上での情報公開は全面的にやめました。また何か始めるのを待っているのかどうかはわかりませんが、とうの昔に始末したURIをいつまでも未練たらしく「はてなアンテナ」に登録したまま放置するなどということはいい加減やめて欲しいのですがねぇ、某3エリアの無線家さん。Hi.
公開はしていないものの、自分自身のために「備忘録」だけは今も書き残していますが、最近はそれをまとめることすら面倒になってきました。Hi.
NHKスペシャル「未解決事件」はなかなか面白いです。Hi Hi.
JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
有益かどうかはわかりませんし、昨今は役立つ内容は少ないでしょう。面白くてセンセーショナルな内容は反発も呼びます。 私もホントはそう言うのを読みたいんですけどね。 もう今のネットでは怖くて書けません。(爆)
> 「はてなアンテナ」に登録したまま放置するなどと・・
私の昔のweb記事にもそう言うのがあったと思います。もう無いのに、ご丁寧にもこのBlogへリンクが貼ってありました。(迷惑・苦笑)
> 「備忘録」だけは今も書き残しています・・・
何かやったら作業日誌的なものを書いています。大昔は大学ノートに書いてましたが、いまは写真を含めて電子データです。 実験結果など読み返すと再確認できて有益ですね。
記録を取らないと半年もすると忘れますので・・。特に最近は健忘症ですから。 Blogも備忘の一つですが大切な所が抜いてあるケースが多くて直接は役立ちません。それこそBlogを見る人にも興味の部分なんでしょうけど。 でも、もう今のネットでは怖くて書けません。(爆)
> 「未解決事件」はなかなか面白いです。Hi Hi.
ノンフィクションとフィクションを混ぜた番組ですね。昨晩見ていたのですが、途中で所用ができ中座してしまったため今夜は見ませんでした。再放送に期待かな?
こんにちは。
返信削除一般的なblogは自分が言いたいことを書くだけの本当の日記なのですが、加藤さんのblogは有益な情報が多くて、blogの粋を超えているのではないでしょうか。
最近はblogやツイッターでもちょっと刺激的なことを書くと炎上さわぎですし、本当に気を遣います。
気を遣ってまでやる必要は無いのでしょうが。^^;
JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。 雨模様の日曜日でした。
返信削除コメント有難うございます。
> blogの粋を超えているのでは・・・
大した話しは書いてないんですけどね。 まったく中身が無いBlogを書くのも難しいものです。 書く意味がなくなってしまいますから。hi hi タイトル替えして旅行や食の話題にでもしたら良いのかな。(笑)
> ちょっと刺激的なことを書くと炎上さわぎ・・・
皆さん他人のことを批判や非難したり、煽るのがお好きなんですね。揚げ足取りと言うか、少々大人げないと思うんですが。(苦笑)
> 気を遣ってまでやる必要は無いのでしょうが。^^;
そうですね。気疲れを感じてきたら程々にしましょう。
加藤さん、こんばんは
返信削除私も批判するつもりは毛頭なく、体験的な知見を基に軽い気持ちで書いたのですが不快な思いをさせてしまったのであれば申し訳有りません。
お金を支払った製品のサポート掲示板ならともかく、個人の奉仕のところで押しつけになるようなことはどうかとは思っています。コイル巻きにしても各自が納得のいくものが出来る手法(作法?)があれば良くて、それぞれの手法で取り入れられるものがあれば取り入れるし、要求スキル・工具(経済的な要因を含む)で難しくて自己流でなんとかできるのであればそのまま続ければよいと思っています。
JH9JBI/1 山本さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> 体験的な知見を基に軽い気持ちで書いた・・・
山本さんは物事をハッキリされるお方なので、いつものスタンスだとわかってました。お会いしたことがあるのでニアンスも伝わってますから大丈夫ですよ。やはり、懇親会とかアイボールは重要です。hi
> 各自が納得のいくものが出来る手法・・・
各自、自作の環境(道具やスキルも含めて)には違いがあるので、それぞれ方法や満足度が異なって当然でしょうね。 もちろん良さそうだと思う方法は受け入れる柔軟さも必要でしょうけど。
> なんとかできるのであればそのまま続ければよい・・
同じように思います。 だれしも理想の環境を整えることはできませんし、同じ知見を身に付けられるとも限りません。 仕事でしたら、努力することも必要ですが趣味ですから楽しいことが第一でしょう。 もちろん、何の進歩も無い趣味は面白くないですから、楽しいと思える範囲で勉強も必要ですね。hi hi
掲示板を含めて文字だけのコミュニケーションは難しいものです。 一説によれば30%くらいしか正しく伝わらないとも言われています。 掲示板が炎上したりするのはその辺りにも原因がありますね。 なかなか難しいですね。
ごく軽〜いテーマだった筈が、少々重くなってきたのでこの辺でやめにしておきます。
返信削除さて、次回のテーマは未定ですが何にしようかなあ・・。
おはようございます。
返信削除今回はトロイダルコアでしたので、次回は10Kなどのボビン系のコイル巻きお願いします(笑)
JE6LVE/3 高橋さん、こんにちは。
返信削除コメント有難うございます。
> 次回は10Kなどのボビン系のコイル巻き・・
了解しました。 10Kと7Kで「FCZコイル」を代替する方法に関しては、掲載されるか少々怪しいのですがCQ誌に投稿済みなんです。 では、それ以外ということで「東光のモノコイル」でもやりましょうか?(笑)
トロイダルコアに関しても実際の製作に使えるように実用データを採取して纏めているところなんです。 こちらもご期待ください。
こんにちは。
返信削除>いつものスタンスだとわかってました。お会いしたことがあるので・・・
私は面識や遣り取りの経験があると感心するだけでなく、問題点や自己流の改善点なんかを伝えることでお互いの情報の質が向上するという方向に流れて行ってしまう傾向にあるようです。職業病といった所でしょうか(笑)。やりすぎるところもありますので、そういう時は容赦なくご指摘いただけると助かります。
次回はボビンコイルという流れのようですが、今のところ安価なことと作り直しも容易なので開放型のベークボビンがマイブームです。2次巻線を上側に配置してコアが両巻線を通るようにしないと結合度が上がらないとか、コア材によって(Q的に)担当する周波数が違うとかFCZコイルの時には考えなくて良かったことを一考した方が良い結果になるのが面倒でもあり、面白くもあります。
東光のコイルについては昔の製作記事を見ていて悩むのがM25T等の定番コイルです。当時は型番があれば問題なかったのでしょうが、今となってはインダクタンスはどの位を想定していたのかが今ひとつ判らないので周辺のコンデンサあたりと動作周波数から類推しています。ご存知ではないですか?
JH9JBI/1 山本さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> お互いの情報の質が向上するという方向に・・・
それは良い方向ですよね。 出不精な私ですが皆さんと直接お話しする機会を作るのが良いんでしょうね。今年もHAMフェアに出掛けますよ。たぶん。(笑)
> 開放型のベークボビンがマイブームです。
空芯コイルやボビン巻きのコイルは設計再現性も良いのでよく使います。コストが掛からないのもメリットでしょうか。 但し、シールドが必要な時は少々厄介です。 もう一つ、二次リンクがあるコイルはその部分の設計が難しいのも初心者向きでないかも。セオリーはあるんですが、かなり厄介です。(笑) 万人向きのコイル製作はトロイダルコアに巻くことかも知れません。
> 今となってはインダクタンスはどの位を・・・
東光の「RFコイル」はデータがあったと思います。探してみましょう。コア入りでインダクタンスを可変できるので便利でした。しかしFCZコイルの台頭で廃れてしまいましたね。QはFCZよりも高いのでFBだったと思います。磁束が漏れるので場合によっては別にシールドが必要でした。
JH9JBI/1山本さん、東光のRFコイルですが:
返信削除M-15T(茶)、M-25T(赤)・・・M-75T(紫)、M-85T(P.P現色)まで10番刻みに8種類があります。インダクタンスは、0.035、0.056、0.083、0.12、0.14、0.17、0.20、0.24の各μHです。Quはいずれも150が規格です。
以上、ご参考まで。 いずれ改めて扱うつもりです。
こんばんは
返信削除>CQ誌に投稿済みなんです
了解です。最近は買ってないのですが、忘れず購入します。
>「東光のモノコイル」でもやりましょうか?(笑)
このコイルがあるので巻き直して使おうかと。
http://yfrog.com/khcmlhj
東光のRFコイルは今でも販売されていますね。
V/UHF用という印象であまり使ったことないのですが、FCZが無くなった今、144MHz帯の製作などには重宝するかもしれません。
JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。
返信削除コメント有難うございます。
> 最近は買ってないのですが、忘れず購入します。
もしも掲載された暁には、書店で立ち読みのうえ良さそうでしらお買い求め下さいませ。m(_ _)m
> このコイルがあるので巻き直して使おうかと。
私のジャンク品とコア材が同じなら好都合ですね。 多分違いますから多少の修正は必要かも知れません。しかし過去の経験から極端には違わないと思います。
> FCZが無くなった今、144MHz帯の製作などには・・
RFコイルは2mバンドや6mバンドの製作に向いていると思います。資料にはM-35Tを使った例として2mバンドのプリアンプが出ています。(すごく古臭い回路で・・・)
加藤さん、こんばんは
返信削除コイル特性についてありがとうございました。
このコイルは溝で固定しているので安定しているのですが自分で再現しようとするとピッチの維持が難しいのでインダクタンスがわかるとかなり楽になります。
JH9JBI/1 山本さん、こんばんは。
返信削除簡略データですが、お役に立てば幸いです。
> 溝で固定しているので安定しているのです・・・
部分的に巻線がモールドされていて空芯コイルより安定した構造ですね。 自作する場合は太めの線材を使って安定に自立できるように作ると良いでしょう。 M-XXTシリーズにはコアが入ってますが、空芯自立コイルならトリマ・コンデンサが必要ですね。
コイル巻きを楽しまれて下さい。hi hi