2014年4月1日火曜日

【電子管】Restoration of a tube radio SR-100K

【STAR SR-100K型ラジオを復活する】

の色
 やっと春になりました。 2月の2回の大雪でずいぶん足踏みをした春です。 スイセンや鮮やかな黄色のレンギョウもやっと開花したと思ったら桜がやってきました。 北国の春と一緒で一気に花の季節を迎えています。

 春は出会いと新たなスタートの季節です。 学生時代は遠い昔のことになりましたが、なんとなくわくわくが4月とともに蘇ってきます。 もう一度初心に帰って・・・と言う訳でもありませんが、古いラジオのレストアでも辿りながらあのころを思い出しつつ書き綴ってみましょう。 何か新規性がある訳でもありませんし役立ちもしないとは思います。もしお暇ならお付き合いでも。もちろん自身のレストア記録が目的なので記述の過不足があっても悪しからず。

#真空管でノスタルジックな話しと言うより意外に近代的だったりします。(笑)

                    ☆ ☆ ☆


SR-100K発掘
 子供の頃から何回も引っ越ししています。運ぶ価値の無いものはその都度捨てられました。 ですから子供の頃の思い出と言えばアルバムくらいです。

 このラジオキットが残っていたのはそれなりの思い入れがあったからです。捨ててしまう気持ちにはなれなかったのです。 数年前に古い家を取り壊した時にも再整理しました。このラジオはその際に持ち出して屋根裏の奥深くに仕舞われていました。

 昨年の春頃から始めたシャックの整理で発掘されました。 STARの受信機キット・SR-100Kと言うものです。段ボール箱に入っていたから残ったと言えそうです。

私のSR-100K
 取り出して久しぶりに灯を入れてやりたいと思いました。

 ですが、確かめたらそうも行かないことがわかりました。 年数の経過だけが理由ではありません。 昔々、製作技術が稚拙だったころの作品です。 理屈も良くわからず行なった改良(改悪?)が随所に見られました。 ですから写真のように無事に通電できたのは全てのことが済んでからのことです。

 パネル面の登場はここだけなので少しだけコメントします。 まず、ラジーケータのSメータはオリジナルにはありません。これは以前の改造で取り付けました。 ほかバリキャップを使ったスプレッドや意味不明のジャックが数個追加されていましたがすべて撤去しました。空いた穴は埋め戻しました。いろいろ改造して遊んだ痕跡があったわけです。

SR-100kの回路図
 入っていた段ボール箱の文字を良く見ると、Communications Receiverとあります。要するに「通信型受信機」と言う意味です。 でも、回路を見れば一目瞭然、たんなる4球スーパーです。 整流管がダイオードに置き換わっていますが、トランス付きの「5球スーパー」と同じ回路構成です。 B電圧が低く回路電圧はトランスレスのラジオ並です。 ですからAFのパワーはあまり出ませんがそれで不足ではありません。十分うるさく鳴ります。

 もちろん同じ5球スーパーのような受信機にはDELICAのCS-7やTRIOの6R4Sのような「通信型」と呼べるものもあります。STARならSR-40Kが同類です。 ですがSR-100Kは純然たる家庭用スーパ・ラジオのキットです。回路だけでなく部品からも伺えます。この先、明らかになって行くでしょう。

こりゃ通電不可だな
 家庭用ラジオだって案外侮れません。中波放送くらいうるさいほど良く聞こえるのが普通です。 ですから、久しぶりに灯を入れてみたかったのです。

 しかし、ちょっと待った!

 上から見たら球も所定の位置に刺さっていて大丈夫そうですが、シャシの裏をみたらどうにも危なっかしいのです。 それにもう何10年も通電していないので、いきなり通電は危険過ぎるでしょう。

 中身を見て駄目そうでしたから捨てようとも思いましたが音を出してみたい一心で修復することになったのです。 これは平成の大修理です。(笑) 途中の写真は省略しますが要するに「完全分解+再組立」です。部品も怪しいので確かめながら使いました。新品キットの倍以上の手間がタップリ掛かりました。

IFTとIFアンプ
 手前の真空管は周波数変換の6BE6です。 IFTに挟まれたのが中間周波増幅の6BA6です。

 使ってあるIFTはごく一般的な物のように思えます。要するに家庭用ラジオと同じです。

 IF1段用のIFTでもTRIOのT-6型のような通信用とはだいぶ違います。これは通信機用の性能を追求したものでは無いでしょう。このIFTですがすこし怪しかった記憶もあるので確認してから再利用すべきです。

IFTの確認
 たとえばバリコンや電源トランスと言った主要部品はそのまま使うしかありません。 IFTはどうしても駄目なら代替品に換える手もあります。 あるいはあっさりラジオと割り切った使い方でしのぐことも必要でしょう。

 さっそく内部を確認しました。 同調コンデンサはディップド・マイカコンデンサです。 IFTテスト治具で特性確認したらIFT-Aは正常でした。 IFT-Bは2次側の同調がだいぶずれていて、正しく調整されていなかったようでした。 二次側コアを正しい方向へ回して行くと一旦信号レベルが下がるのです。コアを回す方向が逆だと勘違いする状態になっていました。 特性直視装置で観測しながら再調整したので間違いませんでしたが、放送を受信しつつ調整していたなら現象は良く理解できなかったでしょう。

#配線のストレー容量を見込んだ再調整を行なって再利用に備えることにします。

ウエファ型ソケット
 真空管のソケットはウエファ型です。 しかも最初からシャシにリベット止めでした。 リベット止めは家庭用の量産ラジオでは常套手段です。

 このソケット、何回も球の抜き差しをしました。 配線の付け替えもたびたび行なったので相当「へたって」います。 そのままでも何とか使えそうにも見えましたが、一旦外して超音波洗浄くらいしたいです。

 配線を撤去した後はシャシの清掃も必要なので一旦ソケットは撤去しました。結局、外してみたら程度が良くないので新品に交換したくなりました。

ステアタイト型に交換
 真空管ソケットは全部交換しました。 ラジオごときにステアタイトのソケットは贅沢でしょう。 しかし手持ちにウエファ型はないし、ベーク・モールド型もありません。

 ステアタイトをこの際使いました。 たぶん、持っていてもこの先使う機会はないでしょう。 こうしたソケットも近ごろは中華モノが出回っています。 但しこれはずいぶん前に購入した国産品です。

 タイトソケットはウエファ型とは取付けネジの間隔が異なります。 鉄シャシをヤスリで削って穴間隔を広げてやらないと止められません。その加工が修復作業の中で一番面倒でした。

 新品のソケットを使うなら、いらない球で「足慣らし」を数回やってから使うと安心です。 もし中華ソケットを使うなら寸法精度に注意しましょう。 しっくり来ないソケットは使わぬ方が良いです。金メッキされてはいても寸法誤差が大きいのは困りものです。

出力トランスも交換
 オリジナルとは違うアウトプット・トランスに交換されていました。使用中に断線したので手持ちで間に合わせたようです。出力管:6AR5にはミスマッチなので秋葉原の東栄変成器でT-600型を買って来ました。 T-600は小さな出力トランスですが、それでもオリジナルよりも大きくて取付け穴の追加が必要でした。

 5極管:6AR5シングルの無帰還アンプです。トランスも小さいので低域再生は望むべくもありません。 むかしの真空管ラジオらしい歯切れが良く明瞭な音がします。 音質改善の目的で6AR5のプレートと6AV6のプレートを高抵抗で結び、局部負帰還を掛けていた痕跡もありましたがオリジナルを尊重してそのままにしました。 ラジオチックな音なのは当然です。もちろん低周波出力は大きいしスピーカも大きな分トランジスタラジオよりマシな音がします。

AFゲインVRの交換
 音量調整は500kΩのスイッチ付き(S付き)VRが使ってあります。 電源スイッッチを兼ねた音量調整VRはラジオを使う都度回すことになるので損耗しやすいのです。 過去にも交換した記憶がありましたが、調べたらやはり使い物になりそうにありません。新しくすることにしました。

 もっと良い物が欲しかったのですが、500kΩのAカーブでS付き、しかもローレットの短軸ともなると秋葉原でも売っている所は限られます。 使える物が見つかったのはむしろラッキーでした。 このVRはAカーブの具合がJISとは違うらしいのと、左に回し切ってスイッチOFF直前の所に残留抵抗があってあまり芳しくありません。しかし他には無いので仕方ありません。もちろん使えない程ではありませんが無名の品の寿命は短そうです。最近秋葉原に多い中華部品のようです。

バンドスイッチは清掃で
 バンド・スイッチは4回路2接点のロータリ型です。 まだALPSほかで良い物を売っています。 しかし上のVRと同じようにローレットの短軸と言うものは近ごろ見かけません。 ツマミごと換えてしまえば良いのですが、それでは外観が別物になってしまいます。

 状態を見たら,接触不良は酷いもののガタもなく接点の状態は悪くないようでした。 良く清掃・整備して再利用することにします。 コンタクトスプレーほかケミカル品で接点クリーニングをしたあと有機溶剤も使って超音波洗浄しました。 完全に脱脂されてしまったので、必要部分に潤滑しました。 まだいくぶん接触状態に不安定さも見られますが概ね良好になりました。

 バンド切換えのロータリ・スイッチからは12本の配線が出ます。初心者にとって間違い易い部分です。キットの組立て説明書では拡大図で詳しく説明されています。 いまでは接点構造ほか回路も熟知しているのでこの程度ではまず間違いません。大人になって少し上手になりました。(笑)

シャシ下面全景
 写真の下側が正面パネル側です。シャシの四角い切り欠き部分にバンドスイッチがあります。 2つ見えるマイカ・コンデンサはパッディング・コンデンサです。 容量を確認したら正常だったのでそのまま再利用しました。 シャシ中央付近に見える2つのコイルは「局発コイル」です。

 そのほか、多くのCR部品は新しい物に交換しました。回路定数はオリジナルを尊重しつつ、もちろんE系列から近似値を採用します。 コンデンサは耐圧の必要な物とそうでない物を考慮して同一容量でも種類を変えています。これは耐圧の高いコンデンサの手持ちが限られるからです。 高周波部では卵ラグを随所に追加してニアバイアースに備えました。

 配線は奇麗とは言えませんが、高周波回路を意識してバイパス・コンデンサは最短で落としています。 また、ヒーターや電源一次側など、ACが通る配線は良くよじってHUMが誘導しないようにしておきます。 オリジナルではヒータ配線はシャシを帰路とした片側配線になっていました。 あらたに2本引いて行く形式に変えました。 低周波出力管の部分で片側をシャシに落としました。ヒーターのバイパスコンデンサも随所に入れてあります。耐圧が低くて良い所には50V耐圧の積層セラコンを使いました。 青い円盤型コンデンサは電源一次側に追加したコンデンサ(Yコン)です。 ここは安全規格品を使います。

シャシ下AF増幅部
 低周波回路部分です。 中間周波増幅(6BA6)で増幅された信号は、双二極三極管の6AV6の二極部で検波されます。 検波で得られたDC電圧分はAGC電圧となってコンバータ管:6BE6と中間周波増幅管:6BA6に加えられます。

 6AV6の二極部で検波された音声信号は三極部で電圧増幅されます。 回路は高抵抗のグリッドリークを使った「リークバイアス方式」です。 リークバイアス式は大きな入力信号では歪みが増えますが、ラジオですからまあ使えます。 青い色のカップリング・コンデンサ(フィルム型)を通って電力増幅用五極管:6AR5で増幅されスピーカーを鳴らします。 ワット数の大きな抵抗器は酸化金属皮膜抵抗を使ったので従来のカーボン型と比較して、非常に小型化されました。(ただし高温化します)

 写真下側に見える1,000μF/16Vの縦型ケミコンは後に説明するSメータアンプ用の電源部です。ヒーター用AC6.3Vをプラスとマイナスに半波整流して±約8Vを得ました。負荷電流を考えると1,000μFは大きすぎます。220μF程度で十分でしょう。

電源部は大改造
 電源部のブロック・ケミコン(70+60μF/180V)も再利用したいと思いました。 入念な再化成を試みたのですがリーク電流が減少してくれないので使うと危険なため再利用は断念しました。 この時代のケミコンとしては珍しいことです。多くの場合、再化成で復活する筈です。

 同じサイズのブロック・ケミコンはありませんから縦型とチューブラ型を組み合わせて平滑回路を構成しました。 ごく小容量の電源トランスなので許容リプル電流にはマージンがあります。 100μFと330μFを使ったので平滑容量はだいぶ大きめです。 整流回路もダイオード一つの半波整流から4ダイオードのブリッジ整流に変更しました。使用ダイオードはDS135C×4です。 その結果B電圧がやや上昇してオーディオはパワーアップしました。 リプルも減少したのでブーンと言うHUM音はまったく感じられません。 なお、電源部は部品が増えたのでラグ板を追加しました。

シャシ上面全景
 シャシ上面では、4連のトリマ・コンデンサが交換になりました。 オリジナルはタイト基板のマイカトリマでした。

 調べたら,タイト板にクラックが入っていて使用できません。 在庫からちょうど良い4連トリマコンデンサが見つかりました。寸法に合わせて穴加工を行ないスタッド・ボルトで浮かせて実装しました。ちょっと見ではオリジナルと違いません。

 スピーカー・マグネットの左に見えるのがアンテナ・コイルです。 手前のパネル寄りがBCバンド、奥側がSWバンドです。 いずれもアンテナ側の巻線がたくさん巻いてあるハイ・インピーダンス型です。 STARのラジオ用コイルによく見られる形式で、長さ数m程度のごく短いアンテナでも良く聞こえるようになっています。家庭用のラジオには好都合なようにできています。

 その代わりHAM局がよく使うダイポール型アンテナのようなローインピーダンス・アンテナを繋ぐには不適当です。 このあたりもSR-100Kが単なる家庭用ラジオの設計だと言うことを裏付けています。 HAM用受信機ならローインピーダンス型のアンテナコイルが良いのです。プリセレクタやクリコンと言った付加装置にマッチするからです。

Sメータ・アンプ基板
 マジック・アイにしろラジケータにしろ、ラジオには何らかの同調指示器があった方が使い易いです。 SR-100Kにはどちらも付いていないのが不満でした。 マジックアイは通信機らしくないので500μA-FSのラジケータを付けました。

 PNPトランジスタを使い、AGC回路に流れる電流を増幅する形式のメーター回路になっていました。 最初はゲルマニウム・トランジスタ:2SB185でしたがIcbo(コレクタ遮断電流)が機内温度の上昇で増加し零点がずれました。 その後、本質的にIcboの少ないシリコン・トランジスタ:2SA562に交換しました。 但しシリコン・トランジスタはVbeが大きいので振れ始めに不感帯を生じる欠点がありました。

 同調指示程度ならそのままでも良いのですが、ここは近代化してC-MOS OPアンプを使ったバルボル形式のSメータ回路を追加しました。 圧縮型の振り切れ防止を付けるなどラジケータが相手では勿体ない回路です。動作は安定していてとても快適です。

Sメータ回路図
 電源回路を含めてSメータ部分の回路を書いておきました。 メーターの照明は白色LEDを使います。 数mAで十分明るいので豆電球よりもずっと効率的です。 LEDなら切れる心配もありません。(そんなに使うこともないでしょううが・笑)

 アンプ部はRCAのC-MOS OPアンプ:CA3130Sです。CA3130EやCA3130Tでも同じです。 ここはFET入力型のOPアンプなら何でも大丈夫です。 AGC電圧は6BA6の部分から引張って来ます。 たいへん強い信号が入って来たときAGCは-12Vくらいの電圧が出ます。 それを約10MΩのアッテネータでだいたい1/10に分圧してからOPアンプでアンプし、メーターを振らせます。 昔の本を参考にすると12AU7の差動型Sメータアンプなどを付けたくなります。しかし補助回路にこそ半導体が相応しいでしょう。消費電力も僅かなので高性能な回路が追加できます。迷わずハイブリッド構成にしました。

 メータの振れ方はIF増幅管:6BA6のリモート・カットオフ特性に依存します。概ねLogリニヤに近い振れ方になります。 要するに一目盛りが何dBと言うSメータらしい目盛です。もちろん、メータースケールは自分で用意することになります。 いまならパソコンのグラフィック機能とカラープリンタで格好良い目盛板が作れますね。

参考:AGC回路には無信号時でも-0.3Vくらいの電圧が出ています。これは真空管の初速電子による電流が流れるからです。そのため大型のSメータを付けるとフルスケールの2〜3%程度指針が零点より浮くことになります。 これを回避するには幾つか方法があります。Sメータアンプに電気的にオフセットを掛けるのが本質的な対策ですが、メータースケールを書き換える、機械的な零点調整をマイナズ側にずらせるなどの方法もあります。 ここではもとがラジケータなので目立たないこともあって零点の浮きは無視しました。 初速電流は検波管の6AV6だけでなく、6BA6と6BE6からの電流もあります。 Sメータアンプの参照が多いようなので追記しました。(2014.04.06)

調整と仕上げ
 全般的な清掃と再組立を実施したので快調な受信ができるようになりました。 もちろん、初めて作った時のようにテスターくらいしか測定器が無い状況ではありません。きちんとした調整ができました。

 まずは、アンテナ端子から強めの455kHzを加えてIFTの調整を行ないます。変調は掛けても掛けなくても良いです。 Sメータ回路が付いていますから調整は容易です。 SメータがなくてもAGC電圧をテスタ(指針式が良い)で測定しながら同じようにできます。 その後は手順書に従いトラッキング調整を行なって終了です。 配線のストレー容量も設計想定の範囲に入っているようで、トリマ・コンデンサの可変範囲も中央あたりで調整終了できました。

 きちんと調整した五球スーパはずいぶん高感度なことがわかります。 短波帯も昔作った頃よりも良く聞こえるように感じるのは全般的な調整がうまくできているからでしょう。 あまり測定器が無い状態ではやむを得なかったとは思いますが、キットの値段を遥かに越えるような測定器を要求するようでは困るし・・・と言った所が初心者向けキットの難しさ(悲しさ)でしょうか。

                   ☆

 まさか、もう一回真空管ラジオを作ることになるとは思いませんでした。 同じような経験は中古のトランシーバキット:QS-500の時にもあったのを思い出します。 結局、ごく簡単なキットとは言え、初心者が完全な形で仕上げるのはなかなか難しいのです。 しかしどんな形にしろ『鳴るラジオ』が作れたことはとても良い経験だったのです。 まがりなりにも鳴ったのですから良い教材だったに違いありません。そうやってみな電子回路の入門をしたものでした。 もう一回組立てて面白かったか?・・と問われれば、とても懐かしかったと言うのが感想です。

 再製作でずっとマシな作りになりました。 これで何時の日にか電気に興味を持った孫が『じいちゃんの作ったラジオ』を開けてみたときに恥ずかしい思いをしなくて済むでしょう。良かった良かった。(爆)

 バンドスプレッドが無い、ダイヤルが十分減速されていないなど、HAM用はおろかBCLでさえ厳しいラジオです。あくまでも家庭用ラジオのキットです。 木造家屋なら数mのビニール線を垂らしてやれば在京の民放局はたいへん良く聞こえます。 夜間ともなればびっしり民放局が並ぶので、目的の局がどれなのか見分けるのも難しいくらいでした。Sメータを見ればAGCも良く効いています。 短波もラジオ日経の各プログラムが快適に入ってきます。大陸方面からの国際放送も同様です。 選択度はラジオ聴取に程良いらしく十分快適です。短波帯でも少しウオームアップすれば局が逃げてしまうようなQRHは感じません。 但し無改造のままではHAMバンドは殆ど実用性が無いことがわかります。せめてバンド・スプレッドは必要です。 選択度やゲインの問題もありますが、やはりきちんとしたダイヤル機構の存在が「通信型受信機」の決め手だと再認識しました。de JA9TTT/1

(おわり)

20 件のコメント:

T.Takahashi JE6LVE/JP3AEL さんのコメント...

おはようございます。
うちのバルコニーでもチューリップが咲き、やっと春になったってなあという感じです。

スターの5球スーパーキットのレストアですか。
エイプリルフール記事かと思ったら真面目な記事でした(笑)

劣化したコンデンサを交換して、調整で済ましたのかと思ったら大々的なレストアをされたのですね。

ベークの真空管ソケットは最近は高値で取引されているそうですね。
昔はお小遣い少なくベークしか買えなかったのでタイトにあこがれますが(笑)

僕が物心ついたときはトランジスタラジオが普及していたので5球スーパーは作ったことも触ったこともありませんでした。

大人になって並四と5球スーパーを作りましたが今のパーツ価格ではコストパフォーマンス悪すぎますね。Hi

変な改造されたQS500を持っているのでそのうち修理しようと思いつつもう何年も経ってます^^;

ところでラジオのレストアでケミコンの再化成は良く聞きますが、具体的にはどういう風にするのでしょうか?

TTT/hiro さんのコメント...

JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。 こちら、桜も満開になって来ました。 ずいぶん日も延びて6時過ぎても明るいですね。

早速のコメント有難うございます。
> エイプリルフール記事かと思ったら・・・
ご期待に添えず、申し訳ないです。(笑)

> 大々的なレストアをされたのですね。
小手先の補修では済みそうにないので、分解組立てになりました。 部品はなるべく再利用したかったのですが、大した数でもないので大半のCRは交換しています。配線は完全にやり直しですね。hi hi

> タイトにあこがれますが(笑)
寸法精度はベークの方が良い印象があります。 但し、ウエファ型は不安定のようなので、同じベークでもモールド型が良いでしょうね。

> 今のパーツ価格ではコストパフォーマンス悪すぎ・・
本来は安かったのですが趣味の商品になったので実用品の価格ではないですね。まあ、お年寄りはお金持ちですから良いのでは。若者はデジタルラジオにしましょう。(笑)

> 改造されたQS500を持っている・・・
そうですか。 再組立を楽しんだのですが、手放してしまいました。 良く整備すれば実用になる性能だと思いました。 いつかチャレンジされて下さい。

> 具体的にはどういう風にするのでしょうか?
他のサイトにありますので、簡単に説明します。

用意する物はケミコンの耐圧より20%くらい高い電圧が出せる電源と、数mAの電流計、数kΩ〜100kΩ程度の抵抗が何本か必要です。

電源は安定でなくても良いですが、連続的に可変で来た方が良いです。 また、電流容量はせいぜい10mAもあれば十分です。 小型の100V:100Vのトランスなどを用意してコッククロフト回路などで数倍の電圧を得れば良いでしょう。 スライダックもあると良いです。

コンデンサには最初定格電圧の30%程度を加えます。直列に抵抗器と電流計を入れて漏れ電流を監視します。

漏れ電流は1mA以下に落ち着いたら、次は定格の50%程度までアップし・・・70%、100%、120%まで繰り返します。

良いコンデンサの場合、最終的に100μAくらいの漏れ電流に落ち着きます。 それで完了です。 なお、容量の大きなコンデンサでは漏れ電流も大きくなります。

簡単ですが、こんな所です。他のサイトなども参考にされて下さい。 高圧を扱うので、結構危険ですから感電などしないように注意してやって下さい。

電流制限のための直列抵抗を必ず入れてください。急な過大電流で発熱→爆発の危険があるるためです。

JG6DFK さんのコメント...

加藤さん、こんばんは。

当地では桜が満開になっていますが、今年の花見も100m以上先に咲いている桜をバルコニー越しに眺めるだけで終わってしまうかもしれません(笑)。消費増税のせいか、近所のスーパーは特売日だというのにガラガラでした。

今回のレストアで裏側はすっかり現代的な部品に置き換わっていますね。私はトランジスタ世代ですが、唯一「MAX RK-3」という並三ラジオキットは作りました。これはシャーシの前にアルミパネルを立てただけのものでしたが、それに比べると「SR-100K」のケースは本格的です。比較的高級なキットだったのでしょう。

回路を拝見すると、IFアンプのカソードにパスコンが見当たりません。それで十分な利得があるとすれば、さすがは五極管です。あと、スイッチを「CODE」側に倒すとAVCが切られるのはわかりますが、ひょっとして同時にIFアンプを発振させ、オートダインよろしくBFOを兼ねさせるのでしょうか?

気になるのは「CODE」側に倒すとサプレッサに挿入される抵抗ですが、もしこの抵抗が鍵なら、こういう回路は初めて知りました。

ロータリスイッチですが、ラグ端子型は淘汰が進んでいます。短軸のものは以前に米国の販社から台湾メーカーのものを取り寄せたことがあります。軸がインチ仕様になっていますが、秋月で売っている安価なツマミもインチ仕様なので、かえって好都合かもしれません。

受信周波数が10MHzくらいまでならあまり深刻に考えなくていいのかもしれませんが、それでもラグ端子型のロータリスイッチとバリコンやコイルをビニール線で配線して(特に長期の)安定度が大丈夫なのかは気になります。いずれにせよ、おっしゃるように私もハムバンドでの本格運用は想定していないのだろうと思います。

私もSメーターは欲しい人です。1石レフラジオにわざわざ2石のSメーターアンプを追加したくらいです。当然実用性は…(爆)。

デジタルディスプレイやボタンに埋め尽くされたセットよりこのようなセットを見て「萌え」るのは、きっと私が「前世紀の異物」だからでしょう(爆)。こういうキットがあったら手を出すかもしれませんが、数が出なくて商売にはならないでしょうから、今さらどこもやらないでしょう(笑)。

ボールドライブやら何やらは溜め込んでいるので、一から自分で作ればいいのでしょうが、だんだん気力が失せてきています。この辺で少し頑張りますか(笑)。もっとも、図面を引いてタカチ電機あたりで標準品を追加工してもらう手もありますが… 先立つものがあれば(爆)。

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。 私のシャックの数100m先にも桜があります。やっと満開になりそうで週末まで持ちそうです。

コメント有難うございます。
> 比較的高級なキットだったのでしょう。
科学教材社のキットよりは幾分上等だったように思いますが、安価だったように思いますよ。5,000円くらいだった?(笑)

> オートダインよろしくBFOを・・・
サプレッサーグリッドを抵抗で浮かせて発振させる簡易BFO機能ですよ。 書いておけば良かったですね。 なお、作り直しではカソードのパスコンは入れてあります。 このBFOはあまり実用的ではありませんね。オマケの機能です。hi hi

> ビニール線で配線して(特に長期の)安定度が・・
ロータリースイッチからの配線はテフロン線です。紫外線に当たらなければビニル線でも結構持つようですね。(笑)

> こういうキットがあったら手を出すかも・・・
バリコンやIFTと言った主用部品が製造されていないのでまともなキットの再登場は難しいでしょうね。

> 一から自分で作ればいいのでしょうが・・・
まだ市販部品を集めてくれば十分作れると思います。 IFTも中国製で良ければありますし、暫く前ですがaitendoでは良さそうなエヤーバリコンも見かけたので日中合作で何とかなるでしょう。(笑)

T.Takahashi JE6LVE/JP3AEL さんのコメント...

加藤さん、おはようございます。
今日も良い天気、すっかり春になりました^^

ケミコンの再化成の説明ありがとうございます。
徐々に電圧をかけていけば復活する場合があるとは、やはりケミカルなコンデンサなんですね(笑)

やり方は簡単そうですが問題はコンデンサの耐圧以上の電源と感電注意でしょうか。Hi

このサイトを見ますとSR-100Kは当時キットで8,800円だったようですね。
姉妹機?でGROWN FR-55と言うのもあったようです。

http://www.ykuns-mechanical-club.com/radio%20kit%20repair.html

僕はそのサイトの下にあるホーマーかエースの1石レフレックスラジオキットが精一杯でした^^
科学教材社の真空管ラジオキットが作ってみたかったです。

Kenji Rikitake さんのコメント...

こういうリストアの記事は面白いですね.コンデンサの再化成の話は初めて知りましたが….QST誌の記事に十分なりそうな内容だと思います.

そういえば,真空管/トランジスタに関係なく,昔のラジオって10MHzまでのものが多いんですよね.これは受信部が作り易かったからというのがあるんでしょうか.

73 de Kenji Rikitake JJ1BDX(/3)

TTT/hiro さんのコメント...

JE6LVE/3 高橋さん、こんばんは。 こちら、桜が満開ですよ。

再度のコメント有難うございます。
> やはりケミカルなコンデンサなんですね(笑)
化成膜と言うものが誘電体なので、ケミカルな操作が必要と言う訳ですね。 製造時と同じような工程を辿って再化成を行なえば良い訳です。

> 問題はコンデンサの耐圧以上の電源と感電注意・・
真空管回路用のコンデンサだけでなく、もっと低い電圧のケミコンでも同様です。トランジスタ回路用も古い物は再化成して使った方が良いですね。

> 当時キットで8,800円だったようですね。
たぶん、8,800円は正価ベースのお値段だと思います。秋葉原のお店では5,000円前後で買えたのではないでしょうか。

> GROWN FR-55と言うのもあったようです。
Grown型は教育用キット色が強いラジオで、ゲルマラジオや並三から5球スーパまで順次成長して行くことができました。それでGrownと言うのですが、バリコンがツマミ直結式だったように思います。同調操作が少し難しかったかもしれませんね。SR-100は軸バーニア式バリコンになっています。

> 科学教材社の真空管ラジオキットが・・・
プラグインコイル式の5R66受信機なんか欲しかったですね。 TX-67とか言う送信機キットもあったと思います。いまならQRP用に面白いかも。

遠い昔の思い出ですね。(笑)

TTT/hiro さんのコメント...

JJ1BDX/3 力武さん、こんばんは。 そちらは桜吹雪でしょうね。

コメント有難うございます。
> リストアの記事は面白いですね・・・
面白いと思ってくれるお方があって良かったです。(笑)

> 十分なりそうな内容だと思います.
古いラジオとか真空管式の機械を修理再生する人の間では割合ポピュラーなテクニックだろうと思います。

> これは受信部が作り易かったからと・・・
バリコンの変化範囲から見て、受信上端周波数は低端の3倍くらいが良い所です。下を3.5MHzくらいに取ると上は10.5MHzくらいになります。

 家庭ラジオでは国際放送の関係で上を12MHzくらいまで伸ばしたいので、下端が3.9MHzくらいになっていることが多いようですね。

 SR-100Kは一応、HAMの入門用なので3.5MHz〜受信できるよう設計したものと思われます。 そうでないと7MHzだけしかHAMバンドの受信ができませんからね。 10MHz帯はまだありませんでしたし。hi hi

JE1UCI さんのコメント...

加藤さん、こんばんは。
スターのSR-100Kですか。
これは秋葉原のラジオセンターの東洋・・で4500円で買いました。昭和45年の事です。
初めてまともに動いたキットでした。
当事は中学生でしたので、昼ごはんのパン代を少しずつ貯めて、何とか買った記憶があります。
思い入れがありますので、今でも当時の取説があるくらいです。初心者向けのしっかりとしたものだったと思います。私に作れたのですから・・。
ダイヤル機構もそれなりにはできていたと思います。当事は3.5MHzのAMのQSOが聞こえていました。
ジャンクがあれば絶対に買います。

TTT/hiro さんのコメント...

JE1UCI 冨川さん、こんばんは。 そちらの桜もそろそろではないでしょうか?

コメント有難うございます。
> ・で4500円で買いました。昭和45年の事です。
やはりその位だったようですね。小遣いを溜めて買った覚えがあるのは同じです。hi hi

> 初心者向けのしっかりとしたものだったと・・・
絵入りで詳しく書かれた説明書があったので子供の私でもちゃんと鳴る(?)ところまで行ったのでしょう。(笑)

> 3.5MHzのAMのQSOが聞こえていました。
私は、7MHzにてGDMでビートを掛けてSSBを受信した記憶があります。 かなり苦労したと思いうのですが・・・良く覚えてません。(汗)

> ジャンクがあれば絶対に買います。
冨川さんにも思い出深いラジオだったのですね。さして価値があるように見えませんからオークションにも登場しないかも知れませんね。

本田/JK1LSE さんのコメント...

加藤さん、こんばんは。

大変懐かしく拝見しました。私も中学生?の頃だと思いますが、通販で購入して組み立てました。小遣いで買える4~5,000円ぐらいだったと思います。

これの前に6石スーパーのキットも組み立てたのですが、うまく動きませんでした。一気に組み立てて、トラブルシューティングする術も知らず、そのままになってしまったと思います。

その中で、このキットはちゃんと動いて、非常に高感度であった気がしました。もっとも、貰ってきたST管のスーパーを組み立て直したものとの比較なので、実際は並みのスーパーであったかもしれません。

加藤さんと同様に小さなラジケータを付けて使っていました。それに加え、スプレッドバリコン(小さなFM用の2連エアバリコンです)を付けていました。バーニアを入れていたと思うのですが、記憶がはっきりしません。

BFOがサブレッサーグリッドをちょっと浮かして帰還をかけるローコストな簡易な回路でした。SSBも聞けないことはなかったけれど、まあそれなりでした。
確か米国のハリクラあたりのAM受信機についていた回路だとおもいます。

ちなみに、このキットがSR100K(スター製)であることは、比較的最近知りました。当時は色々なキットがあったので、その中の一つだと思っていましたが、最近ネットで知りました。
鉄シャーシやOSCコイル、ソケットがチャッチイ感じがしましたが、よく動作していました。電源トランスも小さいですね。結構熱くなったと思います。

これに2SK19 2石のクリコンをつないで50MのAMでQSOしました。

いいものを見せていただきました。昔を思い出しました。大変懐かしかったです。

TTT/hiro さんのコメント...

JK1LSE 本田さん、こんばんは。ご覧頂きどうも有難うございます。

コメント有難うございます。
> 通販で購入して組み立てました。
ラジオの作り直しの話しなど陳腐だと思ったのですが、お楽しみ頂けたようで良かったです。

> トラブルシューティングする術も知らず・・・
初心者の頃は鳴らしたい一心で一気に作って・・・多かったですね。 運良くトラブルがなければ良いのですが、少し複雑になるとそうは問屋が卸さずで・・・。(笑)

> 実際は並みのスーパーであったかもしれません。
IFアンプが6BA6でしたので、6D6や6SK7のラジオより幾分ゲインはあっただろうと思います。

> ラジケータを付けて・・・スプレッドバリコン・・
使っていると同じようなものが欲しくなるのでしょう。

> AM受信機についていた回路だとおもいます。
米国製5球スーパに付いていたのを見た事がありました。 ハリクラでしたか。 そちらが先でしょうね。

> (スター製)であることは、比較的最近知り・・
入門用ラジオとして雑誌広告がたくさん出ていたのでポピュラーだったと思います。 同じデザインでR-100と言うのがあったようですが違いがわかりません。

> 電源トランスも小さいですね。
ギリギリで、他へ供給する余力はまったくありません。 お値段を考えるとやむを得なかったのでしょうが改造を考えるともう少し余裕が欲しかったです。

> 50MのAMでQSOしました。
AMでしたらSR-100が親機でも何とかなったのでしょう。 とてもFBな思い出ですね。

 私は高次オーバートーン発振を使った6mクリコンを作ったのですが、水晶が悪かった(ウデの方かも?)のか発振してくれず旨く行きませんでした。あとで43MHzの3次水晶を買ってリベンジしました。hi hi

> 大変懐かしかったです。
それは良かったです。(笑)

JE1UCI 冨川 さんのコメント...

そういえば、CQ誌にもこれを改造した記事が載った事がありました。
確かスプレッドバリコンを付けて、BFOを本格的にしたものだったと思います。
何か月後かには、12BH7を使ったペアのCW送信機も出ました。

私のは・・部品が次の作品に抜かれてしまい、影も形も無くなりました。
残念・・

JG6DFK さんのコメント...

こんばんは。

今日の定例懇親会でSR-100Kの目撃情報がありました。いくらかは知りませんが、欲しい人(冨川さん!?)はお早めに(笑)。

TTT/hiro さんのコメント...

JE1UCI 冨川さん,おはようございます。

コメント有難うございます。
> CQ誌にもこれを改造した記事が・・・
5球スーパーを改造する記事は何回も見た記憶があるんですが、SR-100の記事は覚えていません。 見落としたのかな?hi hi

> スプレッドバリコン・・・BFOを本格的に・・
やはり弱点だった部分を補ったのでしょうね。 BFOはトランジスタで作って組込んだ記憶がありますよ。

> 12BH7を使ったペアのCW送信機・・
これも、良く覚えていません。双三極管を中和をして使ったんでしょうか。かえって難しそうです。 6BM8の単球送信機など何回も目にしましたね。

> 次の作品に抜かれてしまい・・・
私も他の自作品は殆どがリサイクルされたので残っていません。シャシなど最後は穴だらけに・・。(笑)

皆さん同じように楽しんだのですね。

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、おはようございます。

コメント有難うございます。
> SR-100Kの目撃情報がありました。
秋葉原で目撃したんでしょうか? もしも未組立のキット状態ならずいぶんプレミアムが付くでしょうね。

> (冨川さん!?)はお早めに(笑)。
さっそく懇親会メンバーに情報源を探って下さい。(笑) あいにく、昨日の懇親会は不参加でした。

どこかに眠っているSR-100はまだたくさんありそうですね。

JL1KRA Nakajima さんのコメント...

平成レストア記楽しく拝見しました。
拡大表示すると見事に部品が新しくなっています。
オリジナルの良さを崩さずSメータ付加されているのもFBです。
元箱も残っていて大切にされていたのが判ります。

TTT/hiro さんのコメント...

JL1KRA 中島さん、こんにちは。

コメント有難うございます。
> 平成レストア記楽しく拝見しました。
お楽しみ頂けたようで良かったです。 本当はこんな陳腐なBlogなどやめておこうかと思ったのですよ。少々ネタ切れ気味だったので日の目を見たような訳で。hi hi

> 部品が新しくなっています。
古美術品の修復ではなく機能復活が最優先だと思いました。 信頼性が低下している古い部品を使う必要は無いと思いなるべく新しくしました。

> オリジナルの良さを崩さずSメータ付加・・・
追加されていたSメータの穴も埋めてしまって完全なオリジナルに戻したいと思ったのですが、穴の大きさが大き過ぎて旨く行きませんでした。 やむなくSメータは活かすことになってしまったと言うのが裏の事情なんですよ。(笑)

> 大切にされていたのが判ります。
いろいろな思い出があったので、捨てる気にならなかったのでしょうね。 残しておいて良かったと思っています。 昔のリベンジが叶った部分もありましたので。hi hi

アルミ弁当箱シャシにむき出しのアルミパネルで作った自作品はアルミの酸化で見る影もなくなって仕舞ったでしょうね。 塗装されたパネルやキャビネットだったので旨く復活できたのだと思っています。

JE1UCI/冨川 さんのコメント...

こんばんは。

1973年1月号にSR100Kの改造記事があります。BFOは本格的なものではありませんでした。
6月にはCWの送信機もあります。

う~ん、懐かしい・・

TTT/hiro さんのコメント...

JE1UCI 冨川さん、こんばんは。

再度のコメント有難うございます。
> 1973年1月号にSR100Kの改造記事が・・・
1973年でしたか。 ちょうどその頃はCQ誌を取っていない空白の時期でした。それで記憶になかったのだと思います。 こんどバックナンバーを見てきます。FBな情報有難うございます、hi hi

> 6月にはCWの送信機もあります。
合わせて6月号も見なくては。(笑)

思い出すと懐かしいことって多いですよね。 また懐かしい物を引っ張り出してきますのでお楽しみに。