2020年1月25日土曜日

【部品】Fake 74HC161N

部品:74HC161Nを買う
例によって中華モノ
 至急を要しないとき、中華通販はありがたい存在です。何しろ安価なのがメリットです。 だいぶ前なのですが、何かに使おうと思って74HC161と言うC-MOSの16進カウンタ用ICを検索したことがありました。

 Aliexpressは顧客が何を検索したのか良く覚えているようです。お店がマッチした商品の特売を始めると過去の検索に基づいた「ご案内メール」が届くことがあります。 そうして購入したのがこのSN74HC161Nです。 何に使うつもりで検索したのかさえ思い出せなかったのですが、かなり安価だったのでポチってしまいました。(笑)

                    ☆

 以下は中華通販で「やられた」お話です。 何か有意義なことが書いてある訳でもありません。 忙しいお方はこの先進むべからず。 読んでから「つまらん」と言われても困るので。(笑)

 【きれいなのが届いた
 新品なのか否かは外観の様子からもある程度わかります。 一度基板に挿入したことがあるなら、ピン列の間隔を調整して(狭めて)あるため癖がついているでしょう。

 この74HC161Nは足の曲げ癖もなく、ハンダ付けの痕跡もないきれいなモノでした。 パッケージの感じも悪くはありません。 単価は20円もしませんでした。 きちんと動くならかなりお買い得でしょうね。 送料も無料なんですから。

 【任意のN分周ができる回路
 中華モノのデバイスを購入したときは、なるべく迅速にテストするようにしています。 その上で、何か問題が発覚したらクレームを入れるようにしています。 安いからと言ってダメモトでうやむやにしたら悪質な業者を助長させるだけでしょう。

 あらゆる特性を検証するのは難しいのですが、ICの場合はそのICに特有の機能がわかるような回路を作るのが手っ取り早い方法だと思います。 もう一つは動作時の消費電流を測定するのもかなりわかり易い確認方法です。 ここでは、74HC161Nを使ったプログラマブル・デバイダ回路を作って試してみたいと思います。

 テスト回路の簡単な説明です。 74HC161は数値をプリセットすることが可能な16進アップ・カウンタです。 何もプリセットしなければ0〜15までの16分周カウントを繰り返すだけです。 しかしプリセットするとそのプリセット値から「15」までカウントします。 2個をカスケード(直列)に接続すると16×16=256進カウンタになります。 ここでは、256-100=156を毎カウントごとにプリセットして100進カウンタとして動作させてみましょう。 「156」は純2進で「10011100」となります。先頭がMSBで最後がLSBです。下位ビット(LSB)から順に74HC161のData Input端子にセットします。 74HC161が正常なら入力クロックは1/100の周波数となって出力に現れるはずです。

# 参考までに、このカウンタ回路はPLL回路のプログラマブル・デバイダとしても使うことができます。差の数を純2進でセットしなくてはならないのでちょっと面倒ですけれど。

 【100進カウンタを作る
 さっそく作ってみました。 ICの動作試験が目的ですから、なるべく簡単に済ませるのがコツでしょう。 クロック源には100kHzの発振器:SPG8651Bを使いました。ここは必要な論理レベル(0〜5V)が得られる信号源なら何でも良いでしょう。パルスジェネレータ等でOKです。 他にプリセット回路部分にインバータが一つ必要なので、74HC04Nを補います。 あとは74HC161Nが2つのシンプルな回路です。

 なお、SPG8651Bから低速クロックを与えた時に、出力の変化がビジュアルに見られるようLEDの点滅回路を設けておきました。 オシロスコープだけで観測するならLEDは不要です。 消費電流の観察時にはLEDは不点灯にしておきます。
 
 【1kHzが出てくる
 配線を確認したら、さっそくテストしましょう。 クロック発生源のSPG8651Bから100kHzを与えて、周波数カウンタで出力パルスの周波数を調べます。 きちんと動作しているなら1kHzが出てこなくてはなりません。

 少し誤差があって、完全な1000Hz(=1kHz)でないのは与えた100kHzに幾らか誤差があるからです。 100進カウンタとしては問題なく動作しているようですね。 プリセット値を変えてやれば〜255進まで任意のカウンタが作れます。 いくつか試してみたらどの設定でもうまく動作しました。 きちんと機能する「161」が届いたようです。  これでちょっと安心しました。

 【あ、消費電流が!
 実はテスト回路を組み立てたら、真っ先に回路電流を見ます。 ですから分周回路の動作を見るまでもなく、回路電流の異常にはすぐ気付いたのです。 その上で、上記のようなロジック回路としての動作を確認しています。

  テスタの測定レンジは50mAですから、写真のように31.5mA流れています。 これにはクロックのSPG8651Bと74HC04の分も含まれています。 しかし、そちらの分は0.1mAもありません。 ですから31.5mAのほとんどは「74HC161」二つ分ということになりますね。 試しに一つ取るとほぼ半分になりますから、一つあたり15mAくらい流れていることになります。 でも、これは明らかに多すぎるのです。 74HC161Nのデータ・シートを見ればわかります。

                    ☆

 【秋葉原で買ってくる
 すぐ使う訳でもないと思いつつ、ホンモノの74HC161Nを秋葉原で調達してきました。 ただし20円では買えませんね。100円くらいします。

 最近の秋葉原は中華モノが溢れていますので、店頭で購入したからといって安心とは言えないかも知れません。 しかし今のところ大丈夫なことが多いと思います。

 もしもニセモノを堂々と売ってしまえばお店の悪評がたって客が寄り付かなくなるかも知れませんからね・・・。店も仕入れ先に騙されていると言う可能性もありますけれど。 (もちろん、今の所のハナシです。将来はわかりませんけれど。 何しろ秋葉原には「カンマツ」の伝統がありますから・爆)

参考:カンマツとは
「神田で作ったマツダ」の意味です。1940〜1950年代のお話です。当時は真空管が全盛でした。国産真空管の一流品は何と言っても東京芝浦電気(現・東芝)の「マツダ」ブランドでした。 終戦後、雨後の筍のように誕生した新興真空管メーカーの2流、3流品に比べずっと高額で売られていました。 そこで安物のロゴを綺麗に消して「マツダ」を印刷すれば「カンマツ」の一丁上がりです。秋葉原(神田)の路地裏の怪しそうな所ででもこしらえていたのでしょう。 電極や溶接を玄人が見ればバレバレですから騙せなくともラジオの自作や修理用の球を求めてアキバに来る素人さんは良いカモでした。ニセモノの品質はやはりそれなりだったようです。 そう言えば、今でもアキバには怪しげなブランド球が溢れているそうな。これも伝統でしょうかね。(笑)
 
 【良く見ると
 先ほどの74HC161Nと見比べて見ると、ロゴの違いに気付きます。 中華モノの74HC161Nのロゴは チョット見ではTI社製のように見えますが何となく変です。

 それに対してこちらの方はちゃんとテキサス州の地図に「i」の文字が重なったTI社のロゴそのものです。

 中華モノと差し替えて動作テストをしましたが、もちろん同じようにきちんと動作しました。 本物のTI製でしょうね。

信号レベルもHCタイプだ
 分周動作している状態の出力を観測しています。 縦軸は2V/Divですから、ほぼ5Vの振幅があります。(電源電圧は5Vを与えています)

 横軸から詳しい周期を見るのは困難ですが、ほぼ1mSになっているのがわかります。 100kHzを与えていますので、1/100分周で1kHzになります。 周期は1mSです。

で、消費電流は・・?
 消費電流はどうでしょうか? 写真のように、テスタの指針は左端に貼り付いたようになります。

 しかも測定レンジは先ほどと違い、感度10倍の5mAフルスケールです。 従って、150μAくらいと言った所でしょうか? これにはSPG8651Bと74HC04Nの分も含まれます。 電流計の指示は HC161が2つ分ですから、ホンモノのSN74HC161Nなら一つあたりの消費電流はわずか100μAにもならないのです。 中華モノの1/100も流れません。

                   ☆

 中華通販のお店が送ってきた「SN74HC161N」は何だったのでしょうか? 開封してチップの中身を観察すれば確実ですが、それをするまでもないでしょう。 SN74LS161Nと言う全く同じ機能を持ったLS-TTL-ICがあるからです。
 74LS161Nのデータ・シートを見ますと回路電流:Iccは標準18mAとなっています。 実測値は15mAですからほぼ標準値でしょう。 そうです。 売れ残っていた「74LS161N」の捺印を消し、新たに「SN74HC161N」とレーザ・マーキングし直して販売したわけです。 ロゴも似せてますがデキは今一つでしたね。(笑)

 特別な事情があれば別ですが、多くのアプリケーションでは消費電流の少ない74HC161Nの方がありがたいです。 いまどき好き好んでLS161を買う人は稀に違いありません。 もう既にLS161はゴミの扱いなのです。 わずか20円とは言えどもゴミから幾ばくかでも利益が出せるなら、手間を厭わずに偽装して販売してしまうのが中華通販なのでしょう。まったく困ったものです。 機能が同じでピン・コンパチですからほとんどの回路は差し替えて動いてしまいます。 ただし消費電流は大幅に増えてしまいますけれど・・・。 うっかりしたら「なんちゃってHC161」に気づかないかも知れません。 確信犯でしょうね。

 いまの中華通販は見かけは良さそうでもまったく信用できません。 品物が無事に届いたらすかさずテストしてみましょう。 それでホンモノのようならラッキーだったと思うことにしています。 ではまた。 de JA9TTT/1

(おわり)nm

18 件のコメント:

ex ja8czx/矢北 さんのコメント...

加藤さん、おはようございます。北広島市の矢北です。

札幌近郊はここしばらく毎日降雪がありまして40㎝超ほどの積雪になってきました。
ようやく少し冬らしくなってきました。

さて、今回のお題ですが久しぶりに74系のTTLですね。
カウンターは7490の非同期式10進カウンターでは結構遊びましたが、16進の同期カウンターはあまりこなしておりません。

そうですか、LSをHCとして売るんですねえ、中華モラル?ではOKなんでしょう。
なんせちゃんと161としては動くんですからねえ(唖然)

私事の旧題なんですが、先般頒布いただいたBF998を6mのクリコンにと、変換基板も入手し、動き出しました。
今現在、以前ご紹介いただいたクリコン集(?)の、TR RFをベース接地にしたものをちょい聴きに使っておりました。
私の場合、基板むき出しのまま使用していることもあり、出力7MHzですと漏れがひどく、特に夜間は何を聞いてるのかわからない場合が多い状態でした。
そこで、出力を14MHzにすべく改造、調整中です。
36MHzのオーバートーン発振が不安定で、発振コイルの二次を2t→1tにして安定させましたが、いろいろトラブルがあるのは逆に楽しいですね。
モノコイルボビンに手巻きしたのですが、腕の悪さの言い訳になります(爆)

調整終了次第、本命のBF998に取り掛かる予定でおります。

部品物のお題は特に楽しく、脱線コメントになってしまいました。
今後とも情報提供宜しくお願いいたします。
では、

TTT/hiro さんのコメント...

JA8CZX 矢北さん、こんにちは。 やっと北海道らしい景色になったようですね。 降雪が余りにも少ないと雪祭りにも支障があるでしょう。 関東は暖かい傾向が続いています。

さっそくのコメント有難うございます。
> 16進の同期カウンターはあまりこなしておりません。
16進は直接扱うにはわかりにくいでしょう。なんらかの変換が必要です。人間が相手ならまずは10進でしょうね。hi

> 中華モラル?ではOKなんでしょう。
こう言うのはたぶん華人同士でもOKではないと思うのですが、現状はこうしたことがまかり通っているようです。 なんちゃって2SC1970とか摑まされたJA-HAMも沢山いるようで困ったもんです。

> 基板むき出しのまま使用していることもあり・・・
一般にクリコンはシールドしないと直接飛び込みが酷くて実用困難でしょう。 簡単な物でもよろしいので、是非とも金属製の容器に入れシールドされたケーブルで接続されてください。もちろんですが受信機のシールドも重要ですね。

> 36MHzのオーバートーン発振が不安定・・・
水晶発振子に原因があることも多いです、お手持ちがあるようでしたら他のものに交換されるのもよろしいかと思います。 また自励コンバータはクリチカルですから発振と混合を分けるのも良いでしょう。

> 部品物のお題は特に楽しく・・・
そう言って頂けると嬉しいです。 ただ、部品は使ってこそ価値が生まれますので集めるだけでは意味はないと思います。有効活用したいものだと思ってます。 今後とも宜しくお願いします。

JG6DFK さんのコメント...

こんばんは。今日はかろうじて洗濯日和のようでした。この先、冬らしくない悪天候が続くようで、さらに暖冬傾向と言いながら寒くなるようですから困ったものです。

とんでもない代物を掴まされたようですね。同じTI絡みですが、私は「正規ルートでも」やられました(爆)。「『SN』74AC00」と「『SN』74AC04」を購入しましたが、意図した動作をしないので調べてみたら、どうやら、いずれも「シュミット入力」のようでした。

つまり、「74AC132」と「74AC14」を掴まされたようなものでした。おかげで、「不良在庫」をたくさん抱えることになってしまいました(爆)。もっとも、アナログ的な使い方をするとか、そういうことでもなければ問題なく使えるのでしょう。いずれにせよ、データシートに何も記載していないのには困ったものです。

同社には「CD74ACxx」シリーズも存在し、おそらく、こちらの方が他社と同規格の「74ACxx」シリーズに相当するのではないかと思いますが、これ以上傷口を広げたくないので、あのとき以来、74ACシリーズは必ず他社製を選択しています(笑)。

あと、同じ「74HC4046A」でも、ONセミ(旧モトローラ)製と他社製とでVCOの仕様が異なっていたのにも参りました。ちなみに、TI製は後者寄りでした。

「カンマツ」に反応する世代はもはや少数派だったりして。私はその世代ではありませんが、無線部の顧問(BEACONの記事でネタにされたことがあるJA6CJ局)がそういう世代だったので、言葉くらいは知っています(笑)。

TTT/hiro さんのコメント...

JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。 まだ冬ですから春のようにポカポカとは行きませんが、北西の季節風が吹くのも稀で温かめの日が多い北関東です。 まあ、有難いですね。

いつもコメント有難うございます。
> 私は「正規ルートでも」やられました(爆)
多少ヒステリシス特性を持たせてあるのでしょうかね? ACシリーズはスロークロックでは誤動作し易いので幾らかでもヒステリシス特性がある方が安心かもしれないです。何となく使いやすそうな印象を持ちました。hi

> 同社には「CD74ACxx」シリーズも存在し・・・
確かに、TI社は昔のRCA系も引き継いでいますのでそう言うことは有るかもしれません。 しかし仕様書に違いを何も書かないのはマズそうです。

> 他社製とでVCOの仕様が異なっていたのにも参りました。
PLL用のHC4046の特性が各社まちまちなのは案外有名(?)な話だったように思います。hi

> 言葉くらいは知っています(笑)。
私は辛うじてカンマツの名残の時代に秋葉原に行ってますが、流石にmt管の時代になっていたのでカンマツに遭遇したことはありませんでした。2流品、3流品の球ならイッパイ売っていましたが・・・。 学生サンは結局安い球しか買えませんでした。アメジャンの中古球の方が性能が良いとか陰口を言われてましたネ。(笑)

仲野 直裕/JI1HVI さんのコメント...

加藤さん、今晩は、

私のICチップのストックを調べてみましたが、LSが中心で、中には「無印」の00,04等もあり、中には”S”という、超時代錯誤のチップもありました。高い周波数まで測れるFカウンタでも作ろうと思ったんでしょうか。今となっては、想い出せません(笑)
現在のストックは、LSやALSですが、HCは殆ど持ってません。

昔(30年位前)は、低集積ICが沢山載ってたジャンクボードが売られており、161や163のカウンタICが付いていて、半田鏝で、外したものです。

中国にいた時、「瀋陽の秋葉原」で、IC(SSI、LSI)で、売られており「ほう、中国でも、こんなICが手に入るんだ!」と思いましたが、「漢字のロゴ」が入っていたように思われましたので、手を出しませんでした。

HAN WORLD 3月号に、中華VNAの使用方法が掲載されており、参考にして、アンテナを作成(妄想?)中です。

1月25日 仲野 直裕

TTT/hiro さんのコメント...

JI1HVI 仲野さん、こんばんは。 今ごろ中国に居られたら大変だったでしょうね。早期終息を祈るばかりです。

いつもコメント有難うございます。
> 高い周波数まで測れるFカウンタでも作ろうと・・・
アマチュアが高速ロジックを使うのは周波数カウンタくらいだったでしょうか。他の用途は思い浮かびません。 おまけに電気もそれだけたくさん喰いますから。 今となってはSタイプは欲しくても売っていないので貴重品とも言えそうですよ。(爆)

> HCは殆ど持ってません。
私はある時期からほとんど4000BあるいはHC-MOSに移行しました。でもLT-TTLの名残も結構持っています。実験用でしたらまだ十分に使えますので・・・フェイクのHC161も使うつもりです。hi hi

> 半田鏝で、外したものです。
私がロジックICを基板から外して使ったのはずいぶん昔です。 まだ標準TTLでさえ高価だった頃でしょうか・・・。 その後は低速回路なら必ず4000BタイプのC-MOSにしました。まだ基板のジャンクはないので新品でした。C-MOSは出始めからそこそこ安価でしたね。

> 「漢字のロゴ」が入っていたように思われましたので・・・
それはかえってレアものだったかも。残念でしたね。 拙宅にもキリル文字のデバイスが載った基板があったように思います。 でも使う気にはなりませんけれど・・・。hi

> アンテナを作成(妄想?)中です。
よく研究されて妄想を現実にされてくださいね。お空でお会いできますこと期待しています。

JR1QJO/矢部 さんのコメント...

加藤さん、また楽しい話題有難ございうます。
秋葉懇親会では同じ9エリアコールの方が中華バッチ物を楽しんでいるので、「趣味の世界にルールなし」という感じがします。
「カンマツ」の話は初耳です。最初は東洋工業の松田さん同様に東芝の松田さんのブランドと思っていたが、フランスにもMazdaブランドの真空管メーカーがあるのを知りました。そこで調べたら、Mazdaが拝火教(ゾロアスター教)の光の神の名前を知り、元々電球のブランドに相応しい名と関心しました。しかし、神に捧げる米の田んぼが地名の由来である神田で神の名マツダを偽る輩は相当の罰当たりですね。HIHI
蛇足ながら、天平の仏像の阿修羅の本名はアスラ・マツダだそうです。日本に渡来した光の神がいつの間にか修羅場の美少女の仏像になりました。そう言えばラジオ会館の美少女戦士フィギュアに通じるものがありますね。日本人のDNAですかね?
またもや脱線しますが、最近NHKの番組「ドキュメント72時間」の「秋葉原 電子部品に魅せられて」で千石電商が取り上げられいました。部品を手に取って選ぶ文化が残って欲しいものです。

TTT/hiro さんのコメント...

JR1QJO 矢部さん、こんにちは。 今朝の北関東は曇天です。 明日は降雪も有り得るとか・・・積もると厄介なので勘弁してほしいです。(笑)

いつもコメント有難うございます。
> 「趣味の世界にルールなし」という感じがします。
お仕事で中国とお付き合いされているお方は切実だと思いますが、我々が趣味で少額購入して楽しむなら、まあスリルを楽しむ「ダメもと」でも良いくらいです。 怪しげなところも楽しいわけなので・・・良いものに当たれば嬉しいですし。(笑)

> 東芝の松田さんのブランドと思っていたが・・・
米GE社がタングステン・フィラメントの電球生産技術をライセンス契約するにあたり、その技術で生産した電球には「MAZDA」ブランドを付けるようにという契約条件になっていたからのようです。それ以前のカーボン・フィラメント電球と比べ画期的に明るかったので「光の神」をブランド名にしたんだそうです。 ちなみにGE社はかの有名なエジソンの会社です。 世間ではマツダの電球が一般化していたので東芝は真空管もマツダで売ったのでしょうね。

自動車のマツダは上記とは無関係だそうですが「光の神」にあやかっているの同じですね。

> 神田で神の名マツダを偽る輩は相当の罰当たりですね。HIHI
戦後のどさくさ時代ですから何でもアリだったのでしょうね。 ある意味で面白い時代だったのではないかと想像しています。 昔のアキバにタイムトラベルしてみたい。hi hi

> 「ドキュメント72時間」の「秋葉原 電子部品に魅せられて」・・・
一昨日の夜オンエアされましたね。録画しておいて見ました。 千石電商は何度も通ってますので親近感ありました。 できたら部品は手にとって選びたいので秋葉原の電気街はずっと続いて欲しいです。 最近はラジデパやラジオセンターの部品屋が減少したので千石は貴重なお店です。

次回の懇親会の時も部品屋さんをぐるっと一回りしたいと思います。

JH6WOF さんのコメント...

JH6WOF(JO4FSM)/宮原

いつもブログ楽しく読ませていただいております。
中華デバイスについては私もまがい物で苦労した経験があります。最近ではアンテナアナライザーSARK-100のUSB-ICがまがい物で苦労しました。装着されているCH340Gが全くのまがい物でPC-USBと通信できませんでした。まがい物である事の確認までに相当時間を費やしました。アンテナアナライザーの機能そのものは問題なく働いたので、全くの無駄金使いとはなりませんでしたが、中華モノを購入するときにはそれなりの覚悟が必要と痛感しました。

真空管ですが、50年以上前に米軍JUNKで1本50円で購入したRCA-2A3、及び廃棄物より抜き取ったマツダのUX-2A3が未だに健在で、自作オーディオアンプの出力管として活躍しています。

ちなみに、G5RVアンテナを使用しており、ブログ記事を参考にさせていただきました。

TTT/hiro さんのコメント...

JH6WOF/JO4FSM 宮原さん、こんばんは。 北関東は昨日今日と春のような暖かさです。このまま春でも良いのですが・・・。hi

コメントどうも有難うございます。
> 私もまがい物で苦労した経験があります。
宮原さんのケースは発見するのが難しそうな「まがい物」でしたね。 解決できたので良かったようなものですが、詳しくないお方なら迷宮入りになってしまったかも知れません。

> 購入するときにはそれなりの覚悟が必要と痛感しました。
低額の物品でしたら「運が悪かった」で諦められるかもしれませんが・・・比較的高額な商品は相当のスリルになってしまいますね。中華モノはもうしばらく注意が必要なのでしょう。

> 自作オーディオアンプの出力管として活躍しています。
往年の銘管が今でも活躍のようでVY-FBです。本マツダの品質はRCA並みに良好だったのでしょう。直熱三極管のファンは今でも多いようですね。

> G5RVアンテナを使用しており・・・
拙Blogが幾らかご参考になったようで良かったです。 G5RVは聞こえも飛びも悪くないアンテナだと思います。 トラップ式と違って天候の影響が少ないのもFBではないでしょうか。hi

またお気軽にコメントお願いします。

仲野 直裕/JI1HVI さんのコメント...

加藤さん、今晩は、

新型コロナ・ウィルスの状況は深刻ですね。
このブログの見ておられる方の中には、中華部品の発注をしたいと考えている方もいらっしゃると思いますが、もし、注文しても、通常より時間がかかり、送られてきた物が、ウィルスに汚染されていたと思うと、二の足を踏むと思われますね。

Aitendoにも、影響が出ているんでしょうか。余計なことですが。


もう、明日から2月ですね、1年の12分の1が過ぎてしまいました。

1月31日 仲野 直裕(JI1HVI)

TTT/hiro さんのコメント...

JI1HVI 仲野さん、こんばんは。 今日は昨日と打って変わって寒くなりましたね。

再度のコメント有難うございます。
> 二の足を踏むと思われますね。
放出されたウイルスが生存できる時間は意外に短かったと思います。コロナ・ウイルスはわかりませんがせいぜい数日くらい? 通販の荷物が到着するまでには死滅していると思われます。 しかし、何となく気になるのは確かなので、中華通販もしばらくは様子を見た方が良いのかも知れませんね。 半年もすれば収まるのでは?

> Aitendoにも、影響が出ているんでしょうか。
物品の入荷に影響はあるかも知れませんが、従業員はすでに日本に住み着いているようですから武漢にでも帰省していなければおそらく問題ないでしょう。 少々心配なのはaitendoよりも中国のお客さんがたくさん来ているような観光地かも知れませんね。 そう言えば秋葉原にもお客さんは多いですね。w

政府は慌てているようですが、外国人の観光に頼るような経済政策はこうした感染症や戦争・動乱によって社会全般が大きな影響を受けるリスクがあることも予見しておくべきだったかも知れませんね。

> 1年の12分の1が過ぎてしまいました。
「今月も何もしない一ヶ月だった・・・」とならぬようにしたいものです。hi まあ、ゆっくり休む一ヶ月というのも悪くありませんけれど。(笑)

JL1KRA Nakajima さんのコメント...

中華パーツALLでキット頒布をしているJL1KRAです。
最近届いたクリスタルが泣きたいほどケースに傷が入っていて
おそらくこの傷は全体重でパーツを踏みつけないとつかない。
特注クリスタルに何でこんなことするんだろうと。
部品に愛が、、、とはまでいいませんから、せめて商材ですから
大切に扱ってほしいのですが。

秋葉原番組は訪問する立場から、元秋月のバイト経験の立場から
感慨深く拝見しました。4800回秋葉原に通っているお爺さんいらっしゃいましたが
会ってるはずと思います。お客さんもユニークな方が多く、
番組の途中のこの人、見たことあるような、、というのがありました。

今年もよろしくお願いいたします。

TTT/hiro さんのコメント...

JL1KRA 中島さん、こんばんは。 話題のトレンドは新型コロナ・ウイルスばかりです・・。

いつもコメント有難うございます。
> おそらくこの傷は全体重でパーツを踏みつけないとつかない。
輸送中に付いた傷でしたら梱包の状態を見たらわかりますよねえ。 たぶんそういうことでは無いようですから、それ以前の扱いの問題なのでしょう? 商品に対する責任感というか、そういう気遣いはあまり無いのかも知れませんね。 C-MOSのICを帯電しそうなビニル袋に裸で入れて送ってくるんですから・・・。形にさえなってれば何でも良いのかも。 ちょっとがっかりですね。

> せめて商材ですから大切に扱ってほしいのですが。
今は価格的な優位性があるので、品質は二の次でも売れています。 しかしいずれ価格は上昇し品質で勝負するときがくるでしょう。 その時には変わると思いますが、本当のところこの先の中華通販はどうなるのでしょうね?

> 感慨深く拝見しました。
知っているお店なので面白かったです。 非常にたくさんのお客さんにインタビューしたと思います。番組が描きたかったのは「人間模様」なのでしょうから、あのようになったのでしょう。 私は構成に好感を持ちました。 マニアなお客さんにも秘められた人生があったのですねえ・・・。

こちらこそ2020年もよろしくお願いします。

Kenji Rikitake さんのコメント...

74LSシリーズが74HCの代わりに入っているというのはすごいとしかいいようがないですねえ。どこでそんなLSシリーズの在庫を見つけてきたのかが気になります…。LSシリーズは1990年代には使われなくなったと理解しています(間違っているかもしれませんが)。
その昔Apple ][の74無印シリーズの石を74LSシリーズに交換してみたりした記憶があります。

73 Kenji Rikitake JJ1BDX(/3: 引越しは最終段階であと2週間未満で終えないといけないので大変です)

TTT/hiro さんのコメント...

JJ1BDX/3 力武さん、こんばんは。 今夜の北関東は冷え込んでます。明朝は氷点下5度とか・・。

いつもコメントありがとうございます。
> どこでそんなLSシリーズの在庫を見つけてきたのか・・・
メーカーあるいは商社が不良在庫になっている電子部品を処分すると言う話を聞きつけてただ同然で引き取るブローカーがいるのでしょう。 きっとその手の業界には偽装用部品のヤミリストでもあるんでしょう。それを素材に・・・w

> LSシリーズは1990年代には使われなくなったと・・・
90年代の初めくらいまででしょうかね・・・。 その後も幾らかは既存設計品の生産に使われたかも知れませんが、新規設計にはもう使わなかったと思います。

> 昔Apple ][の74無印シリーズの石を74LSシリーズに・・・
Apple IIは設計が古かったですからね。 コンパチ品を作りましたが、CPUとメモリを除くとほとんどがTTLでした。hi hi

> あと2週間未満で終えないといけない・・・
大変だと思いますが、頑張ってください。引越し屋さんに片付けヘルパーも頼めたと思いますよ。

JE1UCI/冨川 さんのコメント...

加藤さん、お早うございます。
完全な周回遅れですが・・。

実は、私が反応したのが1kHzの表示です。
全く関係ないのですが、何という桁まで表示するのかと思ってしまいました。
レシプロとしても、ダイレクトでカウントすると何年かかるのか?と。

少し誤差があって、・・
いえ、あるように見えるだけで、一般的にはありません。 ←個人の感想です。

TTT/hiro さんのコメント...

JE1UCI 冨川さん、こんばんは。 今夜は暖かですねえ! もうほとんど春の状態です。

いつもコメントありがとうございます。
> 実は、私が反応したのが1kHzの表示です。
何気なしにカウンタに与えて読んでいるだけなんですが・・・。(爆)

> 何という桁まで表示するのかと思ってしまいました。
そうですよねえ。 10ピコHzの桁まで表示する意味はまったくありませんでした。

> ダイレクトでカウントすると何年かかるのか?と。
10^8秒掛かるようですね。 3年2ヶ月くらい?

> いえ、あるように見えるだけで・・
ハイ、その通りでした。 過ぎたるは・・・でしたね。 申し訳ない。w