2014年6月15日日曜日

【その他】 Quite useful tools (1)

 【なかなか便利なツール】

コテ先クリーナ
 これは従来型のコテ先クリーナです。

 最近のものは少しだけバージョンアップしています。 真ん中に仕切りがあり、スポンジは2つに別れています。

 汚れて来たら裏返して4回奇麗に使えるとか、まあ幾らか改良も見られますけれどウン10年も前からあんまり変わっていないよナア・・・。

 ハンダ付けを始めるにあたってコテ先をコレに「ジュジュッ」とやるのは儀式のようなもので、やらないと何となく始まった気がしない?(笑)

 今さらですが奇麗なハンダ付けにはコテ先の管理は必須です。温度を適切に保つのはもとより付着している酸化したハンダやフラックスの「コゲ」などを奇麗にぬぐってから始めなくてはなりません。 ハンダ付けした箇所も重要な「接続部品」の一つであり、しかも機器全体では沢山ありますからその出来具合が機器の信頼性を左右します。 「イモ」や「天ぷら」があるようではいつまでたっても初心者の域を脱することはできません。

新種のコテ先クリーナ
 こちらは新種のコテ先クリーナです。

 製品の包装箱にも書いてあるように、「水がいらない」のが最大の特徴です。

 この種のコテ先クリーナはずいぶん前からあったと思いますが、優れモノだと感じたことはなありませんでした。 コテ先が何となく・・・満足行くほどには奇麗にならなかったからです。

 少し前に「なかなか使い良い」と言うSNSの口コミがあったので買ってみることにしました。 右の黒いシリコーンゴム製(?)のホルダーに入ったのが使用状態で、左の包装箱の前にあるものは交換用スペアです。 金色のタワシはスペアとして単体でも売っています。最初にホルダー付きを買うと予備が一つ付いて来ます。秋葉原の工具店で630円でした。

使ってみる
では、さっそく使ってみましょう。

 ぬぐうように擦り付けてはいけないと取説には書いてあります。 溶けて熱いハンダがタワシの弾力で弾けて飛散する可能性があるからです。 タワシ部分は弾力のある金属泊片のようなものでできています。

 余分なハンダやフラックスのかすがついた先端を写真の様にストレートに突き刺してみます。 そのまま抜き出すと、それだけでピカピカの先端になってくれました。 これは便利そうです。

 このようなコテ先クリーナが重宝される背景には「鉛フリーハンダ」が一般化したことにあるようです。 濡れスポンジでコテ先温度を下げてしまわぬためだそうです。 確かに、コテ先温度は共晶ハンダ(錫63%の一般のハンダ:融点180℃くらい)に比べ、鉛フリーハンダには更に60℃くらい高温が必要です。 水を含んだスポンジでぬぐったのでは温度はなかなか回復しないでしょう。 そのようなニーズから普及し改善された製品です。 共晶はんだでの作業でも便利なので☆4つくらいのお薦め品だと思いました。 なお、RoHS対応の作業現場ではコテ先クリーナと言えども共晶ハンダ用とは別に鉛フリーハンダ専用を用意しなくてはなりません。

汚れて来たら
 ハンダが溜まって汚れて来たらこのように取り出してお掃除します。

 もちろん、溶けた熱いハンダが残っていないのを確認してからでないと火傷します。 その点は十分注意を!

 使っていてだんだん潰れて復帰しなくなったら交換時期です。 いまのところ使い始めなので快適その物ですが、そのうち様子もわかって来るでしょう。

 なかなかなコテ先クリーナだとは思いますが、濡れたスポンジ式のクリーナも有った方が良さそうです。 使い勝手はそれぞれなので、コテ先の状態に応じて使い分けるのが最も良さそうだと言う結論になりました。

                 ☆ ☆ ☆ ☆


電線被覆剥がしゲージ
 Wire Stripping Gaugeと言うツールを頂きました。 この6月に発売されたばかりの新製品だそうで、これは嬉しいプレゼントです。(TNX! LVE)

 写真を見ただけでは何にどう使うのか皆目わからないかも知れません。

 これはブレッドボードで回路を製作する際にたくさん必要になる「ジャンパーワイヤ」を作るときに切断と曲げのために使うゲージ治具です。

 「ああ、そんなものか」と思うのは、ブレッドボードを使った製作経験がないか、ごく簡単なものしか作っていないお方です。 定型寸法のジャンパー線を効率的に作成するために使います。 有難さは使った人でないとわからないと思いますが、ともかくかなり便利です。いつもジャンパー線作りは面倒だと思っていた人は買って損は無いと思います。(通販参考価格:$12-)

セッティング
 ワイヤストリッパにこのようにセットします。

 この例ではIDEAL社のT-7シリーズ45-417と言うワイヤーストリッパに装着しました。 他の物でももちろん良いですが、材料に使う線材に合わせた線径のストリッパが必要なのは言うまでもありません。

 ゲージその物は樹脂製で軽いため作業性を損ないません。 使い方はリンク先(→ここ)のビデオでも見て頂くのが一番だと思いますが、道具一般に言えるように使って慣れるのが一番です。 最初は勝手が掴めず、ギクシャクして使いにくいモノに感じましたがそれもほんの束の間、非常に便利なことがわかりました。 これも☆4つくらいのお薦め品だと思います。

 ■参考までに私の作業手順ですが:

 START→
(1)片側を所定の剥き代で被覆を剥がす.→
(2)剥がした部分を穴に差し込んで曲げ加工する.→
(3)曲げた部分をゲージ目盛に合わせて切断する.→
(4)いま切断した側の被覆を剥き代で剥がす.→
(5)いま剥がした部分を曲げ加工する.→完成.

・・・と言う手順がやり易いようです。

 たくさん作る時は(3)まで行なった物を溜めておき、溜まったところで(4)以降を纏めて行なうのも悪くありませんでした。 各自が良い方法を見つけるべきでしょう。

ジャンパーワイヤ
 写真はツールを使って製作したジャンパーワイヤです。

 写真ではオレンジ色が2列飛ばし(4列間接続用)、黄色が3列飛ばし(5列間)、緑が4列飛ばし(6列間)のジャンパー線で、長さごとに色分けを統一しています。 何色を使っても良いですが、長さごとに色分けしておくと使い易いようです。

 もともとは秋月電子通商で売っているジャンパー線セットの色分けを踏襲した配色です。一応、長さ順にカラーコードになっていますね。

 こうした寸法精度が良い定寸のジャンパー線が正確かつ迅速に作れるメリットは大きいです。 始めたら面白くなってしまい一気にたくさん作ってしまいました。(笑)

 まあ、道具の評価はそれぞれの使用感なので、便利に感じなくても責任は持てません。 私のブレッドボード製作に於いては作業効率にずいぶん差が出るように思います。

ジャンパー線はこんな感じに
 既にお馴染みと思いますが、ジャンパー線はこんな感じに使います。

 短いオレンジ色と黄色、そしてここでは使っていませんが赤の1列飛ばしのジャンパー線を一番たくさん使うので、既製のジャンパー線セットを買ってもすぐ不足してしまうでしょう。

 もちろん、回路のテストが終われば解体してリサイクルしますからある程度あれば十分かも知れません。 しかし、作ってすぐに分解してしまうのは稀で、そのまま暫く様子を見ることも多いのです。 予備のブレッドボードと、ジャンバー線はいつも十分な量を用意しておくと試作が捗るように思っています。

(写真は余興で作ったスーパーリゼ)

               ☆ ☆ ☆ ☆

 梅雨の季節、表で遊べないからコテ遊びやブレッドボードで電子工作はいかが? 道具ばかり揃えても、それだけで満足しては何の進歩もありません。 けれど、ちょっとした工夫や道具で効率アップすれば面白さや興味も続くでしょう。 ちょっと便利な小物を紹介してみました。 この種の小物が有効か否かは各自の作業内容次第なのでよく考えてから導入されて下さい。 作業に合わなければてんで使い物にならないのは勿論です。

 TRIOのLPF、LF-30の改造も済んでいたのですが興味を持つのはごく僅かでしょう。 軽い話題と言うことで身近なツルールを話題にしてみました。 de JA9TTT/1

(おわり)

御注意:このBlogはアフィリエイトBlogではないので、特定商品をお薦めする意図はありません。自身のニーズを良く考え、無駄使いのないように。使うアテのないものにお金を使うのは勿体ないです。 以上全ての内容は単にこのBlogオーナーの個人的な感想です。

18 件のコメント:

JG6DFK さんのコメント...

おはようございます。晴れてくれるのは結構ですが、朝から暑くて参ります。

ST-40はかなり前から常用していますが、仕事で使っているとあまり長くは持ちません。当然のことですが、温度管理がきちんとできないコテを使っているようでは、コテ先の温度が云々と言ってみたところであまり意味はありませんね。

あと、特にチップ部品を扱うなら、秋月などで売っている「Tipリフレッサー」が重宝すると思います。まさか、このご時世にコテ先をヤスリで磨いている人なんていませんよね!?(苦笑)

LVEさん(今年は関ハムでお目にかかれるでしょうか?)ご推薦の「Wire Stripping Gauge」は便利そうです。昔はリード付き部品の折り曲げやキンク加工のできるツールがあり、便利そうだった(私は持っていなかった)のですが、今は見かけません。

プロの世界ではすっかりチップ部品が主流なので、今はそれほど需要がないでしょう。チップ部品は足を切らなくていいので、慣れてしまえばこちらの方が楽な面もあるのですが、相変わらず毛嫌いする人が多そうですね。もっとも、チップ部品だとブレッドボードには載りませんが…

ブレッドボードに載った回路が気になります(笑)。

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、おはようございます。 梅雨間の晴天ですね。 晴れると暑いです。hi hi

さっそくのコメント有難うございます。
> 仕事で使っているとあまり長くは持ちません。
それで最初から交換用が付いたセットになっているのでしょうね。 へたるほど仕事で使っているとのこと、要するに使い物になると言うことなのですね。

> 温度管理がきちんとできないコテ・・・
写真は無制御のコテです。(笑) 温調型もありますが、熱容量の要るハンダ付けにはパワーのあるこちらもよく使います。但し少々焼け過ぎるようです。

> コテ先をヤスリで磨いている・・・
それって40年前くらいの話しです。(爆) 但し、そう言う先が銅ムクのハンダ鏝もホームセンターでは見かけますね。使う人も有るのでしょう。 雲母ヒーターの絶縁が悪いので半導体回路への使用は厳禁です。

> ード付き部品の折り曲げやキンク加工のできるツール・・・
少し前に調べたときには売っていました。たぶん、これだと思います。http://sunhayato.co.jp/blog/?p=699

> チップ部品だとブレッドボードには載りませんが…
昨今の初歩の電子回路工作はブレッドボードが主流のようです。 それでリード付き部品もまだまだ残って行きそうな勢いですよ。 教育的なニーズもあるようですね。

面実装部品をブレッドボードに変換するミニ基板もたくさん出ています。 児玉さんのところでも面白いモジュールを作って下さい。ニーズはあるはずです。

> ブレッドボードに載った回路が・・・
ごく在り来りのFMラジオ帯の超再生ですよ。 思うところあって、スーパーリゼ向きのトランジスタを検証していました。 手持ちではどれが良いのか・・・など。 一応予想通りの結果でした。

JG6DFK さんのコメント...

加藤さん、改めておはようございます。W杯日本戦を横目で見ながら今日も仕事です(笑)。

> たぶん、これだと思います。

まさにこれです。まだ売っているようですね。情報ありがとうございます。どこかで見つけたら買います。

> 要するに使い物になる

評価は分かれると思いますが、とりあえず使い物にはなっています。ただ、ある程度使い込むと効力は落ちてきます。また、細かいハンダくずが底に溜まってくるので、その始末が厄介かもしれません。その状態でひっくり返すと結構悲惨なことになります(笑)。

> 写真は無制御のコテです

PX-201(温調型)あたりかと思いましたが、違ったようですね。私は今のところPX-201一本です。その前は白光の温調型でしたが、鉛フリーハンダを扱うようになって新調しました。比較的安い割にはそこそこ使えると思います。従来型の耐蝕こて先で鉛フリーハンダを扱うと食われます。

> それって40年前くらいの話

確かに、1980年代には耐蝕こて先がすでに幅を利かせていました。当時、無断でそれにヤスリをかけてくれたお馬鹿さんがいて、コテ先をダメにされたことがあります。

> 教育的なニーズ

そういえば、少し前に千石で見かけたハンダ付け練習キットにはチップ部品が含まれていました。検定用か何かだったと思います。

> 面白いモジュール

大体、こういったものは秋月電子さんに先を越されますし、同じようなモノを作っても価格的に到底太刀打ちできません(爆)。

> ごく在り来りのFMラジオ帯の超再生

了解です。なんとなくそんな気はしました。ちなみに、うちで一番売れています。といっても、出荷数は数えるほどですけれど…(爆)。

T.Takahashi JE6LVE/JP3AEL さんのコメント...

みなさんこんにちは。
梅雨なのに今日も良い天気です。

僕も全く同じコテ先クリーナーを購入して使ってます。
ハンダゴテは千石の1980円音調ですが結構きれいにコテ先がきれいになりますね。

僕が初めて買ってもらったハンダゴテはまだヤスリが必要なコテ先でしたがすぐにメッキされたコテ先が普及した記憶があります。

児玉さん紹介のリードベンダーは古いタイプを今でも使ってます。
無くても特に困らないけどあると便利なツールですね。

関ハムには参加する予定です。
児玉さんも参加されるのでしょうか?
お会いできるのを楽しみにしています。

加藤さん、Wire Stripping Gauge気に入って頂けたようで良かったです。
確かに実物を使ってみないとピンと来ないツールですね。Hi

最近はBBでの電子工作がブームなのか、変換ミニ基板が多数発売されて便利になりましたね。
秋月に何か注文するときついつい一緒に購入してしまいます。Hi

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、今日も暑い日になっています。hi

再度のコメント有難うございます。
> どこかで見つけたら買います。
キンク加工には便利そうですが部品の背丈が高くなるので私はあまり好きではありません。ベンダーはストリッピングゲージに付いているので間に合いそうです。(笑)

> ある程度使い込むと効力は落ちてきます。
それは仕方がないのでしょうね。 交換用タワシも安価に売っているようですので効果が落ちて来たら交換ですね。

> コテ先をダメにされたことがあります。
登場したころ、お年寄りHAMが耐久コテ先にヤスリ掛けをしてしまい「こんな物は使い物にならん!」と怒っていたのを思い出します。耐久コテ先にコテ先クリーナは必須ですが当時は普及していなかったのかも・・・。

> 練習キットにはチップ部品が含まれていました。
チップ部品とリード付きが混合しても良いので今のところ両方ハンダ付けできる技量が必要でしょうね。

> 価格的に到底太刀打ちできません(爆)。
秋月に高周波ものは無いようですのでVCOとか分周モジュールのようなRF物は如何ですか? 水晶発振モジュールなどもあれば便利かも。

> ちなみに、うちで一番売れています。
音が出るもの、光るもの、動くもの・・・と言ったニーズは時代で変わりませんね。hi hi

スーパーリゼも面実装部品で作ると均質かつ高性能化できそうです。

TTT/hiro さんのコメント...

JE6LVE/3 高橋さん、こんにちは。 大阪のお天気も良さそうですね。

コメント有難うございます。
> 僕も全く同じコテ先クリーナーを・・・
あちこちで見ます。ちょっとブームのようですね。(笑)

> 買ってもらったハンダゴテはまだヤスリが・・・
電気に入門してから暫くはそう言うコテ先でした。 すぐに酸化してしまうのでコテ先の維持は面倒でしたね。まだハンダペーストも必需品でした。健康に良くないと思いますがあの煙の独特の匂いが忘れられません。hi 耐久コテ先が初登場したころはまだ高価でしたが、その性能には感激したものです。

以来、銅ムクのコテ先は一切使っていません。アンテナ工作用ハイパワー・・と言ってもセラミックヒータなので60Wですが・・も耐久コテ先です。hi

> 関ハムには参加する予定です。
毎年言っている気がしますが、一度はぜひ行ってみたいですね。

> 気に入って頂けたようで良かったです。
頂いてすぐにはピンと来ませんでした。(笑) 使ってみて、少し慣れて来たらこれは便利だと実感しましたよ。必需品になりそうです。VY-TNX!

> 最近はBBでの電子工作がブーム・・・
どうもそのようですよ。 BB用のグッズもたくさん登場していますし、変換基板の類いもずいぶんバラエティに富んできました。 私も幾つか買ってみましたがそれなりに便利ですね。 最近多くなった面実装型しか存在しないOP-Ampの実験などには必需でしょう。

ブレッドボード工作はハンダ付けの巧拙が関係ないのが良いのかもしれません。 但し恒久的な物は不安がありますのでハンダ付けも残るでしょうね。 将来、瞬間接着剤の高導電タイプでも登場すれば廃れるのかもしれませんが・・・。

JH9JBI/1 やまもと さんのコメント...

すいません。このご時世にコテ先をヤスリかけてます(笑)
といっても、半田メッキのような広い面積を一気にかける時に使うくらいですが・・・。ヤスリを使うコテ先は回路関係では使われなくなってますが、板金のような用途だとまだ使われているのかななんて思ってます。削って任意の形にできるので鉄板の半田つけなんかだと都合が良さそうです。これとてプロだと溶接になってしまうんでしょうけどね。

秋月のボード用ジャンパー線は少し長さが長くて斜めにジャンパーするのには良いですが、縦横にするとすぐに曲がったり、ボードに変にささって穴がおかしくなったりするのが気になっています。自分で作れば問題ないのですが、ついつい作るのが億劫になっていつもジャンパー線の足を曲げてます(笑)

TTT/hiro さんのコメント...

JH9JBI/1 山本さん、こんにちは。

コメント有難うございます。
> ご時世にコテ先をヤスリかけてます(笑)
屋根屋さんなど、いまでも焼き鏝+塩酸を使うこともあるようですからニーズによっては銅ムクのコテ先も必要なんでしょうね。ブリキやトタンでオリジナルの箱でも作りましょうか。私と同世代は技術家庭科の「ちり取り」製作のイメージが強いはずです。hi hi

> プロだと溶接になってしまうんでしょうけどね。
薄い板は溶接できないのでロウ付けやハンダ付けも使われるようですね。

> 斜めにジャンパーするのには良いです・・・
そのように作ってあるのでしょうかね? 便利と言えば便利ですが、縦横の場合は少し長めです。酷い物の場合は曲げ直すこともあります。

私も治具ナシで作っていましたが、やはり効率が違います。BBを頻繁に使うようでしたらお勧めできそうです。

JG6DFK さんのコメント...

こんにちは。

TTT> 部品の背丈が高くなるので私はあまり好きではありません

御意。キンク加工で背丈を高くすると放熱の面でメリットはありそうですが、RF回路では百害あって一利なしかもしれません。

リード線の折り曲げは日常茶飯事ですが、Wire Stripping Gaugeで可能なら、それだけあれば十分かもしれません。

TTT> 秋月に高周波ものは無い

国内代理店ができる前まではMini-Circuits社の製品を取り扱ったり、一時期はスワロー誘電のUHF VCOも取り扱ったりしていましたが、基本的にRFモノはやりたがらないようですね。

同じモノでも取引相手が変わると一桁~二桁高く買ってもらえたりするので、手間ばかりかかって儲からないアマチュア向けの仕事はすっかりやる気が失せています(苦笑)。「お前のでないとダメだ!」というありがたいお言葉もたまには頂戴しますが、そろそろ他社さんにお任せしようかと(爆)。

中華製スーパーリゼRX基板なら\500で買えるようなご時世ですから、特に不満がなければそれでいいのではないでしょうか。

オペアンプ用の変換基板ですが、引き回しに結構怪しいところがあるので、ストレー容量がシビアに効いてきそうな回路では要注意かもしれません。

JBI> プロだと溶接になってしまう

小ロット生産の金属ケースではハンダ付けで組み立てた上からメッキをかけて仕上げることもあります。具体的にどうやっているのかはわかりませんが、その出来映えに感心したことがあります。その代わり、工賃は目が飛び出るほど高いです(笑)。

LVE> 関ハムには参加する予定です。

高橋さん了解です。目下貧乏暇なしの身ですが、それでも懐具合は昨年よりマシになりつつあるので、できれば今年は私も顔を出したいです。今年は(私のことを覚えているかはわかりませんが)西無線さんが出展されるらしいですし、BVKさんが何やら企てていそうなので、それらを見てみたい気はしています。

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、休日の午後は如何お過ごしですか。

再度のコメント有難うございます。
> RF回路では百害あって一利なしかも・・・
そこまで神経質になる必要も無いのかもしれませんが、RF回路では必要以上にリード線は長くしない方が基本のキですからね。

> 基本的にRFモノはやりたがらないようですね。
RFパーツは特殊部品なのであまり売れないのでしょう。売れない物は置かない理屈でしょうね。

> 手間ばかりかかって儲からないアマチュア向け・・
生半可な知識でイチャモンを付ける上、あげく高いと言い出す人もおられますからね。お気持ちわかる気がします。ww

> そろそろ他社さんにお任せしようかと(爆)。
アマチュア相手はおおらかなショップが向いているのでしょう。オーナーさんもアマチュアレベルが良さそうです。(爆)

> 引き回しに結構怪しいところがある・・・
わかり易くコンパクトに纏める都合で工夫しているものもあって感心することもありますよ。(笑)

> 工賃は目が飛び出るほど高いです(笑)。
いまどき外装部品や板金モノは何でも高いのですが、コストダウンのターゲットはいつも電子回路の方なんです。

> 懐具合は昨年よりマシになりつつある・・・
それは良かったですね。 お仕事が順調に行くことを祈っております。

JA6IRK@岩永 さんのコメント...

TTT 加藤さん、こんにちは。
昨日今日良い天気ですね! 外に出ていないので、心地よい風が抜けるのを感じています。

クリーナーは当局はスポンジタイプを使っています。やはり、金属のものはあまり取れないような先入観が強すぎて(笑)
温調コテは、LVEさんと同じ千石で売っていたらWellerのものです。コテはDC駆動のようです。温度が上がるのが早いのが重宝しています。サイトで見るとかなり高いので、壊れたらどうしようかと思いつつ使っています。
電線剥がしゲージは便利そうですね!
昔、サンハヤトでオレンジ色のを売っていたと思います。当局も、購入しませんでしたが。
製作されたブレッドボード用の単線は何をお使いですか?
当局は、昔デジットで買った電話用だと思いますがペア線を使っていますが、少々線径が大きいようです。
線長で色を変えるのも使い勝手がいいですよね!
電話用は1色ですから、見分けが付きません。

TTT/hiro さんのコメント...

JN3XNY/1 岩永さん、こんばんは。 今日は暑かったですねえ。 少し動いたら汗だくです。ww

コメント有難うございます。
> 金属のものはあまり取れないような先入観が・・・
私もそう思っていました。 思っていたよりも良好ですが、万能ではないようですのでウエットスポンジも必要そうです。 グリグリやらなくても一発で全周が奇麗になるのは良いです。

> 千石で売っていたらWellerのものです。
私も以前使っておりました。 昔のものはAC24V駆動だったように思います。磁石のキュリー点を使った温調でしたね。今のはそれとは違うのでしょう。

> 製作されたブレッドボード用の単線は何を・・・
秋月のジャンパー線キットに入っている長くてあまり使わないものを短く加工しています。 いずれ秋葉原の電線屋で10色セットでも買ってこようと思っていますよ。

高橋さんのアイディアではLANケーブルが良いそうです。ざっと在庫を見たのですが柔軟性を考えてか、どれも撚り線でしたね。hi hi

> 電話用は1色ですから、見分けが付きません。
昔電話工事のときに道に落ちていた電線が多色で良かったように思いますが、今どきメタル配線の工事など無いのでしょうね。(笑)

JG6DFK さんのコメント...

こんばんは。何をやっているのかわからないうちに日が暮れてしまいました(汗)。残務が山盛りです(爆)。

千石のサイトを見てみたら、「SHW-S 0.65」という耐熱ビニル電線の単線がブレッドボード向きとされています。少し細いかもしれませんが、私はKQE(架橋ポリエチレン電線)の0.5mm単線をよく使います。

お金持ちな人はテフロン被覆線でもどうぞ。RF特性は最高です(笑)。

Wellerといえば高級品というイメージがあります。当然(?)使ったことはありません(笑)。

> 生半可な知識でイチャモンを付ける

幸い、身近でイチャモンを付けられたことはまだありません(そんなに売っていない 笑)が、加藤さんがおっしゃるように、他社さんではかなりひどいことになっているようです。

> コストダウンのターゲットはいつも電子回路の方

さらにひどいのはソフトウェアではないかと思います。量産品のコストにうるさいのはどこも同じだと思いますが、研究開発部門では何十万、何百万という金額が一気に動くこともあって驚かされます。お金があるところにはあるのですね。

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。 やっと涼しくなりましたね。

コメント有難うございます。
> 残務が山盛りです(爆)。
頑張って片付けましょう。(笑)

> 単線がブレッドボード向きとされています。
耐熱ビニル線の必要はあまり無いと思うので、普通の単芯ビニル線でも良いでしょう。 BBパターンの基板に移植する際には耐熱電線も良いかもしれません。

> テフロン被覆線でもどうぞ。
所詮はBBですから、RF特性には限界があるのでやっぱり普通のビニル線で良さそうです。(笑)

> 他社さんではかなりひどいことになっている・・・
安価で完璧なものを提供するのは無理ですから、その気があれば突っ込み所はイッパイあるでしょうね。その辺はわかってあげないと気の毒でしょう。

> ソフトウェアではないかと思います。
予算はともかく、昨今は最後の最後になって製品開発の締め切り期限に追われるのはソフトウエア部隊ですね。 それで良いモノなんかできっこないと思うので気の毒です。

時間をお金で買う開発が多くなっていますね。

Kenji Rikitake さんのコメント...

コテクリーナーは,スポンジ式のにもっぱら頼っています.

100Wのコテがまだあるんですが,この5年ぐらいまったく使っていないのと,使い始めるとかなり危険な状態になるので(銅が赤熱しています),そろそろ使うのを止めたほうがいいのかなと思っています.最近はM型コネクタでも40Wもあれば付けられるので… > 先が銅ムクのハンダ鏝

73 de Kenji Rikitake JJ1BDX(/3)

TTT/hiro さんのコメント...

JJ1BDX/3 力武さん、こんばんは。

コメント有難うございます。
> スポンジ式のにもっぱら頼っています.
大半のお方は濡れスポンジ式だと思います。 新型を買っても結局スポンジ式も残りましたので、それだけでも良いと言う意味でしょう。(笑)

> 100Wのコテがまだあるんですが・・・
昔は大きな100Wの鏝を使いました。 いまはセラミックヒーターの60W型でだいたい同じくらいのパワーがあるので助かります。 熱容量の必要なハンダ付けの際には時々使っています。 小さな部品も扱いますので、なんだかんだで鏝だけで5〜6本あると思います。(笑)

> 最近はM型コネクタでも40Wも・・・
そう言えば、M型コネクタのハンダ付けは暫くやっていません。 BNCが一番多いですね。 先日は秋月でM型とBNCの変換アダプタを何個か購入しておきました。 HAMの機械ではまだMも使ってありますからね。hi hi

Kenji Rikitake さんのコメント...

その後gootの60Wのコテを入手しました.いい感じで使えています.

もらいものでgootのチップリフレッサー BS-2なんてものがあったので,使ってみましたが,よくわかりません.スズ粉末が含まれているようです.

M型で思い出しましたが,最近の4C-FBには編組線が半田付けできないものがあり(アルミ線でしょうか),M型コネクタに付けようとして1時間以上浪費してしまいました.F, BNCなら問題なく使用できますが,大変驚きました.

Kenji Rikitake, JJ1BDX(/3)

TTT/hiro さんのコメント...

JJ1BDX/3 力武さん、おはようございます。

コメント有難うございます。
> その後gootの60Wのコテを入手しました・・・
60Wと言えば、いまでは大きな容量の鏝ですね。 アンテナ工作とか、役立つと思います。

> チップリフレッサー BS-2なんてものが・・・
先端が酸化してハンダが乗りにくくなった鏝先に使うとかなり効果的でした。 良く乗るものでは違いがわからないでしょう。

> 編組線が半田付けできないものがあり・・・
軽量化したケーブルなのでしょうね。メーカによって違いもあるようですが、 編組線はアルミマグネシウム合金らしいです。ハンダ付けは難しいでしょう。 かしめで接続するのが前提のようです。

同軸ケーブルにも進歩(変化?)があるのですね。hi hi