ラベル その他 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル その他 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年3月10日日曜日

【HAM】Parks on the Air : POTA

パークス・オンジエア:公園からオンジエア

abstract
Have you heard of POTA? POTA stands for "Parks on the Air" and is an on-air activity of HAM stations from the parks. It is a US-derived activity derived from Summit on the Air (SOTA). POTA has already become a worldwide activity. You can easily get started. The first step is for you to become a 'Hunter'. Then, once you have registered an account on the POTA website, all you have to do is call a POTA station. No hassle. It's even more fun when you become an 'Activator'. Go out to the park and open a mobile radio station. But there is nothing difficult about it. All you have to do is go to the park and enjoy the HAM Radio. (2024.03.10 de JA9TTT/1 Takahiro Kato) 

POTAって?
 最近オンエアしていると"CQ POTA DE JA9・・・"という呼びかけを聞くことが多くなっていました。 コンテスト局のようではないし誰とでも交信しているようです。 たまにはこちらが呼ばれることもあって「ポタって何だろう?」と思っていました。

 POTAというのは"Parks on the Air"・・・すなわち『公園でオンジエア』という意味のようです。 そう言えば以前"SOTA"って言うのを聞いたことがありました。 Rigとアンテナを担いで登山して山頂(Summit)からオンジエアし、アワードをねらうと言ったHAMの活動だったはずです。 その公園版がPOTAらしいのです。

 軟弱な当局では重たいリグやバッテリ、さらにアンテナに加えテントと言った登山装備一式を担いで山に登るなんてムリムリだと思っています。(笑) しかし公園なら平地にもありますし、徒歩という「縛り」もないので自動車のまま行ける所もあるでしょう。 デキル可能性があります。

                     ☆

 これは私的感想に過ぎませんが:HAMのアクティビティも漫然と交信しているだけではいずれ低下してきて当然かも知れません。 QSLカードやアワード集めは楽しいものですが、ある日ふと「単なる紙集めじゃないか!?」って気付いて疑問に感じてしまったなら・・・せっかくの趣味も楽しさが希薄になってしまいそうです。 ローカルさんとのおしゃべりにもマンネリズムを感じてきたら・・・趣味を長く楽しむために何か活性化できることはないでしょうか? その一つがPOTA活なのかも知れません。もちろん、各局さんそれぞれのお考えもあるでしょう。

 画面はさっそくPOTAのサイト(←リンク)へ行ってアカウント登録した様子です。

◎ POTA活には2つがある。

 一番簡単なのはHunter(ハンター)で、これは公園からオンジエアする移動局を呼ぶだけです。あとは何もしなくてOKです。(カード交換さえも必要ありません)
 もちろん電子発行されるアワード(このBlogの最後を参照)を希望するのでしたらアカウント登録だけは必要です。しかしそれ以外はいっさい何も要りません。だからとっても簡単です。 アカウントの登録は気が向いてからでも大丈夫です。過去の交信もちゃんと反映されますので。 あとはPOTA局を見つけたら交信しましょう。休日の午後たくさん出ています。

 もう一つは公園からオンジエアするActivator(アクティベータ)です。こちらはRigを持って公園から決められたルールに従ってオンジエアします。 まあこれも特に難しいことはなくて肝心なのは無理せず楽しくオンジエアすることです。 そして移動運用が終わったら一つだけ必須の作業があります。POTAのサイトへADIF形式でLogを提出することです。このLogのおかげでハンターは何もしなくて良い訳なので・・・。 完全な交信が10局以上できるとその公園がアクティベーション(活性化)できたことになります。
 
 もしも興味が湧いてきたらPOTAのサイトや関連のサイトなどを参照されてください。YoutubeでPOTAの動画も見つかります。 以下、POTAに興味を持つ切っ掛けになったら幸いです。 もちろん何の興味も感じないのでしたら早々のお帰りがベストです。

POTAできる公園は?
 わたしはハンターよりもアクティベータの方に興味を持ちました。 公園から移動運用してみたいと思ったのです。

 しかしどこかその辺の公園に行ってオンジエアすれば良いわけではないようなのです。 あらかじめ登録され番号がついている公園からオンジエアしないと有効な交信になりません。 ではどんな公園があるのでしょうか? 調べるサイト(←リンク)があって日本全国の公園を地図上でビジュアルに調べることができます。

 画面は付近の公園を調べた結果です。あまり小さな公園は対象ではないようです。また大きな公園でも市町村が管理する公園は登録されていません。 おもに国立や県立の大きめの公園が登録されています。

参考:公園番号の変更
従来:JA-1234のように番号がついてましたが2024年3月初めよりJP-1234のように変更されました。JA→JPになっただけで数字部分は変わっていないようです。

 残念ながら5分で行けるような公園はありませんでした。 しかし容易に出掛けられそうな公園がたくさん登録されています。 知らなかったような公園もあってオンジエア目的でなくても興味が湧くところもありました。 これらの中から先ずは行き易そうな公園を選んでテスト・オンジエアしましょう。

雉岡城址からPOTA
 近所の公園に「上武県立自然公園」がありました。この公園は非常に広大なものです。
 全国各地に指定されている自然公園の一つで昭和25年に指定されたそうです。国の自然公園制度によって誕生したそうです。(知りませんでした・笑)

 埼玉県北西部の広域をカバーする公園です。POTAのルールによればその公園の中ならどこからのオンジエアでも有効です。

 さっそく調べたら「雉岡城址」という市内の公園が含まれていました。元々ここは児玉郡児玉町でしたが平成の合併で本庄市になった所です。25分もあれば行けるはずです。
 Googleストリートで確認したら駐車してオンジエアできるスペースもありました。 先ずはここから波を出してみましょう!

 オンジエアの最低限のルールは、アンテナ、無線機、オペレータのすべてが公園内にあることです。 あとはそれぞれの公園のルールに従う必要があります。 車載だけで完結できれば車外にアンテナを建てる必要もないのでまずトラブルにはなりません。 あとは所定の駐車スペースに停めて楽しくオンジエア開始です。

移動運用の準備
 普段は無線機を車載していません。必要なつど積み込むようにしています。 移動運用で必要になる道具は結構色々あります。 無線機やアンテナだけでなく電源やパソコンが必需品です。もちろんオペレータ・ライセンスや無線局免許状も。

 音声やCW(無線電信)でオンエアなら無線機とアンテナ、あとはメモ帳でもあればPOTAできます。 おもにV/UHF帯のFMやSSBでオンジエアされるPOTA局もあって手軽にお楽しみのようです。 カートランシーバと車載ホイップなら常設しておけますからね。

 楽しみ方は人それぞれです。 わたしはちょっと遠方の局とも交信したいと思っています。それでHF帯(短波帯)でオンジエアしたいのです。 このまえ作った10MHzの短縮ホイップ・アンテナを使い無線機もHF帯に出られるIC-7300を使うことにしました。 ほかにも遠くとできそうな見晴らしの良い高台から6m Bandと言うのも面白そう。しかもEスポでも出たら九州や北海道も・・・。Eスポは6月ころ初夏が狙い目です。

 運用モード(電波形式)はデジタルモードをメインに考えています。このモードは弱い電波でも交信し易いからです。ノイズにもかなり強いです。 さらに自動でLogに記入できるなど利便性もよく短い時間での移動運用には最適だからです。 ただ、HF帯のPOTAハンターにはCW局もかなり多いのでCWでもオンジエアすべきなのかも知れません。 良い条件の公園が見つかったら改めてCWやSSBでじっくりオンジエアしたいですね。電鍵やマイクを持って出掛けましょう。

移動局を開局
 始めたばかりなので車載のセッティングや運用方法は試行中の段階です。
 デジタルモード(FT-8など)の場合いくつか注意が必要だと思っています。 パソコンを使うことになりますが使うパソコンは時刻同期が必要です。
 その方法としてGPSを使う方法があります。 またネット接続が可能ならタイムサーバーを使って同期する方法もあります。

 どちらも可能な機材は持ってますがeQSLの即時発行を狙ってネット接続を試しました。iPhoneのディザ機能を使います。よほど田舎でなければ携帯回線が使えます。近隣の公園なら大丈夫そうです。

 実験を兼ねた初運用はうまく行ってパソコンの時刻同期もeQSL発行もできました。 ただしeQSLの発行は別途行なう方が良いと言う結論です。

 一つにディザは意外に不安定なことがあります。eQSLの発行モレや重複などの問題もあるので交信即発行でない方が安心です。 従って必ずしもインターネット環境は必要なく、パソコンの時刻同期はGPSを使う方法でも良いでしょう。 もちろんオンジエアのアナウンスをPOTAサイト等に流すにはネット環境があった方がFBです。

 運用のあと本当に必要なのはPOTAサイトにLogを提出することです。 JCC/JCGのサービスにもなるのでeQSLは発行すべきでしょう。しかしPOTAサイトへのLog提出が優先です。POTAのLogデータを作るときeQSLのデータも簡単に作れるのでQSLカードの発行はその時にやれば良いと言う結論です。 この辺りは各局の好みにあったやり方をすれば良いはずです。

上武県立自然公園のアクティベーション
 13局と交信できアクティベーション成功です。
 10MHzはニッチなバンドなのでオンジエアする国内局が少ないのが心配でしたが、あんがい簡単に規定の交信数に達しました。 複数コールサインをお持ちのお方に何回も呼んでいただいたフシもあるのですが・・・(笑)

 Turbo HAM Logの交信データをPOTAサイト用のADIF形式に変換して頂けるJL1NIE:友部さんのサイト(←リンク)があります。 ADIF形式への変換は面倒に感じますがCSV形式で出力したTurbo HAM Logの交信データを用意するだけで良いため難しくはありません。具体的な作成手順はリンク先サイトに詳しいです。私も利用させて頂いております。VY-TNX!

 上武県立自然公園:JP-1150(JA-1150)の運用データは既にアップロード&承認済みです。貴局のPOTA活成果として反映されていると思います。 お呼びいただき有難うございました。

                   ☆ ☆

群馬の森:JP-1322(JA-1322)でPOTA
 「群馬の森」は群馬県高崎市にある公園です。 以前行ったことがあってPOTAの運用が可能そうでした。

 きちんと管理された公園の場合、運用する時間帯が問題になります。冬季ですとあんがい早い時刻で閉園になるところが多いようです。 運用バンドによっては夜間に掛かる時間帯が有利な場合もあるのですが、公園から出られなくなったら困ります。

 ・・・と言うことでベストとは言えない時間帯のオンジエアになりました。 それでも沢山のお方と交信できました。 JP-1322(JA-1322)の運用データもアップロード&承認済みです。 PSKRのレポートを見たら海外のハンターにもサービス可能そうなのですが、それにはやはり時間帯を選ぶ必要がありそうです。

JP-1322(JA-1322)からの飛び方
 日本国内のほか、アジア・オセアニアならまずまず飛びそうな感触です。 粘り強く呼んでみると言った努力が必要かもしれません。

 自宅で運用しているWSPRのレポートも総合すると、例えば30m Bandは日没から1時間〜2時間くらいがDXに良く開けるようです。HF帯はそれぞれバンドの性格に合わせた運用時間帯の選び方が肝心です。

 移動運用の限定された設備ですから、固定局と同じようには行かないと思いますがこうした時間帯をねらってCQ POTAを出すのも面白そうです。 JAのPOTA局を狙うDX局もいるそうですからいずれやってみましょう。

 今のところ短時間のオンジエアばかりなのでゆとりがありません。 ぼちぼち春ですが、もっと暖かくなってきたら時間を気にせずにジックリやろうと思っています。 どうぞお相手をよろしく。

さっそくアワードが!
 これはPOTAを始めたら誰でもまず始めにもらえそうなアワードです。 ハンターがPOTA局と10交信するともらえます。

 条件を満たしたらしく何の申請もせずに自動的に発行されました。 PDFの電子データなので「紙」のアワード派にはちょっと残念かもしれません。 紙派のお方は良質な台紙を用意して高品位印刷すればシャックに飾れるアワードになりますね。

 POTAには他にも様々なアワードがあって、例えば「早番」「遅番」と言った面白いものもあります。 まだまだいっぱい有りますが急がず慌てずにゆっくり楽しみましょう。アワードもらえたなら活動の足跡にもなります。まあ競ってまで集めたいとは思いませんが。hi

詳しくはPOTAのサイトで「Awards」をご覧になってください。

 高齢者の域にある当局には電子データのアワードは有難いくらいです。 何だか意味のわからない「紙」がいっぱい残ってもいずれ家族の迷惑になってしまうでしょう。 アワードを頂くのは嬉しいものですが電子データもFBですね。(笑)

                     ☆

 車載アンテナはPOTAを目的に開発した訳ではありません。 しばらくぶりに移動運用してみたいと言うHAMの活性化が目的でした。 ローカルのJCC/JCGにはHF帯のアクティブティが高くないところもあります。移動運用でサービスできたら・・という思惑もありました。 あと、車載のAC100V電源で無線をやってみたいと言うのも動機の一つでした。
 ちょうどその時POTAと言う活動を目にしました。 SOTA(Summit on the Air)は体力的に難しくてもPOTAならできそうだと言うことで興味を持ったのです。 移動地によってはJCC/JCGサービスも兼ねるので皆さんとお会いできるチャンスが増えたらFBです。 どうやら私のPOTA活はHAM活性化にもピッタリみたいです。 かぼそい波かも知れませんがJA9TTTの"CQ POTA"が聞こえたらぜひ呼んでやって下さい。 ではまた。 de JA9TTT/1

(おわり)nm

2021年1月13日水曜日

【HAM】Testing the FT-817 Digital Interface

FT-817のデジタル・インターフェースを試用する

abstract
A friend of mine has developed a digital interface unit for the FT-817. The unit is mounted on the bottom of the FT-817 and can interface to a PC with a single USB cable, allowing digital mode communication with WSJT-X and JTDX.
I am now testing the unit. I had a little trouble at first. However, the problem has been solved and the unit is now working very well. This unit will be distributed by him in the near future. Unfortunately, there are no plans to distribute it overseas.(2021.1.13 de JA9TTT/1 Takahiro Kato)

テスト風景
 HAM仲間のIさんがFT-817用のデジタル・インターフェース・ユニットを開発されました。写真はそのテストをこれから始めようと準備している様子です。

 このインターフェースを簡単に言うと:USBケーブル一本をパソコンに接続するだけでデジタルモードでのオンエアが可能になると言う便利なものです。
 ユニットはFT-817の底面に装着・固定され本体と一体化されるのでたいへんスッキリしています。 デジタルモード(FT-8,JT-65やWSPRなど)でのオンエアができるのは勿論ですが、FT-817をCAT制御できるのでWSJT-XやJTDXのようなパソコンのアプリ画面からバンドや周波数のコントロールも出来るわけです。これはなかなか期待できますね。
 WSPRの運用には特に良さそうに感じます。このユニットがあればすっかり遊休化している私のFT-817も有効活用できるでしょう。

                   ☆


 2021年も始まったばかりと言うのにBlogの「お題」に困ったお正月でした。(笑) twitterを見ていて何かお手伝いでもできないかと思ってお声をかけたら、開発中のユニットのテスト依頼がありました。 さっそく試作ユニットが送られてきたので通信関係のソフトウエア・インストールなど段階的に準備を進め、機能の確認やオンエア・テストを行ないました。
 いくつかスンナリとは行かない所もあったのですが原因や理由もわかったので私がテストした意味も幾らかあったようです。微力ながらお手伝いできて良かったです。 インターフェース・ユニットは完成度も高く、なかなか便利に使えそうでした。FT-817の移動運用のお供に重宝すると思います。

 どこへも出かけられないお正月はつまらなかったのですが、おニューのユニットのテストはなかなかエキサイティング(?)でしたよ。興味深いテストに参加するチャンスをいただき、どうも有り難うございました。お陰でBlogも1回パスにならなくて良かった。hi hi 今年こそ良いお年でありますように。 ではまた。de JA9TTT/1

(おわり)nm

2020年10月2日金曜日

【その他】Repar the DM-330MV Power supply

ALINCO DM-330MVの修理

abstract
I repaired an Alinco DM-330MV power supply. The failure of that power supply was mainly due to overheating and unstable output voltage.
I got the cooling fan from amazon and replaced it. I also corrected the contact failure. The method is very simple. Switch a few times. Let the variable resistor slowly rotate a few times. This is the only way to solve the problem.
Now I will be able to use this power supply again for a while.(2020.10.02 de JA9TTT/1 Takahiro Kato)


DM-330MV Switching Power Supply
  この夏の暑いある日、暫く使って来た直流電源装置が不調になりました。 動作が不安定になり、出力電圧も上昇したようです。どうやら暑さでやられたようでした。

 ヒートシンクに触れて見たら触れない程の熱さです。 背面にある小さなクーリングファンが止まってしまったようでした。 小さなファンですし、あまり効いていないように感じてはいたのですが、やはりまったく冷却がなければ厳しいのでしょう。 スイッチング電源とは言っても、かなり大容量ですし軽い負荷状態でもそれなりの消費電力があるのでしょう。空冷なしの自然冷却では周囲温度が高くなると間に合わないようです。

                    ☆

  この電源もだいぶ愛用したのでこの際に買い替えが良いのかもしれません。 しかし内部の様子など確認したらまずまず綺麗です。 簡単なメンテナンスを行なえばもう暫く使えるように思えます。それに容量の大きな電源はそれほど安くはありません。(実売2万円程度) ここでは止まってしまったファンモータを交換し、同時に簡単な整備を行なって復帰を図りたいと思います。高級な事は何もしていませんから本格的に壊れた「故障品修理」の参考にはなりません。悪しからず。(笑)

24V Cooling Fan
  使われている冷却ファンは40mm角のごく標準的なもののようでした。仕様電圧は24V-DCです。 固着気味だったので羽を手で回してやったり、何とか回り出さないか試みたのですがチョロチョロしか回らずダメそうです。 そこで手持ちの在庫を探したですが生憎12V用しかありませんでした。これは24V用ですから12V用で代用するのは少々無謀でしょう。 

 大して風量のないチャチな冷却ファンですが、まったく通風が無いのとでは大違いなのでしょう。やはり伊達に付いているだけの冷却ファンではないと思うべきでしょうね。(当たり前ですが・笑)

 手持ちがないとなると購入するしかありません。近所に売っているところも無さそうですから通販で調達することにしました。

 いくつかサーチしてみたらamazon.jpで安価に売っているのを見つけました。 2つも要らないのですが2個725円とお手頃です。送料も無料でした。 購入者の評価を見たらイマイチだったのですがダメモトで注文してみました。 ただし、注文した後から気付いたのですがお届けまでの日数がだいぶ掛かるとなっていたのが何となく怪しそうでした。(その理由は後でわかりました・笑) 

TDK RM12-27RGBで代替
 常用していた電源がなくなるとすぐに困ってしまいます。調べたら遊休状態のICOM製安定化電源(IC-PS15)があったのですが最近のRigは大食いなのでだいぶ容量不足を感じます。 それにトランス式のシリーズ電源なので結構大型で重量もあり置き場所にも困ります。

 あれこれ思案していたら、12Vの大容量スイッチング電源があったことを思い出しました。 調べたら少しだけ定格容量は小さめですが、当座の間に合わせには十分使えそうです。 ALINCO電源と比べると仕様上は余裕がないのですが50Wくらいでのオンエアにはマズマズ支障ないはずです。(ALINCO電源は間欠的な負荷が前提でしょう。TDKのこれは連続定格です) 交換用の冷却ファンが届くまでのピンチヒッターとして使うことにしました。 

                   ☆

 このTDKの電源ですが優秀なものでした。レギュレーション(電圧安定度)が良好なのは当然ですが、まず第一にノイズが少ないのです。 ALINCOの電源もHAM用を意識してそこそこローノイズにできています。 しかし受信していると所々の周波数でスポット的なノイズが出ているのがわかります。 まあ、そんな時のためにスイッチング周波数を微調整して受信の邪魔にならぬようノイズを動かして逃すツマミが付いています。 大抵はそれで逃れられるので支障はないのですが、何となくノイズっぽいのはスイッチング電源の宿命的なものなのでしょうね。hi

 しかし、ピンチヒッターのこれはなかなか優秀です。ノイズっぽさをほとんど感じません。 もう少し容量があったならケースに入れてシャックで本格的に使いたいところです。 しばらく前に買った新品・出物です。詳しいことは忘れていますが、確か定価ではALINCOの3倍以上だったと思います。性能優良なのも当たり前でしょうか?(笑)

 こんなことを言ったら古い人間と言われそうですが、気持ちから言えば無線機にはトランス付きのシリーズ・レギュレータ式が最良だと思うのです。 スイッチング電源をリグに使うのは何となく気持ち悪かったのですが、最近はすっかり慣れました。 軽量小型ですし使っていてあまり実害はないからです。でもやっぱり・・・。(笑)

交換用のファン到着
 三週間くらいかかって交換用の冷却ファンが届きました。amazon.jpで購入したのですが、何と台湾から発送されたのです。時間が掛かる理由がわかりました。(笑)

 並べて見たらサイズもバッチリOKなようです。さらに消費電流を確認したら使ってあった物よりも少なめです。交換することで回路に無理がかかることもないでしょう。さっそく交換作業に入りました。底板と前後のパネルを外すとやり易かったです。(参考:底板はヒートシンクが熱いうちは抜けにくいです。冷めるとスルリと引き抜けました)

  標準的な冷却ファンのようですから、厚みも4隅の取り付け穴も完全な互換性がありました。 従ってあとは回らなくなったファンを入れ替えれば作業完了です。 冷却ファンの配線は基板の表面にハンダ付けされています。 購入したファンの電線は適宜カットし、赤色を+(プラス)の、黒色を−(マイナス)のそれぞれ基板の元あった箇所にハンダ付けします。

 購入した24Vファンは最近流行りの3Dプリンタの交換部品として売られていたものです。 静音型ということで風量はやや少なめな気もします。 しかし止まったままよりはずっとマシでしょうから交換して暫く様子を見ましょう。 どうしても風量不足なようでしたら買い直そうと思います。(参考:交換後かなり暑い日もありましたが大丈夫そうでした)

 【DM-330MVの内部
 DM-330MVの内部はこのようになっています。レギュレータのICチップはμPC494Cが使われています。TL494CNのセカンドソースでしょうか? ポピュラーなICを使った標準的な設計の電源のように思います。 これで実売¥2万なら安いと感じます。

 ざとした点検では致命的な故障は見当たりませんでした。ファンを交換して清掃を行なっておきました。 何となく動作不安定なように感じたのは背面の切り替えスイッチやプリセット電圧の設定用ボリウムの接触不安定が原因だったようです。あまり上等とは言えないスイッチや半固定ボリウムなのでやむを得ないでしょう。

  ホコリを取り除き、スイッチを数回往復し、ボリウムもゆっくり数回往復したら安定になりました。プリセット電圧を再設定したらOKなようです。 「修理」とも言えませんが、こうした作業で不調は取り除くことができたようです。

                    ☆

 接触不良と言うと、すぐに「接点復活剤」や「CRC-556」のような物を大量に噴射するお方があるようです。 それで当座は解決するように感じるのかも知れませんが、これらの噴霧剤は必ず残渣が残ります。噴霧したあとの部分は何となく油ぎった感じがするのがわかるでしょう。 特にこの電源のように冷却ファンが付いた機械ではその油分に吸い込んだホコリが付着します。 あげくはそれが固着し機器の寿命を縮める原因になってしまいます。 どうしても「接点復活剤」を使いたいなら要所にのみ、ごく少量を楊枝の先や綿棒に取って塗布するようにしましょう。 私も多めに噴射することがありますが、その場合は必ず入念に洗浄して残渣が残らないようにしています。(洗うもの次第ですがアルコール系洗浄剤と超音波洗浄器を使います。基本的に分解修理の部分洗いでのみで実施しています) なお、潤滑を要しない箇所については、残渣の残る心配のない「洗浄剤」の使用が良いと思います。

フロントの出力が不安定
 DM-330MVの前面パネルにはワンタッチ型の出力端子が2つ付いています。 HF帯のハイパワーRigのように消費電流が大きなものは背面のバインディング端子にがっちり配線すべきです。 前面の端子からは大きな電流は取れませんが10WクラスのRigには重宝です。 

 しかし、何となくこの出力端子の状態は不安定でした。開腹して確認しところこの出力端子の裏側にある小基板への配線がハンダ不良でした。 使ってある配線材(赤の太い線)はハンダの回りが良くないものでした。十分確認しないとハンダ不良になり易い電線なのです。 写真は修正済みですが、小基板のスルーホールに挿入された配線が簡単に抜けてきたのです。天ぷらハンダになっていました。(メーカー製なのに情けない・笑)

 容量の大きなコテで十分なハンダ付けを行なって修正しておきました。 これで何となく不安定だった状態は解消したようです。 同様の症状が必ず起こるとも思えませんがもし疑われるなら配線のハンダ付け状態を確認するのも良さそうです。 目視だけではなく、配線を引っ張ってみるなどしてハンダ付けの状態を確認します。

応急措置もアリ?
 この対策は恒久的な対応とは言えそうにありませんが、緊急対策にはなるかも知れません。 止まってしまった冷却ファンの銘板シールを剥がすと、軸受の部分が見えてきます。この部分に少量の潤滑剤を塗布したらまずまず快調に回転するようになりました。

 この電源の冷却ファンは少し温まってくると回転を始め、あとはずっと回っていることが多いようです。長い時間使ったための油切れだったのかも知れません。 見るからにチャチな冷却ファンですから、吸い込んだホコリなどの固着で回らなくなったのでしょうか。 軸受への潤滑はとりあえず交換用が届くまでの応急措置に使える手かも知れません。 何れにしても長くは持たない対策だと思います。予備を用意しておき回りが悪くなったらマメに交換するのが良いでしょう。こうしたファンは一種の消耗品です。従って予備品は必ず新品を確保しておくと安心です。

                    ☆

 必ずしも電気的な故障品ではなかったので「修理」とは言えないかも知れません。それでもちょっとしたメンテナンスだけで過熱・温度上昇で不調になった電源を現役復帰させることができました。 この電源はベストセラーらしくお使いのHAM局も多いようです。 簡単にできるメンテナンスの一つとして紹介しておきました。 もし確認して冷却ファンの働きが思わしくないようならそろそろ交換用を準備しましょう。 作業にあたって、感電や火傷のような事故に十分気をつけます。スイッチング電源の内部は高電圧の箇所も多く思いのほか危険なものです。 特に通電しながらの確認には十分な注意が必要です。事故のないよう修理を楽しまれてください。 ではまた。 de JA9TTT/1

 (おわり)fm

2020年9月17日木曜日

【その他】ebay shopping

 ebayでお買い物は?
ebayって?
コロナ禍であまり出掛けられません。 まあ、大して気にしなければ良いんでしょうが、気持ちは若いつもりでも若くはありませんからね。 感染は気になります。 それで、通販を楽しむことになるんですが少し幅を広げたいと思います。

 最近の電子工作は、国内の通販だけでなく中華通販を含めて部品調達の範囲は幅広くなっています。今まで見つけられなかったようなアイテムが簡単に手に入ったり、思いがけずお買い得なことも珍しくありません。 ご存知の通り、信用に関しては国内通販に比べてイマイチな部分もあります。しかし、それなりの注意を払えばなんとかなるものです。

                   ☆

 最近になってebay(イーベイ)を本格的に使い始めたので様子を書いてみたいと思います。すでに利用中の人も多いとは思いますが、もしまだでしたら如何でしょうか? 少し注意は必要そうですが、難しくはないので少額から試しましょう。 今回はネタに困った挙句なので、興味がなければ早々にお帰りがオススメなり。(笑)


Heath kitでサーチ
 ちょっと乱暴かも知れませんが、ebayはヤフオクと楽天市場を合わせたようなものでしょうか。

 オークションの機能があるので、最高額の入札者でなくては手に入らないものもたくさんあります。 しかし少々高めのお値段にはなるのですが即決価格(Buy it Now)が設定されたものもたくさんあります。 こうした物なら売り切れさえなければ確実に手に入れることも可能です。 頻繁にウオッチして素早く購入すれば良いでしょう。

 写真は「Heath Kit」(ヒースキット)で検索した例です。 Heath kitは世界的に有名ですから非常にたくさんのアイテムが引っ掛かりました。 写真の上2つは入札アイテムですから、ヤフオクと同じように入札が必要です。 ここでは発送先を「日本」の設定にしたので全ての価格は日本円で表示されています。それで端数の付いた金額なのでしょう。 その次の3つ目のアイテムは「Buy it Now」が設定されているので即決で買うこともできます。

 ショップが出品しているようなものでは大半が即決価格になっているようです。電子部品のような一般的なアイテムは多くが即決のようです。もちろん、稀少性があるような「お宝部品」は入札させて高く売ろうという魂胆もあるようなんですが・・・。(笑)  この辺りは既にヤフオクなどご利用なら常識的な範囲でしょうね。 入札でお宝狙いも良いですが、買い物感覚で「即決」狙いでも楽しめるようです。

PayPalは必要?
 今のebayは支払い方法が様々選べるようになりました。 なので、直接クレジット・カード決済で行くことも可能です。 例えばVISAやMASTERなどのクレジット・カードでの直接支払いができます。

 しかし、できたらPayPal(ペイパル)を介したいと思います。(これは好みですが・笑) そうすれば毎回購入するごとにクレジット・カードの番号をインプットする必要はなくなるため幾らかでも安心感がアップするように感じます。 10年以上前にPay Palのアカウント情報が漏れたというようなニュースもあったようですが、今は対策がとられてまずまず安心なように思われます。(注:Pay Palは以前からある送金サービスの一種で楽天のペイペイとは関係ありません)

 どんな風に使うのかというと、購入して支払いに進むと支払い方法について幾つかの選択肢が示されます。その時に「Pay Pal」を選べば良いだけです。何も難しくないです。 なお、Pay Palを利用した支払い(海外送金になる)は支払う側は料金無料です。Pay Palの利用を始めるとオススメのメールなどが頻繁に届くようになって少々煩わしいですが無料なので我慢しましょう。(笑)

 Pay Palで支払うためにはPay Palのアカウントが必要になります。 ebayを始める前にアカウントを取得しておくとお買い物はスムースに進むでしょう。 Pay Palで支払いが可能なようにするには、銀行口座あるいは支払い決済ができるクレジット・カードが必要です。 これだけはあらかじめ準備しておかなくてはなりません。 しかし、すでに通販を楽しんでいるようでしたらカード決済はお馴染みでしょう。 要するに「メールアドレス」とVISAやMASTER、AMEX、JCBなどの「クレジット・カード」があればPay Palのアカウントは簡単に設定できます。審査時間もほとんど掛かりません。

 Pay Palのアカウントが用意できたら、さっそくebayのアカウントを作りましょう。こちらもメルアドがあれば簡単に作れます。 なお、その際に購入した物品の発送先となる住所も必要になります。海外からの荷物が確実に届くような住所を(ローマ字表記で)用意しておきましょう。国際的に通用するような住所表記に自信がなければ最寄りの郵便局に相談するのも良いと思います。荷物が迷子にならずに済みます。 ebayのアカウントができたら、さっそくログインすればお買い物が始められます。(先にebayのアカウントを作っておいて、後からからPay Palを設定することもできます。詳しくはネット上のHow toなど参考に。難しくはないです)


基本はクレジット・カード決済
 Pay Palとは言っても結局はVISAなどのカード決済にするのが普通でしょう。  従って、もしなければこうしたクレジット・カードを持つ必要があります。(Pay Palはこうしたクレジット・カードを介さずに直接銀行の預金口座からの支払いも選べるようですが)

 過去に借金が焦げ付いたなどのヤバい経歴がなければ普通はスムースにクレジット・カードが手に入るはずです。ネット経由あるいは銀行の窓口などで申し込みます。詳しくは利用している金融機関のサイトや窓口で「クレジット・カード」を作りたいと言えば説明してくれます。 ただし申し込んでから届くまでに1週間くらい掛かるのが普通です。 なお、こうしたカードは年会費が必要なものがほとんどですが無料のものもあるようです。 今ではクレジット・カードを使うのが内外を問わず通販の基本と言えるのではないでしょうか。まさかとは思いますが、持っていないと時代に乗り遅れかねません。(笑)

買い物を探そう
 何か欲しい物があったらまずは検索するのがオススメです。 ebayに入ったら検索窓に目的物の単語をインプットしてみましょう。 ここは国際的なのですから日本語ではなく英語が良いと思います。
 基本は英語ですが、わかっていれば例えばスペイン語とかドイツ語のような現地語で探すとさらにバラエティに溢れた検索結果が得られます。綴りがあやふやな時はGoogle翻訳などで単語を翻訳してからインプット。 あとは「習うよりも慣れろ」でしょうね。

 何回か覗いて「ウインドウ・ショッピング」を楽しんでいると、閲覧履歴が保存されオススメに表示されるようになります。(写真) 買う気が起きたら購入するも良し、お好みが反映されるようになりますからだんだん使いやすく(?)なります・・・ね。

 まずは高額な品や重量がかさむ物は避けるのが基本でしょう。  送料が示されている場合も多いので、品物の値段と送料を合わせて考えます。 国際通販になる関係でどうしても送料は割高です。私は安価な物しか手を出さないので、品物よりも送料の方が高いと言ったこともしばしばです。w しかし、手軽に外国まで買いにも行けないので割り切るしかないでしょう。hi 中華通販のような送料では済まないのが普通です。(無料とか非常に低額な中華通販の送料の方が異常なんです・笑)

                   ☆

 ネタ切れだったのでしょうもないテーマになってしまいました。 既にebayとかお使いのお方には今さらだったでしょう。 心理的にアキバも遠くなった感じもあって、通販を楽しむことが多い昨今です。 国内の通販でも様々な物品が手に入りますし大抵のものは間に合ってしまうでしょう。 しかし、ebayのように国際的なショッピングなら非常にバラエティがあります。まさかこんな物がと言うものまであって驚かされることも度々です。割高な送料を払っても価値のある品も数々見つかっています。 様子見に覗いてみるだけでも楽しい(興味深い)ですから、まずはebay(←リンク)へ行ってみてはいかがでしょう? ebayのアカウントはなくても見るだけなら誰でもできます。 ではまた。 de JA9TTT/1


:言うまでもないとは思いますが、ebayやPay Palなどから何かもらっている訳ではありません。また、国際通販はリスクも大きいですから各自のご判断で利用をお願いします。もちろんその結果についてはすべてご自身の責任です。トラブルについて私に泣きつかれても解決にはなりません(笑)

                    ☆

追記:ebayで試したら
 ウクライナから旧ソ連時代のトランジスタを買ってみました。

 2020年7月26日にebayで購入したところ、28日には発送してもらえました。 ウクライナの通関を通ったのは7月30日だったようです。その後は国際郵便で日本への旅路に就いたようです。

 途中の経路はわかりませんが、9月8日に日本の国際交換局(川崎東郵便局)に到着しました。 直ちに通関手続きが行なわれ、その翌日の8日には自宅へ配達されました。 1ヶ月少々掛かったことになります。 コロナ禍のおり、旧東欧からの航空便はかなり限られた筈です。意外に早く着いたと思うべきでしょう。 おそらくコロナ禍がなければ二週間程度だったのではないかと思うので、今はじっくり待つしかないようです。 このように少々時間は掛かりましたがトラブルも無く購入することができました。まずは実績を追記しておきます。

(おわり)nm

2020年4月21日火曜日

QTC ! HAM Band expanded ! !

HAM Bandが拡張されました

<Abstract>
The Japanese Amateur Radio Band (HAM Band) has been expanded. Expanded are the 160 meter band and the 80 meter band. In the past, when communicating with DX stations, it was necessary to be on-air at a "split frequency".
From now on, JA stations will be able to air at 1800 to 1875kHz, and the 1840kHz FT8 mode will be very popular with JA stations.   (2020.04.21  de JA9TTT/1 Takahiro Kato)



官報によると、160mと80mのハムバンドが拡張されました。
本日、2020年4月21日より適用されたようです。

(1)160mB:以下のようになりました。(赤字が変更になったところ)
   1800kHz1875kHz・・・・下へ10kHz、上側へ50kHz拡張
   1907.5kHz〜1912.5kHz・・(従来通り)

   160mのFT8モードによるDX局との交信はスプリット周波数の運用が常識に
   なっていましたが、JA局も1840kHzにオンエアできるようになりました。
   なお、1800kHz〜の方はSSBも許可になりましたが、変更申請は必須です
   届出ではダメなので注意が必要です。(←不要になりました)
    バンドが75kHz幅になりがぜん魅力がアップした感じです。
   従来の1810kHz〜1825kHz はいわばDX専門でした。
   CW以外も許可になり、いずれバンド内の使用区分ができると思われます。

(2)80mB:以下のようになりました。
   3500kHz〜3580kHz・・・・上側へ5kHz拡張
   3599kHz〜3612kHz・・・・(従来通り)
   3662kHz〜3687kHz・・・・下側へ18kHz拡張

   従来は3573kHzでFT8を運用する際、2000Hz以上の変調周波数を選ぶと
   オフバンドになってしまいました。これで注意しなくても良くなりました。

   バンドが飛び飛びなので使いにくいですが、いずれ全部がつながることを
   期待しましょう。

(3)局免許関係
   いずれのバンドも、無線局免許状に「1910kHz」「3537.5kHz」の指定が
   あるアマチュア局は、特別な手続きをすることなく拡張された周波数帯での
   運用ができます。

   これはバンド拡張とは別の話になりますが、指定事項に変更をきたさない
   付加装置の仕様追加など、従来は必須であった届け出も不要になりました。
   要するに、既に局免許の一括記載コードにF1Dモードが含まれていれば、
   FT8なりFT4なりの新たなモードの追加があっても届出不要になりました。
   例えば既にJT-65が免許されていればFT8やFT4がそのままオンエア可です。
   指定事項に変更が発生しない範囲なら届出不要になったからです。

   以上は要約です。詳しくは官報を参照されて下さい。←重要

                   ☆

速報なので自局のライセンスなどと合わせて再確認してからオンエアされて下さい。
オフバンドや指定外運用の責任は持てませんので。hi

当局は、160mBの逆Vの先端にヒゲを足して1840kHzにTuneしようと思ってます。
これでスプリットじゃなく160m/FT8のDXingが可能になりましたね! スバラシイ。

参考:(詳しくは総務省の2020年4月21日付の官報を参照して下さい)











 ではみなさん、FB HAM Life !!  CU on NEW Band !!!  de JA9TTT/1

付記:今回のバンド拡張にあたっては「一般社団法人 日本ローバンド拡大推進協会」の尽力が大だったそうです。同協会の活動に感謝したいと思います。詳しくは同協会へ。

                   ☆

160m Band小史:(おまけ)
 160m Bandは歴史あるHAM Bandです。20世紀の初め、長波や中波の無線通信が隆盛になるに従い、アマチュア達の勝手な通信が邪魔になりました。 そのため、1912年に米国では無線法(Radio Act)ができ、アマチュアの実験は使い道が無いと考えられていた波長200m以下・・即ち周波数で言えば1.5MHz以上へと追いやられたのです。 ところが、それが幸いしアマチュア達によって短波(HF)は小電力で遠方まで届くことが見出されます。(当時はまだ理由はわかりませんでしたが、電離層反射による伝搬です) これが後にアマチュアの功績として認められ、その結果、割り当てられたのがTop Bandと称する160m BandほかHF帯のHAM Bandなのです。
 戦前の日本にも1775kHz帯が許可されていたようですが交信の実績は見つからないのだそうです。 戦後、160m Bandは許可になりませんでした。 主にロランA(←リンク)への妨害が危惧されたからのようです。今のようにGPSなどない時代ですから、船舶にとってロランは非常に重要な航法設備だったのです。 JARL(日本アマチュア無線連盟)の再三の要望により、1963年8月ロラン受信局への妨害調査のため実験局:JS2Aが1875kHzで許可されました。(これは交信目的のHAM局ではなく、調査が目的の実験局)
 その実験結果が良好であったため、まずはスポット周波数:1880kHzが1964年4月4日〜1965年12月31日まで期限を区切って許可されました。ただし一アマもしくは一通、二通の資格限定でした。
 こうした運用の実績もあってか1966年6月9日に1907.5kHz〜1912.5kHzの5kHzがバンドとして(期限なしに)割り当てられます。これが現在まで続く160m Bandです。 電信級(現三アマ相当)以上の資格でオンエアできるようになりました。 私が初めてこのバンドの波を出したのはやや遅れて1971年頃です。終段2SC1306で水晶制御でした。
それからだいぶ間があいて2000年4月1日より、Top Band DXerの悲願が叶い1810kHz〜1825kHzが割り当てられました。これで世界なみになり160m Bandの DXingも盛んになったようでした。 この割り当てはロラン航法が世界的に終息したからでもあったようです。
 今回の拡張は合計で60kHzもあり、モードも追加された画期的なものと言えるでしょう。 1952年に戦後のアマチュア無線が再開されて以来の悲願がJARLの努力もあって実を結んだように思います。  以上、最初に写真のある「160mハンドブック」ほかの資料より抜粋しました。

(おわり)
 

2020年4月8日水曜日

【AVR】Setting up Windows 10 PC for HAM Use

【自作好きHAM用のWindows10 PC】
 < Abstract >
Support for Windows 7 has ended, so I can still enjoy  "Hand making Rigs" with Win 7 PC.  But I decided to move to Windows 10 because of the need to connect to a network environment safely.   Unfortunately, my old PC couldn't update to Win 10.  So I bought a used, updated laptop. Also, I should install some apps for the HAM who loves "Hand making Rigs". After complete that, I also replaced my HDD with an SSD to speed up the boot time. This is the completion of a comfortable Windows 10 computer for the HAM station. (2020.04.08 de JA9TTT/1 Takahiro Kato)

やむなくノートPCを購入する
 久々にパソコンの話をしましょう。 ちょい古めのノートPCをHAM用に(自分好みに)仕立てると言う良くある話です。自身の備忘目的ですから面白くもないでしょう。言うまでもないと思いますが、誰かに『お薦めしたい・・』と言うような意図はありません。

 今ではHAMの活動にパソコンは不可欠な存在になっています。もちろん、無くてもオンジエアは可能です。 いつも決まったローカルさんとラグチューを楽しむだけなら無線機とマイクにアンテナがあれば十分でしょう。 しかし、少し深く楽しもうとすればパソコンはシャックに不可欠な装備になりました。 デジタルモードでのオンジエアはもちろんですが、ログの管理やQSLの発行、そしてDXCC用データのアップロードといった運用全般でフルに活用します。さらに私にとって無線機器の製作や電子工作を楽しむ為のツールとしての役割もかなり重要です。

 無線用には始めWindows XPのノートPC、その後はWindows7がインストールされたノートPCに移行しました。それで十分な性能でしたし、使い勝手も悪くありません。 ところが、最近になって変更申請のために「電子申請Lite」を使おうとしたら問題発生です。 サポートが切れてセキュリティが甘くなったWindows7のPCでは利用条件を満たせないのです。 電子申請でやりたいならWindows10のPCが必要になっていたのでした。(もちろん紙で申請も可ですが・笑)

 真っ先に考えるのはWindows10へのOSアップデートでしょう。 あいにく無料の期間に実施していませんでした。 幸い、調べてみたらあまり費用を掛けずライセンスキーが入手できそうな目処が立ちました。 そこでさっそくアップデートを試みたのです。 ところが時間をかけた作業を3回もやってみたのですが毎回エラーの発生です。 3回とも終盤にインストールを中止して元のWIn 7に戻ってしまいました。 たぶんWindowsに詳しいお方なら解決策を見い出せるのかも知れません。 あいにく私はMac派ですから詳しくないのです。 それとそのノートPCは性能もやや不足そうでした。CPU(celeron)はパワー不足でメモリも足りないみたいです。 そうなるとメモリの追加など含め費用を掛けてWindows10にアップデートしてもじきに不満が出るかも知れません。 Windows7のまま快適に使い続けた方が良いのではないでしょうか。

                   ☆

 だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、そのような経緯から中古のノートPC・・・もちろんWindows 10になったもの・・・を購入し、例によってHAMの日常使いのパソコンに仕立てることにしましす。 合わせてHDDのSSD化で起動タイムの短縮を図りましょう。  基本的にサブのパソコンの入れ替えですから費用はあまり掛けられません。 ご予算は総額で¥30k程度(ずいぶん少ない・笑)を見込みますが、これで快適なPCが手に入るのでしょうか?

後で忘れないように行なった作業を箇条書きにしておきます。

(1)購入したノートPCの基本的な確認とWi-Fiに接続などの初期設定の実行
(2)MS-Officeなど標準的なパソコン用アプリのインストール
(3)HAM用のアプリ、例えばTurbo HAM LogやWSJT-Xなどインストール
(4)NET Timeのようなパソコンの時計同期用アプリをインストール
(5) AVRマイコン用のプログラムライタ;HIDaspxの接続と関連アプリの動作確認
(6) BASCOM-AVRのインストール&起動確認と旧パソコンからのデータ移行
(7)互換arduino用USBブリッジ・チップ:CH340のドライバインストール
(8)arduino-IDEのダウンロード&インストールと実際に接続して動作確認
(9)補助記憶装置をHDDからSSDに交換する
(10)そのほか、無線接続のプリンタをセットアップなど細かい設定を行なう

さらに、しばらく使ってみて性能的に十分行けそうならLT-Spiceや基板CADなどもインストールしたいと思っています。 他にも良さげな定番アプリでもあれば教えてください。ただしあまり肥大化させないようにしたいものです。(笑)

 【キーボード周りは使用感なし
 最初の写真のような中古のノートPCです。 少々古いものですから、それなりの使用感があって当然でしょう。 例えば、使用感はキートップやキーボード周りのテカリなどとして現れやすいものです。

 キーボードを交換している可能性もありますが、キートップと合わせて周囲もあまり使用感はありません。 それほど使わなかったPCなのかもしれません。キーの沈み込みもなく感触にへたりも無いようですから良いブツに当たったような気もします。w

 綺麗さとか新品に拘るなら昔流行ったネットブックのようなチープな路線も考えられます。 amazonでWindows10パソコンを検索すれば2万円台から新品があるようです。 しかしYoutubeで該当機のユーザレポートを見ればかなり「悲惨」な状況でした。 筐体はフニャフニャでキーボードもペコペコといった「安かろう・・・」な製品なのです。それらはチープなタブレットにキーボードを付け加えたようなノートPCだそうです。 結局、しっかりしたメーカーの「幾らか古め」な中古品から良さげな物を探すのが適当そうでした。

 狙い目はコアiシリーズのCPUでメモリが十分積まれているものでしょう。 換装しても安価ですからHDDの容量は気にしません。HDDは一種の消耗品とも言えます。 DELL、HP、NEC、dynabookほかVAIOなど色々見たのですが、写真のLenovoのThinkpad L530が良さそうでした。 CPUはCore i5でClockは2.6GHz、メモリは8GB搭載済みです。 OSはWindows 10 professional 64bitの最新版が入っています。 現品を見てキーボードの感触など確かめてからが良いのですが、都会に出掛かけるのもはばかられる御時世ですから通販に賭けてみることにしました。 送料込みで¥26.6kでした。(キャッシュレス決済だったので引き落としの際に5%の還元がありました)

 【管理用のラベルでも?
 開いた状態は結構綺麗でしたが、上蓋の左奥のあたりに管理ラベルを貼っていたらしい痕跡があります。 わかるように画像処理で誇張した写真なので目立ちますが、実際は気にならない程度の跡です。

 少々地味で仕事向きのノートPCのようですから、どこかの会社でまとめて使われていたものを引き取ってきて販売しているのでしょう。

 ポートはUSBが左に3つ、右に1つです。最近のノートPCと比べやや少ない気もしますがなんとかなるでしょう。右側にはCD/DVDマルチドライブが付いています。 付属品は電源アダプタだけです。そのままでも使えますが、別途マウスを買ってきました。 タッチバッドよりもマウスの方がはるかに使い易いと思います。

 起動してさっそくWi-Fiのセットアップを行ない、続けてブラウザなど立ち上げてみました。 十分快適に使えそうです。15.6インチ横長のHD TFT液晶の画面もまずまず綺麗です。
 筐体に厚みがあった時代のノートPCなので、キーには十分なストロークがありカチッとした感触です。もとIBM、LenovoのノートPCですからそれなりに作ってあるのでしょう。

 初出荷は2013年4月らしいので、5〜7年程度経過したモデルのようです。 おそらくまだまだメイン機としてお使いのお方もありそうです。 メーカーのサポートは2018年7月で終了したため安売りになっているのでしょうか。 最近のノートPCのように薄くてスマートじゃありません。厚みがあってちょっと無骨な感じですね。hi 一応、ショップの保証が3年間付いてきました。 向こう5年くらい使えたらかなり嬉しいと思っています。

                   ☆
  
 【MS officeを導入
 このノートPCの主な目的はHAM局のオンジエアと交信管理を目的にしたものです。 パソコンとしてはサブ機の扱いです。たまにプログラムを書くのに使う程度でしょう。 重そうな作業はほとんどありません。 画像処理のようなアプリははなからインストールしませんし、たぶんゲームもやらないでしょう。

 しかし、ちょっと試用してみて意外にメイン・パソコンの補助以上の能力がありそうに感じました。 そうなると、普通のノートPCとして使いそうなアプリとしてはWordとExcelあたりになるでしょうか? 実際にExcelは実験データの整理に使うことがあります。また、手持ち部品の在庫管理にもExcelを使っていますから無いと不便かも知れません。 色々考えてMS Office 2019をインストールすることにしました。

 ちょっと怪しそうだったのですが、amazonにプロダクトキーだけを販売する業者があったので試してみたのです。購入するとメールで連絡が来るだけで現品は何も送ってきません。 仕事で使うパソコンに怪しそうなものをインストールするのはやめた方が良いです。 しかし個人が遊びに使うだけのパソコンなら何かあっても自己責任であり、誰にも迷惑はかけないでしょう。(お薦めするつもりはありません)
 おそらく販売されているプロダクトキーは、社内のPCにまとめてインストールするのが目的のパッケージ品を分売しているのではないでしょうか。確かに正規品には違いないですが、そう言うのはどうなんでしょうかねえ? まあ私が心配することではないです。(笑) プロダクトキーが届いたらなるべく早くインストールを済ませて欲しい旨のコメントが付いてました。

 MS-Office 2019は買取版ですからoffice 365のような毎月課金はありません。  最近はサブスクリプションタイプ(毎月課金型)のサービスが多くなっていますが、使わなくても毎月課金されるのは何となく割り切れないものです。買取版の方が好きです。(笑)

 【支障なくDLできた
 事前に手順を調べておいた通り、マイクロソフト・アカウントを持っていればあとはプロダクトキーさえあればマイクロソフトのサイトからダウンロードでフルバージョンが手に入ります。 マイクロソフト・アカウントもメルアドとパスワードの設定だけですからすぐに作れます。

 amazonで買ったプロダクトキーでMS-Office 2019 Professional Plusが無事ダウンロードできました。

 部品管理にDBは使っていてもアクセスまではいらないし、プレゼンもまずしないのでパワポも使わないでしょう。しかしプロダクトキーのお値段はどれでもあまり違わないのですからProfessionalのフルバージョンをインストールしておきました。 たぶん無駄にHDDの容量を消費しただけかも知れませんけれど。(笑)

インストールが済んだらMS Word等を起動し、ライセンス認証された製品であることを確認して無事に終了しました。

                 ☆   ☆

 【HIDaspxは自動認識
 続いてHAM関係のアプリをインストールして行きます。 最初はプログラムライタの動作から確認しました。

 以前のWindows7への移行の際と同じような確認です。 次の写真の右側にある「HIDaspx」というAVRマイコン用の手作りプログラムライタ基板です。このライタはUSBポートに接続して使います。
 USB接続の機器といえば一般に専用のドライバが必要です。しかし、これは特別なドライバソフトが不要というものでWin7の時もただ装着するだけでうまく使えています。 今回もポートに装着したら直ちに確認が始まり、程なく使用できるようになりました。 これで以前同様うまく使えるはずです。

 【HIDaspxライターを使ってみる
 AVRマイコンが載った基板なら何でも良かったのですが、このあと同じように確認する予定のarduino uno・・・正しくは互換ボードの「びんぼうでいいの」ですが・・・を使ってライターの動作を確認します。

 ライタのHIDaspx(ハードウエアの方)を写真のように接続します。 Arduino unoにはUSBポート以外に直接書き込み用のポートが引き出されているので、それに合わせたケーブルを接続すれば読み書きとベリファイができます。 他のArduinoでやる場合は、ブレッドボードなどに装着してから、書き込み用の足ピンへ1:1に配線してやればまったく同じようにできます。

 【hidspx-GUIもOK!
 コマンド・プロンプトからキーインで操作もできますが、今ではライタのHIDaspxの操作用としてGUIアプリを使います。AVRマイコンの開発ではよく使うアプリとして、hidspx-GUIがあります。 詳しくは前のBlog(←リンク)を参照。 AVRマイコンチップのフューズビットやロックビットの書き換えなどの操作に使用します。

 上の写真のようにArduino uno互換基板とHIDaspxを接続したら操作用にhidspx-GUIを立ち上げます。 ターゲットのarduino unoに電源が行くようライター基板の電源供給スイッチを切り替えておきます。

 写真はReadコマンドでarduino uno上のAVRマイコン:ATmega328Pに書き込まれているプログラムを読み出したあと、続けてDump コマンドを実行した様子です。 うまく読み出せて、ダンプできたのでインターフェース基板もGUIアプリもうまく動作していることがわかりました。 これでBASICコンパイラのBASCOM-AVR(次項)が使えるようになっているでしょう。

 【BASCOM-AVRをDL
 BASCOM-AVRはMCS Electronics社のサイトから新規にフルバージョンをダウンロードしてインストールすることにしました。2020年4月現在、Ver.2.0.8.2でした。

 ユーザーIDとパスワードがあればログインして簡単にダウンロードできます。 ただし、新規にダウンロードしただけではデモ版として起動されます。 もとのパソコンから「bascavrl.DLL」と言うファイルを移植する必要があります。 この辺の詳しくは前のBlog(←リンク)を参照してください。 Windows XPからWindows7への移行の時と同じことをやっているだけです。

  さらに、自身が作成したBASCOM-AVRのプログラムも前のパソコンから移行しておきます。 これは、前のパソコンにあるMCSというフォルダ内にあるBASCOM-AVRというフォルダ内にあります。 USBメモリなどへコピーして持って来ればOKです。 これでWindows10の環境で以前と同じようにAVRマイコンのプログラム開発が継続できます。

CH340 Driverをインストール
 続いてarduinoの開発環境を構築します。 ここでは中華系の互換arduinoを使います。 互換arduinoはUSBインターフェースがCH340というチップになっていますので、チップドライバのインストールが必要になります。  ホンモノのarduinoにはFTDI社のインターフェースチップが載っているようですからホンモノで行くならそれ用のドライバをインストールします。

 これもWindows 7に開発環境を作った時と同じ作業です。 特に支障もなく終了しました。 CH340はarduinoだけでなく、USBシリアル変換モジュールなどにも使われており、無線機のスタンバイ・コントロールを作るときにもドライバのインストールが必要です。HAM用のパソコンには不可欠かも知れませんね。ドライバはネットで簡単に探せます。

 【arduino-IDEを起動
 arduinoの開発環境である、arduino-IDEをダウンロードしてインストールします。 基本的にアプリ関係は別のPCからコピーして来てそのまま移行できることは稀で、再度インストールすることになるはずです。

 arduinoのサイトへ行き、Windows 10にマッチするバージョンをダウンロードして新規インストールしました。 スムースに進んで短時間で終了します。

 さっそくUSBケーブルを接続し、ツールメニューから使いたいarduinoの種類やCOMポートの設定を行ないます。 USBポートを移動するとCOMポートの番号も移動しますから注意します。 私の場合、初めはCOM3でしたが、隣のUSBへ移動したらCOM4になりました。メニューに表示される候補から選べば良いので簡単にわかります。 ここが合わせてないと書き込む時エラーになります。 

 さっそくあらかじめ用意されているサンプルプログラムからLEDチカチカ、通称「Lチカ」をロードして書き込んでみましょう。  メニューバーにある白丸に右矢印のボタンをクリックすればコンパイルされてarduino unoへLチカが書き込まれます。 さっそくLチカが動作するはずです・・・。

 【arduino uno 互換基板でLチカ
 イッパツで成功です。(笑)

 Windows10はユーザーIFの部分など前のWindowsとかなり違いがあるように見えます。 しかし、見かけ表面を覆った部分の下をみるとあまり違っていないのかも知れませんね。 案外すんなりとWIndows7や8のアプリやハードウエアが動作してくれるようです。

 もちろん、あまり古くさいハードにはドライバを始め専用のアプリさえ用意されていないこともあるようです。 しかし過去の資産はかなりうまく移行できそうでした。 この点は優れていると思いますし、いま思うともう少し早くWindows10に移行しても良かったのかも知れませんね。

                   ☆

 以上、HAMが手元に置いてオンジエアの補助や整理に使い、さらにプログラム開発や実験データの整理などに使えるWindows 10パソコンが出来上がったようです。Turbo HAM Logも移行したので、これでWondows7で行なっていたことはほぼすべて移行できたと思います。少し手続きが必要そうなARRLのLoTWもこのあと移行させる予定です。 Windows10の導入部分ではかなりトラブりましたが、インストールずみを購入したあとはたいへんスムースに進みました。

 【SSDを購入
 もともと内蔵していたHDDは320GBでした。 このノートPCが登場した頃はそれくらいのHDDを積んでいればひとまず十分だったのでしょう。

 そのままでももうしばらく使えそうでしたが、起動の迅速さを求めてSSDへの換装を行なうことにしました。 少し前までは高価だったSSDも500GBが8,000円以下まで値下がりしています。 1TBと言いたいところですが、そもそもサブのマシンですし大量のデータを保管する可能性は低いと思います。 今の時点でコスパの良さそうな500GBのSSDを購入しました。

 Crucialというメーカーは聞いたことがありませんでしたが、メモリチップを作っているマイクロン社の子会社のようです。 マイクロン社のメモリチップを積んだSSDと言っても良いでしょう。

 【500GBの2.5インチSSD
  見たところはHDDと同じように見えますね。 I/FはHDDでは標準的なSATAです。

 まずはじめにUSB-SATA I/Fケーブルを用意してノートPCのUSBポートに接続します。 私は手持ちにあった外付けUSB用2.5インチHDDケースを使いました。 その後、フォーマットを行なったら「Easeus Todo Backup Free」というHDDのコピークローンを作るアプリを起動し、SSD上にC:ドライブのコピーを作ります。 Easeus Todo Backup Freeは予めダウンロードしておく必要があります。 こうした作業の手順はネット上にたくさん実例があります。Youtubeにも動画があって参考になりました。

 比較的データ量が多かったのでコピー完了まで45分くらいかかりました。 Officeほか様々なアプリをインストールする前にCopyを作れば短時間で済んだのかも知れません。 しかし、一通りのインストールが済んでからCopyを作ったことになるので、使い始め初期の状態の完全なバックアップ・コピーが(HDDに)自動的に作れたことになる訳です。悪くない手順だったように思っています。 従って元あったHDDは転用せずにそのまま非常用のバックアップとして保管しておきました。

スピードは?
 裏蓋を開けHDDを外してSSDに交換したら作業終了です。 コールドスタートからデスクトップが現れるまでに約16秒、ブラウザを起動して操作できるようになるまでに20〜22秒と言ったところでした。どのアプリの起動も非常に軽快です。 また、シャットダウンに要する時間も5秒くらいなのでじれったさを感じるヒマさえありません。(笑)

 左表は「CrystalDiskMark」というポピュラーなフリーウエアで計測したSSDのRead/Writeスピードです。 数字が大きいほど高速という意味ですが、これらの数字はSATAインターフェースのSSDとしては標準的な値のようでした。 ノートPCで標準的な普通の2.5"ハードディスク(HDD)と比べて、大きなファイルのシーケンシャルな読み書きで5倍以上、小刻みなファイルのランダムなアクセスでは200倍を優に越えます。さすがに早いのですね。 巷で言われている通りでした。(笑)

 たまにしか使わないサブのパソコンにSSDなど勿体無いと思うかも知れません。 しかし、たまにしか使わないからこそ起動とシャットダウンが高速なのは有り難いのです。 チョットだけ使いたいと思ったとき延々とWindowsの起動画面を眺めながらジリジリ待つ必要はありません。 使い終わったらささっとシャットダウンして保管場所に戻すこともできます。 本質的に振動に強いSSDは持ち運ぶことが多いノートPCには安心感があります。 追加の費用は発生しましたがSSDへの交換はなかなか効果的だったと思っています。

 【コンボ・ジャック
 最近の無線機はUSBポートを備えているものが多くなっています。 デジタルモードのインターフェースがUSBケーブルで直接できるようになりました。 しかし、少し古いRigが多い拙宅では、パソコンのAudio入出力端子を使ったインターフェースが必要になります。

 このノートPCのAudio入出力端子はコンボ・ジャックというコンビネーション型になっていました。 3.5mmのイヤフォン・ジャックの発展型のようですが、ヘッドフォン用の左右の出力とマイクロフォン(モノラル)の入力が一本になっているのです。 出力が2、入力が1でGNDを共通にした4極になったものでスマホにも多いタイプです。

コンボ・プラグの結線
 無線機とのインターフェース・アダプタを製作する必要があります。 端子接続がわからないと製作はできません。 さっそく調べてみました。

 意外に見つけるのに苦労しましたが、図に書いたようになっていました。 このThinkpadは黒い文字で書いたような端子配置になっています。  機器によっては赤い文字のような接続もあるそうです。 しかし、iPhoneと同じ接続(黒い文字)になっているイヤフォン・マイクが主流のようです。 100均でイヤフォン・マイクを購入して来ればケーブルをちょん切って無線機用のインターフェースが安価に作れるでしょう。田舎で可能な安上がりな手段です。

                   ☆

 無線機は最新型の方が良いでしょう。 通信器の性能が交信実績にも現れやすいからです。 合わせて使うことになるパソコンもできたら最新型が欲しいところです。 しかし趣味の道具に際限なく費用をかける訳にも行きません。 実用的なところで妥協し中古ノートPCを導入してガマンすることにしました。 新規にインストールしたアプリの費用やマウスなどの周辺機材に500GBのSSDなど諸々を合わせて¥35k少々で済ませることができました。 いまのところなかなか快適です。amazonでチープな新品ノートPCを買うよりもしっかりした物が手に入ったように思います。
 パソコンの初期設定はいつでも厄介で面倒臭いものです。でも順調にポンポン進むと面白いくらいですね。 ノートPCを相手に1週間くらい楽しむことができました。 ではまた。 de JA9TTT/1

(おわり)fm

後日談:(電子申請Lite)
セットアップが済んだノートPCで「電子申請Lite」をアクセスし、変更届を提出しました。4月10日に届出し、14日には審査終了です。電子申請は迅速なのが良い。 届出では、懸案だったデジタルモードの追加を行ないました。メインはFT8の追加です。 遅ればせながらFT8にも出られるようになりました。さっそく WARCバンドをメインにオンエアしています。特にDX専門というわけではありませんので、聞こえて(見えて)ましたら気軽にコールお願いします。  QSLカードはe-QSLで即時発行しています。 deJA9TTT/1  (2020.04.17)

2019年11月27日水曜日

【部品】Shopping notes, 2019 -11

たんなる買物メモ】(どうでも良い話)
 【多回転型半固定抵抗器
 お値段を見てもらうとわかるのですが「安物買いの何とやら」とはまさしくこれでしょう。

 5個で100円じゃ、一つ20円です。 駄菓子でもあるまいに。 100円ではまともな半固定抵抗は一つでさえ買えないでしょう・・・。(笑)

 おそらく「銭失い」になるに違いないとはわかっていながら「何となく」気になって買ってしまいました。 見たところはそんなに悪くないんです。

それで「使えた」のかって?  まったく使えないワケでもないが・・・お薦めしませんね。
 
 【とりあえず使ってみるが
 写真は前回実験の60MHz発振器の周波数調整に使ってみた図です。

 それらしくは見えるんですが、やはりダメですね。 半固定抵抗器として全く使えない訳でもないので返品はしませんが・・。 ともかく「バックラッシュ」が酷くて調整がやりにくくてどうしようもありません。 「バックラッシュ」とはどういうものかたっぷり体験するのには最適です。w

 抵抗値の全範囲が25回転くらいで微動調整できるのですが、バックラッシュが1回転分くらいあるのです。 ですから調整していてちょっと行き過ぎちゃったので僅かに戻そうとすると、反対方向へ1回転くらい回さないと戻ってくれないのです。それで、もし戻し過ぎちゃったらまた・・・。 調整しにくいこと甚だしいので基本的に「使い物にはならない」んです。 もし試したいお方はそのおつもりで。 見掛けを真似ただけの部品であって、流石に中華クオリティでした。

まともな多回転トリマにもバックラッシュは有りますが調整が困難なほどじゃないのがアタリマエ。 まさかこんなにヒドイとは思わなかった。(反省・笑)

9ピンmt管用変換基板
 何でもブレッドボードで作ろうとするのは無茶なんですが、QRP送信機(←リンク)を真空管で作ってまんまとQSOにも成功しました。(笑)

  その時は7ピンのmt管で作ったのですが、9ピンは適切な変換基板を持っていなかったからでした。
 写真の右側のような、基板両端に端子を引き出すタイプなら持ってました。 こちらのタイプは12AU7のような双三極管には適当ですが単体の多極管(例:12BY7Aとか6BQ5など)にはあまり向きません。(使えなくもないが)

 それで左のように片側へ一列に引き出すタイプが欲しかったのです。この方がBBに搭載したあと配線し易いからです。 はじめはこのタイプは売ってませんでした。 登場してすぐ買いに行ったのですが間違ってもう一度右のタイプを買ってきてしまったのです。 先日、やっと希望のもの(左)が買えたようなわけです。

よく見て買ってこなくちゃダメです。ちゃんと買ったつもりの先入観が危ない。(笑)

 【12BY7Aを載せてみる
 9ピンの基板用真空管ソケットは上の写真のような2種類が売られています。 大きめの方はタイト製です。

 どちらも変換基板には載りますが、スリムなタイプの方が良さげです。(その根拠はありませんけれど・笑)

 写真は12BY7Aを装着してみたところです。 もちろん、実際の使用前にジャンクの9ピン管を使って数回の抜き差しを行ないソケットの足慣らしを済ませておきます。3回くらいの抜き差しでかなり馴染んでくるのがわかります。

今度は12BY7AをファイナルにしたQRP送信機で遊べますね。 お空で聞こえてたらお相手よろしく。

 【中華でAD7555KNを買う
 こちらは中華通販で入手しました。 昔ぜひ使ってみたいと思っていたICが売られていたので手が勝手に動いてポチってしまいました。w

 到着までしばらくかかったので半分忘れかけていたんですが、先日届いたので「届いたよ〜」とついつい嬉しくなってtweetしてしまいました。

 3つで$18-、送料が$5-なので合計で$23-でした。 「ずいぶん高いものだけど何だろう? 楽しみ。」なんて言われちゃいまいました。 気づいたら確かに中華モノにしては高価でしたねえ・・・。   私だって友人が買って嬉しそうにしてたら「何を買ったんだろ?」って気になります。 ごもっともな反応です。hi

これで使えなかったらどうしよう? 簡易チェックではOKそうで、少なくとも中身は入ってそうです。w

 【どんなチップなのか
 簡単に言うと高精度・高分解能のデジタル電圧計を構成するためのロジック回路部分が集積されたICです。 とっくに廃止品になっています。   今だったらワンチップマイコンと周辺部品の幾つかで実現できそうです。もちろんプログラムは要りますが。

 表示は5・1/2桁ですが、数カウントの表示ばらつきが残るそうです。 実質的には4・1/2桁のDVMが作れるチップです。わかりにくい仕様なのであまり人気が出なかったのでしょうか。 当然ですがディスコンになってます。

 シリアルアウトが可能なので、データをマイコンに吸い上げて移動平均でもとったら5・1/2桁表示にできませんかね? ただし変動の早い信号の測定には向かないでしょうけれど・・・。 などと妄想を抱いてチップを眺めてます。(作るの厄介そうなので眺めて終了かも)

# はい、お薦めするようなパーツではございません。 いまはマイコンベースで使う高性能なA/Dコンバータもたくさん売ってますしね。(笑)

日本的な気遣い?
 ぜんぜん話は変わりますが、日本のショップらしさを感じたというお話です。
 何を購入したのかしげしげ眺めてもあまり意味はないです。アイテム自体は不足部材の補充用なので特筆すべきは何もありません。 「商品の渡されかた」の話です。

 秋月電子通商で買い物をしたら、小物のパーツを小袋に入れ、それを大きなパーツ・・・ここではブレッドボードですが・・・に貼り付けてレジ袋に入れ手渡してくれました。(ところで、いずれ電子部品屋でもレジ袋は有料になるんでしょうかネ?)

 これなら袋からこぼれて失う恐れもなくなります。 こうした配慮が日本のショップらしい気遣いなんでしょうね? まあ、過去のトラブルの経験からこのように包装してお客に渡せという「従業員教育」がなされていると言うことかも知れませんが。

# 無造作に袋に入れるだけのお店も多いです。(勿論それで十分とは思いますけれど・笑) 親切で丁寧なのは日本的って感じた次第なり。通販の包装も丁寧ですよね。

                   ☆

 電子回路の方はちょっとスランプ気味なので「どうでも良い話題」でおしまいにしました。 年がら年じゅう電子回路と格闘している訳じゃありませんし、そんなことはすっかり忘れて違う遊びに興じることもあります。  ・・・ということで、ショッピングノートと題してお茶を濁しておきます。 よかったら雑談に加わってください。 ではまた。 de JA9TTT/1

# まあ、いつだってどうでも良い話でしたね。(笑)  (おわり)nm