【自作好きHAM用のWindows10 PC】
< Abstract >
Support for Windows 7 has ended, so I can still enjoy "Hand making Rigs" with Win 7 PC. But I decided to move to Windows 10 because of the need to connect to a network environment safely. Unfortunately, my old PC couldn't update to Win 10. So I bought a used, updated laptop. Also, I should install some apps for the HAM who loves "Hand making Rigs". After complete that, I also replaced my HDD with an SSD to speed up the boot time. This is the completion of a comfortable Windows 10 computer for the HAM station. (2020.04.08 de JA9TTT/1 Takahiro Kato)
【やむなくノートPCを購入する】
久々にパソコンの話をしましょう。 ちょい古めのノートPCをHAM用に(自分好みに)仕立てると言う良くある話です。自身の備忘目的ですから面白くもないでしょう。言うまでもないと思いますが、誰かに『お薦めしたい・・』と言うような意図はありません。
今ではHAMの活動にパソコンは不可欠な存在になっています。もちろん、無くてもオンジエアは可能です。 いつも決まったローカルさんとラグチューを楽しむだけなら無線機とマイクにアンテナがあれば十分でしょう。 しかし、少し深く楽しもうとすればパソコンはシャックに不可欠な装備になりました。 デジタルモードでのオンジエアはもちろんですが、ログの管理やQSLの発行、そしてDXCC用データのアップロードといった運用全般でフルに活用します。さらに私にとって無線機器の製作や電子工作を楽しむ為のツールとしての役割もかなり重要です。
無線用には始めWindows XPのノートPC、その後はWindows7がインストールされたノートPCに移行しました。それで十分な性能でしたし、使い勝手も悪くありません。 ところが、最近になって変更申請のために「電子申請Lite」を使おうとしたら問題発生です。 サポートが切れてセキュリティが甘くなったWindows7のPCでは利用条件を満たせないのです。 電子申請でやりたいならWindows10のPCが必要になっていたのでした。(もちろん紙で申請も可ですが・笑)
真っ先に考えるのはWindows10へのOSアップデートでしょう。 あいにく無料の期間に実施していませんでした。 幸い、調べてみたらあまり費用を掛けずライセンスキーが入手できそうな目処が立ちました。 そこでさっそくアップデートを試みたのです。 ところが時間をかけた作業を3回もやってみたのですが毎回エラーの発生です。 3回とも終盤にインストールを中止して元のWIn 7に戻ってしまいました。 たぶんWindowsに詳しいお方なら解決策を見い出せるのかも知れません。 あいにく私はMac派ですから詳しくないのです。 それとそのノートPCは性能もやや不足そうでした。CPU(celeron)はパワー不足でメモリも足りないみたいです。 そうなるとメモリの追加など含め費用を掛けてWindows10にアップデートしてもじきに不満が出るかも知れません。 Windows7のまま快適に使い続けた方が良いのではないでしょうか。
☆
だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、そのような経緯から中古のノートPC・・・もちろんWindows 10になったもの・・・を購入し、例によってHAMの日常使いのパソコンに仕立てることにしましす。 合わせてHDDのSSD化で起動タイムの短縮を図りましょう。 基本的にサブのパソコンの入れ替えですから費用はあまり掛けられません。 ご予算は総額で¥30k程度(ずいぶん少ない・笑)を見込みますが、これで快適なPCが手に入るのでしょうか?
◎後で忘れないように行なった作業を箇条書きにしておきます。
(1)購入したノートPCの基本的な確認とWi-Fiに接続などの初期設定の実行
(2)MS-Officeなど標準的なパソコン用アプリのインストール
(3)HAM用のアプリ、例えばTurbo HAM LogやWSJT-Xなどインストール
(4)NET Timeのようなパソコンの時計同期用アプリをインストール
(5) AVRマイコン用のプログラムライタ;HIDaspxの接続と関連アプリの動作確認
(6) BASCOM-AVRのインストール&起動確認と旧パソコンからのデータ移行
(7)互換arduino用USBブリッジ・チップ:CH340のドライバインストール
(8)arduino-IDEのダウンロード&インストールと実際に接続して動作確認
(9)補助記憶装置をHDDからSSDに交換する
(10)そのほか、無線接続のプリンタをセットアップなど細かい設定を行なう
さらに、しばらく使ってみて性能的に十分行けそうならLT-Spiceや基板CADなどもインストールしたいと思っています。 他にも良さげな定番アプリでもあれば教えてください。ただしあまり肥大化させないようにしたいものです。(笑)
【キーボード周りは使用感なし】
最初の写真のような中古のノートPCです。 少々古いものですから、それなりの使用感があって当然でしょう。 例えば、使用感はキートップやキーボード周りのテカリなどとして現れやすいものです。
キーボードを交換している可能性もありますが、キートップと合わせて周囲もあまり使用感はありません。 それほど使わなかったPCなのかもしれません。キーの沈み込みもなく感触にへたりも無いようですから良いブツに当たったような気もします。w
綺麗さとか新品に拘るなら昔流行ったネットブックのようなチープな路線も考えられます。 amazonでWindows10パソコンを検索すれば2万円台から新品があるようです。 しかしYoutubeで該当機のユーザレポートを見ればかなり「悲惨」な状況でした。 筐体はフニャフニャでキーボードもペコペコといった「安かろう・・・」な製品なのです。それらはチープなタブレットにキーボードを付け加えたようなノートPCだそうです。 結局、しっかりしたメーカーの「幾らか古め」な中古品から良さげな物を探すのが適当そうでした。
狙い目はコアiシリーズのCPUでメモリが十分積まれているものでしょう。 換装しても安価ですからHDDの容量は気にしません。HDDは一種の消耗品とも言えます。 DELL、HP、NEC、dynabookほかVAIOなど色々見たのですが、写真のLenovoのThinkpad L530が良さそうでした。 CPUはCore i5でClockは2.6GHz、メモリは8GB搭載済みです。 OSはWindows 10 professional 64bitの最新版が入っています。 現品を見てキーボードの感触など確かめてからが良いのですが、都会に出掛かけるのもはばかられる御時世ですから通販に賭けてみることにしました。 送料込みで¥26.6kでした。(キャッシュレス決済だったので引き落としの際に5%の還元がありました)
【管理用のラベルでも?】
開いた状態は結構綺麗でしたが、上蓋の左奥のあたりに管理ラベルを貼っていたらしい痕跡があります。 わかるように画像処理で誇張した写真なので目立ちますが、実際は気にならない程度の跡です。
少々地味で仕事向きのノートPCのようですから、どこかの会社でまとめて使われていたものを引き取ってきて販売しているのでしょう。
ポートはUSBが左に3つ、右に1つです。最近のノートPCと比べやや少ない気もしますがなんとかなるでしょう。右側にはCD/DVDマルチドライブが付いています。 付属品は電源アダプタだけです。そのままでも使えますが、別途マウスを買ってきました。 タッチバッドよりもマウスの方がはるかに使い易いと思います。
起動してさっそくWi-Fiのセットアップを行ない、続けてブラウザなど立ち上げてみました。 十分快適に使えそうです。15.6インチ横長のHD TFT液晶の画面もまずまず綺麗です。
筐体に厚みがあった時代のノートPCなので、キーには十分なストロークがありカチッとした感触です。もとIBM、LenovoのノートPCですからそれなりに作ってあるのでしょう。
初出荷は2013年4月らしいので、5〜7年程度経過したモデルのようです。 おそらくまだまだメイン機としてお使いのお方もありそうです。 メーカーのサポートは2018年7月で終了したため安売りになっているのでしょうか。 最近のノートPCのように薄くてスマートじゃありません。厚みがあってちょっと無骨な感じですね。hi 一応、ショップの保証が3年間付いてきました。 向こう5年くらい使えたらかなり嬉しいと思っています。
☆
【MS officeを導入】
このノートPCの主な目的はHAM局のオンジエアと交信管理を目的にしたものです。 パソコンとしてはサブ機の扱いです。たまにプログラムを書くのに使う程度でしょう。 重そうな作業はほとんどありません。 画像処理のようなアプリははなからインストールしませんし、たぶんゲームもやらないでしょう。
しかし、ちょっと試用してみて意外にメイン・パソコンの補助以上の能力がありそうに感じました。 そうなると、普通のノートPCとして使いそうなアプリとしてはWordとExcelあたりになるでしょうか? 実際にExcelは実験データの整理に使うことがあります。また、手持ち部品の在庫管理にもExcelを使っていますから無いと不便かも知れません。 色々考えてMS Office 2019をインストールすることにしました。
ちょっと怪しそうだったのですが、amazonにプロダクトキーだけを販売する業者があったので試してみたのです。購入するとメールで連絡が来るだけで現品は何も送ってきません。 仕事で使うパソコンに怪しそうなものをインストールするのはやめた方が良いです。 しかし個人が遊びに使うだけのパソコンなら何かあっても自己責任であり、誰にも迷惑はかけないでしょう。(お薦めするつもりはありません)
おそらく販売されているプロダクトキーは、社内のPCにまとめてインストールするのが目的のパッケージ品を分売しているのではないでしょうか。確かに正規品には違いないですが、そう言うのはどうなんでしょうかねえ? まあ私が心配することではないです。(笑) プロダクトキーが届いたらなるべく早くインストールを済ませて欲しい旨のコメントが付いてました。
MS-Office 2019は買取版ですからoffice 365のような毎月課金はありません。 最近はサブスクリプションタイプ(毎月課金型)のサービスが多くなっていますが、使わなくても毎月課金されるのは何となく割り切れないものです。買取版の方が好きです。(笑)
【支障なくDLできた】
事前に手順を調べておいた通り、マイクロソフト・アカウントを持っていればあとはプロダクトキーさえあればマイクロソフトのサイトからダウンロードでフルバージョンが手に入ります。 マイクロソフト・アカウントもメルアドとパスワードの設定だけですからすぐに作れます。
amazonで買ったプロダクトキーでMS-Office 2019 Professional Plusが無事ダウンロードできました。
部品管理にDBは使っていてもアクセスまではいらないし、プレゼンもまずしないのでパワポも使わないでしょう。しかしプロダクトキーのお値段はどれでもあまり違わないのですからProfessionalのフルバージョンをインストールしておきました。 たぶん無駄にHDDの容量を消費しただけかも知れませんけれど。(笑)
# インストールが済んだらMS Word等を起動し、ライセンス認証された製品であることを確認して無事に終了しました。
☆ ☆
【HIDaspxは自動認識】
続いてHAM関係のアプリをインストールして行きます。 最初はプログラムライタの動作から確認しました。
以前のWindows7への移行の際と同じような確認です。 次の写真の右側にある「HIDaspx」というAVRマイコン用の手作りプログラムライタ基板です。このライタはUSBポートに接続して使います。
USB接続の機器といえば一般に専用のドライバが必要です。しかし、これは特別なドライバソフトが不要というものでWin7の時もただ装着するだけでうまく使えています。 今回もポートに装着したら直ちに確認が始まり、程なく使用できるようになりました。 これで以前同様うまく使えるはずです。
【HIDaspxライターを使ってみる】
AVRマイコンが載った基板なら何でも良かったのですが、このあと同じように確認する予定のarduino uno・・・正しくは互換ボードの「びんぼうでいいの」ですが・・・を使ってライターの動作を確認します。
ライタのHIDaspx(ハードウエアの方)を写真のように接続します。 Arduino unoにはUSBポート以外に直接書き込み用のポートが引き出されているので、それに合わせたケーブルを接続すれば読み書きとベリファイができます。 他のArduinoでやる場合は、ブレッドボードなどに装着してから、書き込み用の足ピンへ1:1に配線してやればまったく同じようにできます。
【hidspx-GUIもOK!】
コマンド・プロンプトからキーインで操作もできますが、今ではライタのHIDaspxの操作用としてGUIアプリを使います。AVRマイコンの開発ではよく使うアプリとして、hidspx-GUIがあります。 詳しくは前のBlog(←リンク)を参照。 AVRマイコンチップのフューズビットやロックビットの書き換えなどの操作に使用します。
上の写真のようにArduino uno互換基板とHIDaspxを接続したら操作用にhidspx-GUIを立ち上げます。 ターゲットのarduino unoに電源が行くようライター基板の電源供給スイッチを切り替えておきます。
写真はReadコマンドでarduino uno上のAVRマイコン:ATmega328Pに書き込まれているプログラムを読み出したあと、続けてDump コマンドを実行した様子です。 うまく読み出せて、ダンプできたのでインターフェース基板もGUIアプリもうまく動作していることがわかりました。 これでBASICコンパイラのBASCOM-AVR(次項)が使えるようになっているでしょう。
【BASCOM-AVRをDL】
BASCOM-AVRはMCS Electronics社のサイトから新規にフルバージョンをダウンロードしてインストールすることにしました。2020年4月現在、Ver.2.0.8.2でした。
ユーザーIDとパスワードがあればログインして簡単にダウンロードできます。 ただし、新規にダウンロードしただけではデモ版として起動されます。 もとのパソコンから「bascavrl.DLL」と言うファイルを移植する必要があります。 この辺の詳しくは前のBlog(←リンク)を参照してください。 Windows XPからWindows7への移行の時と同じことをやっているだけです。
さらに、自身が作成したBASCOM-AVRのプログラムも前のパソコンから移行しておきます。 これは、前のパソコンにあるMCSというフォルダ内にあるBASCOM-AVRというフォルダ内にあります。 USBメモリなどへコピーして持って来ればOKです。 これでWindows10の環境で以前と同じようにAVRマイコンのプログラム開発が継続できます。
【CH340 Driverをインストール】
続いてarduinoの開発環境を構築します。 ここでは中華系の互換arduinoを使います。 互換arduinoはUSBインターフェースがCH340というチップになっていますので、チップドライバのインストールが必要になります。 ホンモノのarduinoにはFTDI社のインターフェースチップが載っているようですからホンモノで行くならそれ用のドライバをインストールします。
これもWindows 7に開発環境を作った時と同じ作業です。 特に支障もなく終了しました。 CH340はarduinoだけでなく、USBシリアル変換モジュールなどにも使われており、無線機のスタンバイ・コントロールを作るときにもドライバのインストールが必要です。HAM用のパソコンには不可欠かも知れませんね。ドライバはネットで簡単に探せます。
【arduino-IDEを起動】
arduinoの開発環境である、arduino-IDEをダウンロードしてインストールします。 基本的にアプリ関係は別のPCからコピーして来てそのまま移行できることは稀で、再度インストールすることになるはずです。
arduinoのサイトへ行き、Windows 10にマッチするバージョンをダウンロードして新規インストールしました。 スムースに進んで短時間で終了します。
さっそくUSBケーブルを接続し、ツールメニューから使いたいarduinoの種類やCOMポートの設定を行ないます。 USBポートを移動するとCOMポートの番号も移動しますから注意します。 私の場合、初めはCOM3でしたが、隣のUSBへ移動したらCOM4になりました。メニューに表示される候補から選べば良いので簡単にわかります。 ここが合わせてないと書き込む時エラーになります。
さっそくあらかじめ用意されているサンプルプログラムからLEDチカチカ、通称「Lチカ」をロードして書き込んでみましょう。 メニューバーにある白丸に右矢印のボタンをクリックすればコンパイルされてarduino unoへLチカが書き込まれます。 さっそくLチカが動作するはずです・・・。
【arduino uno 互換基板でLチカ】
イッパツで成功です。(笑)
Windows10はユーザーIFの部分など前のWindowsとかなり違いがあるように見えます。 しかし、見かけ表面を覆った部分の下をみるとあまり違っていないのかも知れませんね。 案外すんなりとWIndows7や8のアプリやハードウエアが動作してくれるようです。
もちろん、あまり古くさいハードにはドライバを始め専用のアプリさえ用意されていないこともあるようです。 しかし過去の資産はかなりうまく移行できそうでした。 この点は優れていると思いますし、いま思うともう少し早くWindows10に移行しても良かったのかも知れませんね。
☆
以上、HAMが手元に置いてオンジエアの補助や整理に使い、さらにプログラム開発や実験データの整理などに使えるWindows 10パソコンが出来上がったようです。Turbo HAM Logも移行したので、これでWondows7で行なっていたことはほぼすべて移行できたと思います。少し手続きが必要そうなARRLのLoTWもこのあと移行させる予定です。 Windows10の導入部分ではかなりトラブりましたが、インストールずみを購入したあとはたいへんスムースに進みました。
【SSDを購入】
もともと内蔵していたHDDは320GBでした。 このノートPCが登場した頃はそれくらいのHDDを積んでいればひとまず十分だったのでしょう。
そのままでももうしばらく使えそうでしたが、起動の迅速さを求めてSSDへの換装を行なうことにしました。 少し前までは高価だったSSDも500GBが8,000円以下まで値下がりしています。 1TBと言いたいところですが、そもそもサブのマシンですし大量のデータを保管する可能性は低いと思います。 今の時点でコスパの良さそうな500GBのSSDを購入しました。
Crucialというメーカーは聞いたことがありませんでしたが、メモリチップを作っているマイクロン社の子会社のようです。 マイクロン社のメモリチップを積んだSSDと言っても良いでしょう。
【500GBの2.5インチSSD】
見たところはHDDと同じように見えますね。 I/FはHDDでは標準的なSATAです。
まずはじめにUSB-SATA I/Fケーブルを用意してノートPCのUSBポートに接続します。 私は手持ちにあった外付けUSB用2.5インチHDDケースを使いました。 その後、フォーマットを行なったら「Easeus Todo Backup Free」というHDDのコピークローンを作るアプリを起動し、SSD上にC:ドライブのコピーを作ります。 Easeus Todo Backup Freeは予めダウンロードしておく必要があります。 こうした作業の手順はネット上にたくさん実例があります。Youtubeにも動画があって参考になりました。
比較的データ量が多かったのでコピー完了まで45分くらいかかりました。 Officeほか様々なアプリをインストールする前にCopyを作れば短時間で済んだのかも知れません。 しかし、一通りのインストールが済んでからCopyを作ったことになるので、使い始め初期の状態の完全なバックアップ・コピーが(HDDに)自動的に作れたことになる訳です。悪くない手順だったように思っています。 従って元あったHDDは転用せずにそのまま非常用のバックアップとして保管しておきました。
【スピードは?】
裏蓋を開けHDDを外してSSDに交換したら作業終了です。 コールドスタートからデスクトップが現れるまでに約16秒、ブラウザを起動して操作できるようになるまでに20〜22秒と言ったところでした。どのアプリの起動も非常に軽快です。 また、シャットダウンに要する時間も5秒くらいなのでじれったさを感じるヒマさえありません。(笑)
左表は「CrystalDiskMark」というポピュラーなフリーウエアで計測したSSDのRead/Writeスピードです。 数字が大きいほど高速という意味ですが、これらの数字はSATAインターフェースのSSDとしては標準的な値のようでした。 ノートPCで標準的な普通の2.5"ハードディスク(HDD)と比べて、大きなファイルのシーケンシャルな読み書きで5倍以上、小刻みなファイルのランダムなアクセスでは200倍を優に越えます。さすがに早いのですね。 巷で言われている通りでした。(笑)
たまにしか使わないサブのパソコンにSSDなど勿体無いと思うかも知れません。 しかし、たまにしか使わないからこそ起動とシャットダウンが高速なのは有り難いのです。 チョットだけ使いたいと思ったとき延々とWindowsの起動画面を眺めながらジリジリ待つ必要はありません。 使い終わったらささっとシャットダウンして保管場所に戻すこともできます。 本質的に振動に強いSSDは持ち運ぶことが多いノートPCには安心感があります。 追加の費用は発生しましたがSSDへの交換はなかなか効果的だったと思っています。
【コンボ・ジャック】
最近の無線機はUSBポートを備えているものが多くなっています。 デジタルモードのインターフェースがUSBケーブルで直接できるようになりました。 しかし、少し古いRigが多い拙宅では、パソコンのAudio入出力端子を使ったインターフェースが必要になります。
このノートPCのAudio入出力端子はコンボ・ジャックというコンビネーション型になっていました。 3.5mmのイヤフォン・ジャックの発展型のようですが、ヘッドフォン用の左右の出力とマイクロフォン(モノラル)の入力が一本になっているのです。 出力が2、入力が1でGNDを共通にした4極になったものでスマホにも多いタイプです。
【コンボ・プラグの結線】
無線機とのインターフェース・アダプタを製作する必要があります。 端子接続がわからないと製作はできません。 さっそく調べてみました。
意外に見つけるのに苦労しましたが、図に書いたようになっていました。 このThinkpadは黒い文字で書いたような端子配置になっています。 機器によっては赤い文字のような接続もあるそうです。 しかし、iPhoneと同じ接続(黒い文字)になっているイヤフォン・マイクが主流のようです。 100均でイヤフォン・マイクを購入して来ればケーブルをちょん切って無線機用のインターフェースが安価に作れるでしょう。田舎で可能な安上がりな手段です。
☆
無線機は最新型の方が良いでしょう。 通信器の性能が交信実績にも現れやすいからです。 合わせて使うことになるパソコンもできたら最新型が欲しいところです。 しかし趣味の道具に際限なく費用をかける訳にも行きません。 実用的なところで妥協し中古ノートPCを導入してガマンすることにしました。 新規にインストールしたアプリの費用やマウスなどの周辺機材に500GBのSSDなど諸々を合わせて¥35k少々で済ませることができました。 いまのところなかなか快適です。amazonでチープな新品ノートPCを買うよりもしっかりした物が手に入ったように思います。
パソコンの初期設定はいつでも厄介で面倒臭いものです。でも順調にポンポン進むと面白いくらいですね。 ノートPCを相手に1週間くらい楽しむことができました。 ではまた。 de JA9TTT/1
(おわり)fm
後日談:(電子申請Lite)
セットアップが済んだノートPCで「電子申請Lite」をアクセスし、変更届を提出しました。4月10日に届出し、14日には審査終了です。電子申請は迅速なのが良い。 届出では、懸案だったデジタルモードの追加を行ないました。メインはFT8の追加です。 遅ればせながらFT8にも出られるようになりました。さっそく WARCバンドをメインにオンエアしています。特にDX専門というわけではありませんので、聞こえて(見えて)ましたら気軽にコールお願いします。 QSLカードはe-QSLで即時発行しています。 deJA9TTT/1 (2020.04.17)
12 件のコメント:
加藤さん、こんにちは。
緊急事態宣言発令中で引き籠もってます^^;
Windows10PC導入おめでとうございます。
僕は8年前に購入したノートPCを今でもメインで使用していますので、サブPCでそのスペックでしたら当分快適に使用できると思います。
あとサブPCでも時々起動してくださいね、Windowsのアップデートが溜まると使えるようになるまでに凄く時間がかかったり、エラーが出たりする場合があります(笑
お出かけするにはよい季節なのですがこの状態では収まるまではじっとするしか無いですね。
お互いに感染しないよう、収まるまで生き残りましょう^^
JE6LVE/JP3AEL 高橋さん、こんにちは。 毎日新型コロナの話題ばかりで憂鬱になっています。こちらも緊急事態が発令された県なのでもちろん外出は自粛中です。w 半分は群馬のような埼玉なので危険度は低そうですけれど。(笑)
いつもコメントありがとうございます。
> 8年前に購入したノートPCを今でもメインで使用していますので・・・
パソコンはある程度使い込むと馴染んでくるのであまり頻繁に交換しませんよね。hi 新型を買って5年くらいは普通に使うので、購入したノートならもう少し現役で使えそうに思えてきました。
> サブPCでそのスペックでしたら当分快適に・・・
WindowsのPCは詳しくないのでどんな物かと思ってましたが、まずまずなようですね。 あまりPoorなSpecだとじきに嫌になってしまいそうなので心配してました。hi
> サブPCでも時々起動してくださいね・・・
サジェスチョンありがとうございます。 Windows Updateと言うヤツですね。 かなり頻繁に行われているので溜まってしまうとすっごく時間が掛かるのはよく経験します。 少なくとも週一くらいで起動したいと思います。
> お互いに感染しないよう、収まるまで生き残りましょう^^
ともかく今は生き残ることが一番ですね。生きていれば何かできますが死んだらそこまでですからね。まあ、そんなに未練もないのですがまだ死にたくはないですョ。(爆)
加藤さんPCリニューアルおめでとうございます。
私もMac 派なので、普段はMacです。
ハム用アプリなどはWindowsが一日の長がありますね。
ネット接続は普段はMacで感染リスクのあるWindowsは普段はオフラインの運用です。
最近はラズパイのAppが充実しているのでWJST-Xなどはラズパイに移行しています。
安価なラズパイで集中型コンピューティングから分散型コンピューティングへの移行?
Macも電池がオシャカになり、キートップがもげたので新品に買換えましたが、最近のMacは
Type C のUSBポートしかないので今までI/Oを使う為、Type C to Type Aアダプターをを
購入してしまう羽目に。壊れるまで使い込みたい向きには辛い世の中になりました。
そろそろWindowsパソコンも壊れかかっているのでリニューアル待ちです。
またもや出費が嵩びます。 HiHi
JR1QJO 矢部さん、こんばんは。 しばらく外出もままなりませんが、ここは取り敢えず我慢しましょう。w
いつもコメントありがとうございます。
> ハム用アプリなどはWindowsが一日の長がありますね。
それも徐々に解消されてきて、昨今はMacの方が先に出回るアプリも出てきています。しかし過去の蓄積があるのでWindowsのPCも必要になってしまいます。 今後も事務仕事的なアプリとかやむを得ないでしょうね。
> Windowsは普段はオフラインの運用です。
私もWindowsのPCは基本オフラインで活用し必要の都度接続しています。 例外はWSPRですが、これはデータのアップロード専門の状況ですね。
> 集中型コンピューティングから分散型コンピューティングへの移行?
ラズパイの活用もあると思いますが、現状はやはりWindows PCでしょうかねえ・・・。(@拙宅のばあい)
> 壊れるまで使い込みたい向きには辛い世の中になりました。
特にMacはインターフェース関係でかなり野心的と言うか、冒険者なので斬新なものを採用する傾向があって厄介な時もありますよね。 過去も大変だったので、よくわかります。hi hi
> Windowsパソコンも壊れかかっているのでリニューアル・・・
最新型で良さそうなSpecのWinノートPCともなると軽〜るく¥150k超えのようでした。(笑) そうなるとWindwsのPCなんか買うのはやめてMacにParallels DesktopでWindowsを起動する方法へなびいてしまいますね。
今回は独立したマシンも欲しかったので中古で調達しましたが、新しいパソコンに入れ替えとなると、やはりMacにするでしょう。
宮原/JH6WOF/JO4FSM
加藤様
パソコンの話が出たのでコメントさせていただきます。
私はMac派なのでHam関係のパソコンもMacでSSTVやRTTYを限られたソフトを使用して運用していました。
SDRにも興味がありMac用ソフトにあまり良いものがなかったので、ブートキャンプを使用してWindows7とOSXのデュアルブートで使用して古いトランシーバーのウオーターフォール表示などをさせて遊んでいました。
しかし使い勝手が悪いのでJT-65の運用を始めるにあたって、中古の第3世代corei7搭載のWindows10パソコンを導入しHam用に限ってWindows10パソコンを使用しています。
以前の中華モノのブログの時にコメントしましたCH340に関しても、信用できるメーカのものを購入し、シリアルーインターフェイス変換ケーブルを自作してリグのコントロールを行っています。何しろ古いICOMのリグなので直接USB接続できませんので。
また、既存のSDRソフトで遊ぶのにも飽きたので、自分でSDR送受信機を作る目的で、同じく中古の第3世代corei7搭載パソコンを購入しLinuxをインストールして、GNU RADIOでSDRソフト設計を楽しんでいます。先日から記載されていました、フェージングタイプのSSBもパソコン上で理論に従って種々実験できますので、大いに楽しんでいます。何しろ年をとると実際に半田ごてを使って細かな部品を組み立てるのが億劫になってきました。
JH6WOF 宮原さん、こんにちは。 北関東は好天で暖かいです。行楽にも良い季節なのですが・・・。hi
コメントどうもありがとうございます。
> ・・・限られたソフトを使用して運用していました。
ソフトが限られるのでMacでやろうとすると苦労が多いです。うっかりすると「Macでやる」と言うのが目的のようになってしまいますから。昔はだいたいそんな感じでした。(笑)
> Windows7とOSXのデュアルブートで使用して・・・
これは意外にうまく行きますね。私はParallel Desktopの方を使ってますが、MacとWin相互の環境間を乗り越えることができるので便利に使っています。ただし無線関係はパソコンの置き場所の関係もありWindows機をもっぱら使ってます。
> Ham用に限ってWindows10パソコンを使用しています。
無理に全部をMacでやる必要もないと思っています。無線系はWindowsの方が良いアプリが多いと思います。新しいバージョンが登場するのも早いので・・・。適材適所でしょうね。
> シリアルーインターフェイス変換ケーブルを自作して・・・
これは当局の事情と同じですね。 無線機も次世代機に移行したいのですが大蔵省の決済が・・・。もうしばらくは工夫してオンエアしたいと思っています。
> Linuxをインストールして、GNU RADIOでSDRソフト設計を楽しんでいます。
これは素晴らしいです。 SDR系はLinuxが多いのでしょうかね。
> 実際に半田ごてを使って細かな部品を組み立てるのが億劫に・・・
まあ、パソコン上の理論的な話と実際ではかなりの違いがあります。それを示すのもBlogの目的の一つだと思っています。そうしないと幾らでも高性能なものが容易く作れると言った幻想で議論されてしまう事にもなりますので。(笑)
ただ、いきなり目的の周波数で目的のモードの波が作り出せる時代になってきたので、技術力と製作のパワーがあればパソコン上の話が現実のRigとして実現しやすくなっていると感じます。 ちょっとした手作りでは難しいのですが・・・。
またお気軽にコメントください。
こんばんは。今日は「スーパームーン」だったらしいですね。
中古のWindows PCを入手、整備されたようですね。業者の中には「無期限保証」を謳うところもあるようですが、「欲が出てくると必ず買い換えるから損にはならない」そうで。
Windows PCがいいとは思いませんが、「必要悪」でしょうね。現用のメインPCは無償期間内に「Windows 7」から「Windows 10」へバージョンアップしました。
「スタートメニュー」が復活したりと、操作性が大きく変わらなさそうだというのが決め手で、実際、見た目は大きく変わりませんでした。ただ、そこはMicrosoftの製品で、古いソフトウェアとの相性問題が発生しています。すべてのハードウェアとソフトウェアを最新にできるわけではないので困ったものです。
CPUは10年選手どころではない旧型ですが、なんとか使えています。一時期ほどCPUの性能向上が顕著ではなくなっていますが、最新のCPUに比べたらかなり見劣りするでしょう。消費電力あたりの処理能力を考えたら、最新のCPUに乗り換えるのが賢明なのかもしれません。
あと、10年選手どころではないサブノートPCも現存していますが、OSは「Windows XP」のままです。CPUが非力だという以外に、昔のハードウェアやソフトウェアとの相性問題もその理由です。一応、同じOSのデスクトップPCも再現可能な状態になっています。
これまで、SSDには注目していませんでしたが、価格がかなり安くなったようで、検討の余地はあるかもしれませんね。ただ、このPCにこれ以上散財するのは無駄なような気がしています。メモリは20GBまで増設しましたが(笑)。
林檎陣営といえば、「iPhone 7」を仕方なく導入しました。業務の性質上あり得ませんが、万一在宅勤務を命じられた場合、アプリの導入が必要になるためです。
ただでさえ想定外の出費で参っているところなのに、「iOS」のバージョンアップに失敗してクラッシュ。インターネットから情報をかき集めて、どうにか工場出荷時の状態に復旧させました。こんな欠陥商品を「一般向け商品」として売りつけ、普及させようというのですから、IT屋の馬鹿さ加減には呆れてモノが言えません。
非常事態宣言だかなんだか知りませんが、平日に電車を使って往復3時間以上の移動を強いられる生活は、たぶん今後もずっと変わりません。それで運悪く感染しても「切り捨てられる」のがオチです。だからといって、身を守るために出稼ぎを休めば生活は成り立ちません。
多くの店舗が休業し、週末にほとんど何もできない状態をずいぶん前から強いられてきましたが、その上、平日をどうにかやりくりして何かをやるという選択肢まで奪われたのではストレスが溜まる一方です。何をやったところで、結局、まず犠牲になるのは下流の「プロレタリア」なんですよ。
無駄に長くなってすみません。
JG6DFK/1 児玉さん、こんばんは。昨晩は満月が綺麗でしたが、今夜は生憎の雲がお邪魔です。hi
いつもコメントありがとうございます。
> 「欲が出てくると必ず買い換えるから損にはならない」そうで。
私はあくまでもサブなので、まず欲は出ませんがメイン機として中古を買うとそうなるでしょうね。 よそへ持ち出して人前であまり古いパソコンを開くはイマイチですから。hi hi
> Windows PCがいいとは思いませんが、「必要悪」でしょうね。
Windowsの文化で発展してきたアプリもあるので、それを使いたいときはやむを得ません。 今はパソコンも安くなっているので両方使えば良いと思っています。
> 古いソフトウェアとの相性問題が発生しています。
これはMacとて同じです。むしろPPC系のCPUからIntel系に移行したとき、過去のほとんどが切り捨てられた感じになりました。移行期間はありましたが最後は優秀なアプリが使えなくなり悲しかったですよ。
> 消費電力あたりの処理能力を考えたら・・・
これが大きいように感じますね。ノートPCの場合、電池で駆動可能な時間に顕著な差があります。電池の進歩とパワーマネージメント技術の進歩も大きのでしょうけれど。
> OSは「Windows XP」のままです。
私もCPUがPen-MのノートPCがあってXPのままです。 殆どの移行が済んでいるので遊休状態です。多分、もう使うこともないかもしれません。
> SSDには注目していませんでしたが・・・検討の余地はあるかもしれませんね。
検討の余地あると思います。 良いのはわかってたのですが、高価だったのでなかなか機会がなかったんです。 今回、どうせHDDは載せ換えと思っていたのでSSDにしました。 容量は小さめですがサブ機なので大容量の記憶はなくても支障ないです。 現状で60GB程度の消費量だったと思います。十分余裕があります。
> 万一在宅勤務を命じられた場合、アプリの導入が必要になるためです。
在宅勤務の関係でパソコンや周辺機器が売れているそうです。コロナ特需でしょうか。w
> 「iOS」のバージョンアップに失敗してクラッシュ。
今のところタブレットなど失敗はないですが、バックアップしていないとクラッシュは厄介ですね。
> 身を守るために出稼ぎを休めば生活は成り立ちません。
テレワークだとか何だとか言ってますが、世の中には手に触れる現実のモノを相手にしなくては不可能な仕事が多々あります。 出勤を自粛しろと言われても不可能な職種のことも考えてほしですね。どうしても人出を止めたいならそうした人の生活を保障するしかないでしょう。
> 何かをやるという選択肢まで奪われたのではストレスが溜まる一方です。
1ヶ月くらいなら手持ちをやりくりして遊ぶこともできますが、出掛けられないと秋葉に行きたい衝動に駆られる人も出てきます。w
未だに経済と五輪が最優先、民の命は虫けら程度と思っているんですから下の者に犠牲が偏ります。早く終わって欲しいです。暫くはガマンでしょうね。
おはようございます。天気はそこそこよさそうですが、外出の自粛要請が出ているため、自宅でくすぶる以外になさそうです。荷物を受け取る予定になっていますが、こういう時期でもリスクを覚悟で外勤を余儀なくされる皆さんは大変だろうと思います。
前回触れませんでしたが、私のところでは回路図CADとして「BSch3V」を、プリント基板CADとして「MBE(Minimal Board Editor)」を使用しています。いずれも「水魚堂(岡田)」さんの作品です。いずれも「2条項BSDライセンス」で、なかなかの「太っ腹」だと思います。
作者の岡田さんはプロのソフト屋さんで、今は亡き「PC-VAN」のオフ会で何度かお目にかかったことがあります。奥様は「THE BASIC」を購読していた皆さんならよくご存じの有名人です。
いずれも、すでにサポート終了宣言は出ていますが、よほど大きな問題でもあれば対処していただけるでしょう。ソースコードが添付されているので、腕のある人なら自分で修正することも可能です。比較的軽快ですし、「Windows XP」での使用実績もあります。
「MBE」を使用する際にはひとつ注意点があり、標準設定のままではテキストの配置で小文字の「i」が反転します。作者へフィードバックする前にサポートは終了してしまいましたが、添付のフォントファイルを読ませれば回避できるため、それで対処しています。さらに言えば、オリジナルのフォントを作成・適用することも可能です。
プリント基板CADとしては、それ以前に「PCBE」を使用していましたが、個人的にはあまりお勧めしません。ただ、日本国内では結構利用されているようで、長いことガーバーデータ出力のフォーマットが「RS-274D」のままだったのが、最近になって業界標準の「RS-274X」で出力できるようになったようです。
その他、巷では回路図作成とプリント基板設計がシームレスで行えるらしい、オープンソースの「KiCad」が支持されているようです。「食わず嫌い」という言葉はありますが、仕事でどうしても必要になるなら話は別として、そうでなければ私は今のままでいいです(笑)
あとは「EAGLEの無償版」という選択肢もあるようですが、特に「Autodesk」の傘下に入って以降、制約が大きくなってきていそうな気がします。
以下余談ですが、私の周りでもiPhoneの出番がありそうな、きな臭い雰囲気になってきました。ついに「保守業務も極力在宅勤務にせよ」とのお達しが出たようで、目下上層部で調整中だそうです。現場監督からは「iPhone持ってたよね?」と確認されました。
外勤ではなく、事業所内に常駐して戻入された故障ユニットの解析や修理完了品の出荷試験をするのが目下の仕事で、それを在宅でできるのか? と思いますが、もしどうしても、という話になれば、そのときは現場監督がやり方を考える、とのこと。
JG6DFK/1 児玉さん、こんにちは。 良いお天気ですね。 あまり混まない時間帯を見てスーパーに買い物に出ていました。 そうは思ってもそれなりに人が出てはいますけれど。w
再度のコメント有難うございます。
> 私のところでは回路図CADとして「BSch3V」を・・・
こちらはMac用のDesign Worksですが知ってる人は稀でしょう。(笑) 回路図CADを変えてしまうと、見た目が従来と違った感じの図面になってしまうのでこのまま継続使用です。
> オープンソースの「KiCad」が支持されているようです。
基板CADは悩ましいところですが、とりあえず検討中です。 他人とデータのやり取りをする可能性はないと思うので何でも良いと思ってます。 あとは使って慣れるだけでしょう。
> 「保守業務も極力在宅勤務にせよ」とのお達しが・・・
どうやって行なうのか難しそうですが、何か工夫があるのでしょうね。 いまの状況では通勤で出掛けずに出来るならその方が安心でしょう。
> ・・・と確認されました。
持っててよかった・・・ですね。(笑)
> そのときは現場監督がやり方を考える、とのこと。
突然測定器一式が自宅に送られてくるとか・・・まさかねえ。(汗)
どうぞ、感染に気をつけてお仕事頑張ってください。 半年くらい頑張れば何とかなるって思いますが・・・。
リモートワークで28年やってきた者としては、周囲の無理解に苦労したので言いたいことは無限にあるのですが、ワークフローから変えないとダメだろうなあ、とだけは書いておきます。紙を止める、ハンコを止めるところから始めないとダメですね。総務省はこれを機会に無線局免許状の紙の原本制度をやめて、総務省のデータベース中の電子情報を原本にして紙の交付を不要にして欲しいです。
最近のコンピュータは本気でフルスペックにすると30万円を越えてしまいますが、軽めの仕事に絞って使う分にはIntel NUCやRaspberry Piでも良くなったので楽になりました。
4極プラグの接続は結構メンドクサイんですが、最近はiPhone/iPad用のがほとんどになりましたね。もっぱらテレカンはiPadでやってます。
いろいろ事情はあるかと思いますが、Windows XPは脆弱性の山なのでおすすめしません。私も以前8.1(当時の最新)への移行支援をしました。もう5年も前のことですが。
SSDはもう10年ぐらい使ってますが手放せません。最近は外部の常設ストレージも全部SSDにしました。HDDはあまりにシークタイムが遅いので、バックアップ用にだけ使っています。引越しを機会に盗難事故を防ぐため移動するものは暗号化しました(BitLocker / FileVault)。最近のコンピュータはストレージ暗号化支援のハードウェアがあるので楽です。
最近はNanoVNAで遊んでます。スミスチャートの勉強によいです。受信用ループアンテナを作ってAirspy HF+ Dual Port + 自前のSDRソフト + WSJT-Xで聞いていたら、JA9TTT局の40mでのWSPRの信号を受信できました。結構飛ぶものですね。
Kenji Rikitake, JJ1BDX
JJ1BDX 力武さん、おはようございます。 今朝は雨模様の北関東です。
いつもコメント有難うございます。
> ワークフローから変えないとダメだろうなあ、と・・・
長い年月の間、ずっと紙をベースに情報のやり取りと管理を続けてきましたからね。官公庁は特に法的な縛りがあるので抜けられないのでしょう。 民間は幾らか電子化も進んでいてマシですが、許認可関係が必要だとまた紙ベースに戻ってしまうのです・・・。これ、変わるのにあと50年はかかるんじゃないですか? 電子政府なんて今のところ夢物語でしょう。
> 無線局免許状の紙の原本制度をやめて・・・
確か、アマチュア局の関係はもう紙の申請書類は持っていなくて全て電子データだと聞いたことがあります。 申請時の書類コピーが欲しいと言っても出せないとか・・・。 免許状の指定事項のみデータとして管理しているのかもしれませんね。実質それで支障ないはずです。
> 紙の交付を不要にして欲しいです。
紙の免許状も本質的には必要なくてコールサインでデータベースへ問い合わせれば良いわけで・・・インターネット前提ならその方が利便性が高いです。免許状不携帯とかなくなるし。w
> 軽めの仕事に絞って使う分にはIntel NUCやRaspberry Piでも良くなったので楽に・・・
特定用途、組込み用途なら十分すぎる能力でしょう。昔の平均的なPC以上の能力がありますから分散処理の末端部には十分すぎるくらいですね。
> 最近はiPhone/iPad用のがほとんどになりましたね。
一般の商品は大勢に従うのでしょう。日本の場合はiPhone系が主流ですからね。
> Windows XPは脆弱性の山なのでおすすめしません。
流石にXPマシンはネットに繋ぐことはなくなりました。アップデートもできないので放置しているだけです。いずれ安全な形で処分になるでしょう。
> HDDはあまりにシークタイムが遅いので、バックアップ用にだけ・・・
HDDは容量が大きいと言うメリットがあるのでバックアップには向いていると思います。Macの場合、Time Machineにバックアップしていますが助かることがあります。 もちろんSSDにしても良いのですが、今のところHDDがコスパが良いです。バックアップの方が壊れると言う危険もあるんですけれど。
> ストレージ暗号化支援のハードウェアがあるので楽です。
そんなハードまであるんですね。 セキュリティの重要度は増していますから。
> 最近はNanoVNAで遊んでます。
お買い求めでしたか。hi 雑誌に特集されたりしていますからね。流行りなので中には意味もわからず買ってしまう人もおられるそうです。(笑) 触れることでRF回路の理解を深められる良い教材だと思います。 そこそこ実用性もあるようですし。
> JA9TTT局の40mでのWSPRの信号を・・・
Rigがあいているときはバンドを変えながらオンエアしています。最近はハイバンドがダメなので7MHzや3.5MHzのような低い方に出ています。 逆V-ANTと正味5Wですがコンディションによっては世界中に飛びますよ。
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