未だに日本語の本は購入できないので、積極的に買いたいと思う本はないのが実際だ。 ARRLのサイトを見ても、kindle対応の出版はほんの数点しかない。 しかし、その中でたったの$2-で買える本があったのでお試しに買ってみることにした。
まずは、HOMEボタンを押してアイテムリストが表示される画面にする。続いて右下方のフチにある「MENU」ボタンを押す。すると画面のようなメニューが出てくるので、MENUボタン下の移動ボタンで「Shop in Kindle Store」(赤の←)にカーソルを合わせ移動ボタン(ファイブ・ウエイ・コントローラと称するノブ)を押す。
直ちに無線接続が始まって、左写真のような画面が現れる。
「書籍」、「新聞」、「雑誌」という大分類になっている。 ここでは本を買うのでカーソルをBooksに合わせて移動ボタンをプッシュする。
ジャンル別になった、書籍の先頭画面が現れる。 ジャンルごとに幾つ本があるのか表示される。 まさか「HAM Radio」なんて言うジャンルはあるまい。(笑)
ここから闇雲に探すのでは大変そうだ。
手がかり無しに探すのでは大変そうだ。そこでカーソルを画面の最下段まで移動し、検索窓に持って行く。
そこで検索キーワードとして「ARRL」を入れてみる。
移動ボタンでカーソルを右に移動すると「Search Store」の文字が白黒反転表示になるので、そこで写真右下の「移動ボタン」をプッシュする。 これで検索が開始される。
わずか数秒「ARRL」のキーワードで検索に掛かったのは4件であった。 この中で、2番目の「The Radio Amateur's Hand book」が目的の書籍であろう。
写真のようにカーソルを移して移動ボタンをプッシュする。
なお、そのほかに「Ham Radio」で14件、「Radio Circuits」で62件、「Audio Circuits」で11件など、趣味向けの書籍もそこそこあるようだ。ざっとタイトルを見た範囲であるが、なかなか面白そうな本もあった。
おそらく小説など文芸書を主体に拡充が進んでいて、趣味の世界の本はこれからなのであろう。一般の人を対象とした製品だからkindleは文学作品の購読に向くデバイスと言う印象だ。 もちろんどれも洋書であり、たぶん言語は英語が主体であろう。
直ちに写真のような購入画面が現れる。
書籍の内容も表示されるので良く確認して、これで良ければ反転文字になっている「Buy」のボタンを押す。 この本はkindle DX(画面が大きいモデル)に最適化されているようだが、わずか2ドルなので構わず試してみることにする。(笑)
直ちに書籍データのダウンロードが始まる。
以上、説明だと手間が掛かるように見えるかもしれないが実際は簡単である。時間が掛かるとすれば目的の本を見つける作業だろう。 通信に掛かる時間はほんの僅かだった。
この本はたいへん古く既に無償公開になっているようだ。そのために、通信諸経費の$2-だけで購入できる。 kindleの通信費用が無料と言うのは必ずしも正確ではなくて購入時には$2-の上乗せがある訳だ。 ただ、実際にはホンモノの紙の書籍よりもだいぶ安価な設定なので通信諸経費が含まれてもお得に読めるようになっている。
このようにkindleのアイテムリスト画面にいま購入した書籍が現れてうまくダウンロードされたことがわかる。
(注:このkindleは日本語対応済みなので画面のアイテムリストの書籍タイトルも日本語表示されている)
購入後直ちにAmazon.comにアカウント登録した際のメールアドレス宛に写真のような請求確認のメールが届く。
カード決済なので、近日届く請求書にこの$2-も含まれるはず。
以上、実際に購入してみた。 目的の書籍がわかっていれば手早く購入できることがわかる。 2000ページ以上あるARRL Handbookのダウンロードも数10秒であった。 写真を撮ろうと思ったがその間もなく終了してしまったと言うのが実際だ。
いずれ日本語の本も買えるようになる筈で、これなら欲しいと思った本が素早く読めるから本好きには魅力的だろう。さて、次は「Radio Experimenter」的に活用してみたいと思う。(つづく)
6 件のコメント:
加藤さん、おはようございます。
Archie Frederick Collins の名前を検索すると、前世紀初め頃に「如何にして飛ぶか」「無線電話電信の本」「化学の不思議」「初歩の工学」「潜水艦少年読本」(邦題は勝手に付けてみましたhi)といろいろ著された方のようで、加藤さんが購入された本の原著書は1922年刊となっていますね。そういうものが数十秒で読めるようになるというのはすごいことです。
キンドルストアで検索したらマルクスの「資本論」も2.99ドルでした。いよいよ欲しくなってきたキンドル。
JG1EAD 仙波さん、おはようございます。
さっそくのコメント有難うございます。
> Archie Frederick Collins の名前を検索すると・・・
そこまで調べませんでした。hi hi ずいぶん昔の人ですが、面白そうな本を書いているんですねえ。 昔のHAM Radioはスリルに満ちて面白かった?(笑)
> 数十秒で読めるようになるというのはすごい・・・
何しろ初めてのことなので、恐る恐るやってみたのですが、あっけないほど簡単かつスムースです。 これで日本語の本が本格的に買えるようになったら「買い過ぎ注意」かも知れません。本を所有すると言う感覚はありませんが、「読む」ためだけならこれで十分でしょう。
> 検索したらマルクスの「資本論」も2.99ドル・・・
仙波さんらしい検索ですねhi hi それにしても、$2.99-ですか。マルクスも安くなったものですねえ。(爆) お出掛けの多い仙波さんには何冊もっても重くならないブックリーダーはFBかも知れませんね。メモリは約1.5GBですが数百冊入ると思います。 未だ正規に日本語対応していない発展途上の製品ですので良くご検討されて下さい。
おはようございます。
購入に際してのストレスはなさそうですね。
DLの失敗やキンドルの故障などでデータが紛失した場合は
再購入になるのでしょうか?
通信費用は購入時に支払うようになっているわけですか、
納得です。
やはりほとんどが英語書籍というのがネックです。
こればかりは機械の問題ではないのですが。
翻訳機能も搭載して欲しいです。HiHi
加藤さん、こんにちは。
混雑する朝の中央線の中でキンドルを使うのはなかなか難しそうなので、結局家で寝ころがって見るだけになってしまいそうな気もしないではありません。日本語対応の件も含め、もうちょっとばかり様子見することにします。
JE6LVE 高橋さん、おはようございます。
コメント有難うございます。
> データが紛失した場合は再購入になるのでしょうか?
たしか、kindle storeにもアカウント毎のデータが残っていて、手元のkindleと同期できたと思います。 そのお陰で、買った本を誰かにプレゼントできる機能もあったように思うのですが・・・詳しく調べていません。hi
> やはりほとんどが英語書籍というのがネックです。
いずれ日本の出版界も対応すると思います。 これがトレンドですから何処かが流れに乗れば一斉に同調すると思います。 それが「何時か?」ですが、そう遠くないと思うのです。 そうなれば何の支障もなく読書に使えますね。 将来は翻訳機能も載るでしょう。(笑)
JG1EAD 仙波さん、了解です。
> もうちょっとばかり様子見することにします。
それが良いと思います。 第3世代になれば一段と良いものになると思いますし、日本語の書籍も揃うと思います。 裏では既に日本語書籍の電子化が進行中のかも知れませんよ。(笑)
満員電車に揉まれることを考えると、柔らかな筐体がよいですね。 フレキシブルな液晶とかで。(笑)
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